日々是迷々之記
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2005年10月15日(土) おとこの服選び

世の中の男性はどうやって毎日着る物を選んでいるのだろう。我が家では私は一切関知せず、である。ただ洗濯してたたんだり、吊したりしておくと、そこから自分の気分で好きな物を着ているようだ。まぁそんなもんやろ、と思っていたら、知り合いの男性は毎日奥さんが選んで並べてくれるらしい。しかも休みの日に一緒に外出するときなどは靴下まで選んでくれるのだそうな。

「なんか適当に履くやんか。そしたら、何で白いソックスやねん!センスないなぁ、とか言われるねん。」と言っていた。うちの相方も気が付くとスゥエットのパンツの中にTシャツを押し込んだりするので、あなどれないが。

が、しかし、毎日だんなの服を選ばないといけなかったらめんどくさいなぁと思ってしまう。大体私にあんまりセンスがないので、ネクタイとYシャツの関係とかよく分からないし。

そもそも、私は相方の服を一切買わない。買ったとしても下着のランニング程度。以前、安いYシャツを見つけたので、後日一緒に見に行ったら、「ポケットのフタの部分が作業着みたいでなんか嫌。」と言われてびっくりした。そんなとこ見てるねんなぁってことで。この1件があって、洋服類は本人が自分で買ってくるのが我が家式なのだ。

が、こないだフェリシモのカタログを見ていたら、なにげにかっこいいパンツとカッターシャツがあった。のでこれの相方用を購入しようと思った。しかし、サイズがわからないのである。LLとかLTとかあるのだが、身長178センチだったらどうなんだろう。本人にサイズを聞いてみて、なおかつフェリシモに電話で実寸を問い合わせた。

すると、合わないんである。裄丈(首の付け根から測った袖の長さ)が88センチ、パンツのレングスが88センチらしいのだが、フェリシモのそれはLTでもそれより小さかった。

そんなこんなで一応ちょうどよさそうなカッターシャツだけ買ったのだが、それでも今風なタイトフィット感がいまいちらしく(おっさん化しているからか?)たまにしか袖を通さない。

「じゃあ、チェ・ホンマン(韓国のK1ファイター。めっちゃ背が高い)とかスーツ買うのん大変やろなぁ。」と言うと、「そうやで、大きい青山とか行かないと、袖の長いYシャツがないんや。B体って言うて全体に太く作ってるんはあるけど、そういうのは首まわりが合わんのや。結構めんどうやねんで。」とのことだった。

これは新鮮な驚きだった。どんなバイクに乗っても足が届くからいいなぁと良い面しか見えてなかったが、実は苦労もあったのだ。しかし、解せないのはパンツのレングスが私より15センチも長いことである。身長が20センチ違って、足の長さが15センチ違う、ということは胴+頭で5センチしか差がないということではないか。

やはり私の足は短いようだ。(どんな結論やねん。)


nao-zo |MAIL

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