日々是迷々之記
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酒屋で日本酒の棚を見ていたら「米だけの酒 ○○○」という酒があった。じーっと見ると、小さな字で「純米酒ではありません」と書かれている。
日本語はむずかしいなぁ、と思って調べてみたら、ある程度の精米度でないと純米酒と書くことはできないようだ。邪悪なメーカーだと精米したときに出た「米の粉」で酒を作って、「米だけの酒」を騙ったりするようだ。
精米度というのも初めて知ったが、70%の方が80%より、より米を磨いているのだった。なぜなら、「どれだけ米が残っているか。」を示すのが精米度だからだ。玄米の状態が100%で、白米の状態がだいたい97%、純米酒は精米度が最低でも70%ないといけないらしい。
そんなふうに丁寧に磨き上げられて作られてきたのが純米酒なのだった。かたや米の粉で作った米だけの酒。味はともかくとして、作り手側の手塩の込め方は全然違うだろう。
確かに安いのはうれしいことだが、ちゃんと思い入れをもって作られたものは、それだけで魅力的に感じる。ネットショップの直販系の店とか、通販生活のカタログにちょっと萌えてしまうのはそのせいか。
ということで、今日は辛口の純米酒を買ってみた。冷やですこし飲んでみたら、秋の味覚がたのしみになる味だった。(しかしこれじゃ太るよな。)
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