日々是迷々之記
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2005年10月24日(月) それでも人生を往け

日曜日の晩はちょっとしたいさかいがあった。直接の原因は私が夜中までマックで調べ事(田舎の土地を売ることに関しての法律的なこと)をしていたら、その物音が気に障って眠れないとのことだった。

私は即座にマックの電源を落とした。でもそれで終わりではなく物音は単なる引き金でしかなかったようだ。私のことが「計算違い」だったと言う。簡単に言うと収入が少ないのになおかつ母親のことで仕事を中断したり、入院費用を一部だが出しているのが気に入らないようだ。ついでにカブとVTR250の2台を持つ必要があるのかとか、鬱病なんか気の持ちようだとか。などなど。

結局話をまとめてみるとストレスが溜まっているようだった。私は仕事もせず毎日のほほんとしているように見えるんだろう。実際のほほんとしていようと心がけているのでそう見えて当たり前だ。鬱病だから鬱々としていたら本当に頭が狂ってしまいそうになるので、努めてのほほん。青空やおいしいもの、楽しいテレビなんかには素直に笑ったりしている。

それも程度の問題で、朝の5時半に起きて6時38分に家を出て、帰るのは22時から23時という人間からみたら苛々するのだろう。ついでに最近共通の友人がごっついいバイクを買うことになった。それが羨ましいみたいで、しょっちゅうそのことばかり言う。ので私もハイハイと適当に流していた。(そんなに大金持ちでもないので100万円のバイクをほいさと買えるほどの余裕も置き場所もないのだ。衝動買い&路上保管ができるのは50万円以下の不人気車だけやと思うし。)それも不満のネタになっていたようだった。

私はやっぱりちょっと悲しかった。マンガとかだとこういうとき年上のだんなというのは限りない慈愛を注いでくれ、見守ってくれるもんだが、実際はそうはいかないんである。が、自分を振り返れば母親のことや、鬱病と気分転換(ラーメンツーリングのことなど)ばかりしか頭になくて、だんなさんが何を求めているのかとか、家のことなんか少しも頭になかったのも事実である。やはり私にも改めるべき点はあると感じた。

というわけで昨晩は一睡もできなかった。@考えすぎ。今も頭の芯がしびれるような変な感じがする。だんなさんを送り出してから中断していた調べ事を終わらせ、洗濯をして、親の事務手続きで区役所に行ったあと、大阪市の無料の法律相談会でどうやって土地を処分したらいいか、具体的な方法、法律上の問題点などを相談してきた。結果、大きく10歩くらい前にどかっと進んだ気がするが、それは私がのほほん人間だからだろう。ぐっと歯をくいしばる。とりあえずクリアしたのは住民票と保険証の件だけ。土地のことは弁護士さんに頼めばスムースだが、あんまりお金を使いたくないので勉強して自分で片づけるつもりだ。

ついでに仕事の案件も舞い込んできた。外国人上司の外資企業での貿易関連業務。定時が10時〜19時なのでがんばれば役所仕事も朝にできそうだ。私は超やる気まんまんで「是非、やらせてください。」と言った。場所がへんぴなところ(うちの近所だが)なので、向こうも助かりますと言ってくれた。

「やればできる。やればできる。やればできる。」エヴァのシンジが「逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。」とつぶやくように言ってみた。壊してしまうことは一瞬でできるからこそ、大切にしないといけないものが世の中にはある。(ってかっこつけてみたが、レベッカの歌詞です。(^^;)

きっとわたしの人生はがんばるようにできてるんだなぁ。


nao-zo |MAIL

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