2002年02月15日(金) |
はじめちゃんが一番! |
臨月の友人がいる。 二人目のお子さんで、上の子は娘と仲のいいお友達だ。 もういつ産まれてもおかしくない状態。 少々妊娠中毒症気味で、食事管理・要安静状態。なのだが、遊びに行った。 勝って知ったるお宅なので、何でも自分でやっちゃうしね。 子供同士で遊べる年になっているので、親は呑気にオリンピック観戦だ。 だって、男子フィギュアスケートのフリーが見たかったんだもん。 本田くんは残念でしたが、4位は立派な成績です。 日本の男子は、パッとした選手がいなかったですからね。 で、TVを見ながらも、話題はやっぱり出産のこと。 二人目なので分娩に至るまでの様子も分かっているし、話も結構具体的になる。 ああだこうだといった最後には、「もう早く産みたい」。 だよね〜。重いもの、お腹。
公園で一緒になる男の子が、亡くなった話を聞く。 インフルエンザだったそうだ。 様子を見ていて、おかしいと思ったときにはもう脳にまわっていたのだとか。 他人事ではない。 子供が大きくなって、一人前になるというのは、当たり前のことではないのだ。 その子の姿が思い出せただけに、ショックだった。 娘と一緒に遊んだのは、そんなに前のことではなかったので。 今妊娠中のその子のお母さんには、元気な赤ちゃんを産んで欲しい。
ちょっと暗くなっちゃいましたが。 気を取り直して本の話。 買い物はコミック。 渡辺多恵子「はじめちゃんが一番! 9」「はじめちゃんが一番! 番外編」、 川原正敏「修羅の刻 12」。
「はじめちゃん〜」はこれで完結。 はじめちゃんが、瑞樹ではなく亮にガンガン惹かれていくのが9巻。 いいです。泣けます。これ、私は文庫で買っているので、ホントは随分前の話。 色褪せなくて素敵ですが、ネタバレっぽくても許して欲しい。 瑞樹が乃亜先輩を好きになって、はじめちゃんが泣くのはせつない。 はじめちゃんが泣いているのに、言動がもどかしい亮には(悪いけど)笑える。 乃亜先輩が事件に巻き込まれて死んでしまって、壊れていく瑞樹はしんどい。 そんな瑞樹にすがられて、すがらせてしまうはじめちゃんには声も出ない。 大好きなはじめちゃんを、大好きな瑞樹にあげよう思ってしまう亮は大ばか者。 最後の方は、A.A.O以外は、み〜んな壊れちゃってた。 まあ、結果的には大団円で、最後のシーンは物足りない感じもしたけど純粋に ページ数の関係だと思うし。 番外編に収録の、はじめちゃんと亮の初デートは大笑いでしたが、ほのぼので 好きです。 ところでやはり番外編収録の「恋文」という作品、記憶にあったものなんですが、 ここで改めて読むまでこれが番外編なんて思わなかった。 「なんでこれが?」と読んでいたら、そっか、相手役の男の子がWithの一志くん だったのかあ。 さりげに瑞樹や亮も出てるし、主役の子のお母さんは洗濯干しながら 「僕らの GENKI世代」とか歌ってたし。 そして同じく番外編収録の「雨に似ている」。 もちろん以前に読んでいますが、多分1回読んだきり。 タイトルしか覚えていない状態だったので、新鮮でした。 そんで、泣けた。 う…う……悠サマ、素敵。
ガラリと変わって、「修羅の刻」。信長編ですね。 今まで見た陸奥のみなさんに比べ、今出てる双子の虎彦と狛彦はちょっと美形ですよね。 お子さま時代は可愛かったですが、お兄さん時代はいいです!! 信長も好きなので、楽しんで読んでます。
|