日々是迷々之記
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2005年11月02日(水) ジャンボなにがし

昨日の挽肉カレーの話を読んだ妹から、「あれはうちが貧乏だったからやねんなぁ。」というコメントを頂戴した。貧乏。貧乏とは何なのだろう。確かに裕福ではなかったが、本当に貧乏だったのだろうか。

貧乏というのは西原理恵子の「ぼくんち」に出てくるような、河原に吹けば飛ぶような掘っ立て小屋を立てて、「両手に持てるものだけ」を持って生きているような人たちのことを言うような気がする。10年前、我が家は3人のうち2人が収入を得ていた。そのうちの一人である私は家にお金を入れていたので、そんなに食えないほど貧しかったとは思えない。なんせ、10万円も入れていたわけで。

それで夕食代として500円しか渡さないのは単なる出し惜しみ、というか金の遣い方を知らないだけのような気がする。

私は結婚してから世間というモノを知った。カニ、伊勢エビ、てっちり(フグ)、ブルーチーズなどは結婚して初めて食べたのだ。実家にいたころは私が食事係だったので、自分で作ったモノしか食べない。芋の煮っころがし、わかめのみそ汁、挽肉の入ったオムレツ、れんこんのきんぴら。そんなものをずっと食べてきた。カニや伊勢エビをスーパーなどで見たことがなかった訳ではないが、「ふーん、甲殻類やな。」とか思うだけで買って食べようとは思わなかった。

というわけで、妹よ。うちは貧乏だったのではない。単に私のレパートリーが少なかっただけなのだ。どんどん外食をして色んなモノを食べておくれ。今からでも遅くはない。

で、今日の日記のタイトルの「ジャンボなにがし」だが、プロゴルファーのあの人のことである。ジャンボ青木か、ジャンボ尾崎かどっちか。私は運動音痴なので、このレベルのことが分からない。イーグルとかバーディとかロイヤルアルバトロスとか誰かに意味を訊いた気がするがもう忘れてしまった。

今日の日記、前置き長すぎである。


nao-zo |MAIL

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