今日はこんな感じ?
今日、考えたこと。そして読書の記録など。

2003年05月01日(木) 私見「バトル・ロワイアル」(映画版)

今日から幼稚園のサークルは、一斉に新会員の募集期間に入りました。
朝はちょっと出遅れましたが、年少さんのお帰り時間に合わせた午後の集まりには
無事に間に合い、降園時にも何とかセーフ。
今日は家と幼稚園を3回も往復しました。
自前の足で、それも結構しっかりと歩いてます。
1回は片道の半分くらい走っちゃったりして。(遅れそうになった自分が悪いのね)
何だか、健康になりそうな予感……(笑)

幼稚園の話題をもう一つ。
鯉のぼりが上がりました。年長の子供たちが作った、カラーポリ袋を土台にしたもの。
なかなかに可愛くてキレイで素敵でした。
きっと年少の子供たちも、喜んだことでしょうね。
そういえば、ちょうどあげているところに通りかかったのですが、外に出ない時間だったの
にもかかわらず、つい寄ってきた子がいたくらいでしたから。

バトル・ロワイアルのビデオを借りてきて、見ました。
これを先に見たらまた違った感想があったのかも知れませんが……、この映画は確かに
子供に見せたくないです。小説版を読んで欲しいと思うのとは、もう全然違う。
映画の中にも、人を信じることとか、生きて行くこととか、そういうものを訴えるテーマは
あったけれど、やはり時間が短いために、薄いのです。
小説の中では、一人一人の死の裏に一人一人のドラマがありました。
主人公がいないところでも、それぞれにあった。
もちろん映画の中でもあったけれど、一番残虐にクラスメートを殺しまくった桐山が
いきなり入ってきた部外者だったこともドラマのない理由になっているのじゃなかったかな。
主人公の敵に回った桐山も、主人公を助けた川田も、原作ではクラスの中に元々いて、
特に桐山にはいつもつるんでいる「仲間」もいたのに、その仲間からまず殺すのです。
彼には彼の特殊な「事情」があります。
そんなことは、映画では描かれない。
川田はまだいいですが、映画の中の桐山は……あれはなんなんですか。
いきなり湧いて出て、みんなを何の感情もなく殺し回るだけの彼は。
映画の彼の周りには、何のテーマもないのではないですか、ただの狂言回しで。
原作の桐山が好きだったことなんて、ないです。だけど、あれでは、誰も彼のことを
考えないじゃないですか。
彼の存在も、テーマにとっては大切なピースのハズなのに。
そんなわけで、子供たちのドラマとしてはとても不満の残る映画だったけれど、教師・キタノ
の物語としてみれば、どこかもの悲しさが残る、それなりの作品だったと思えましたね。
原作に出てくる教師・坂持はサイテーなだけだったけど、映画B・Rで描かれたキタノは
陰のあるいいキャラクターだったと思います。
冒頭に担任だったことのある過去が示され、それはけして心温まるシーンではけして
ないけれど、大事な設定です。
最後に決着がつくその時も……その時まで、複雑なキャラでしたね、キタノ教師は。
この作品の主役は、七原秋也ではなく教師・キタノだったんじゃない?
だから子供の映画ではなく、大人の映画だなあと思うのかも知れません。

で、これは私の思うこと。
映画「B・R」のファンの方には「ゴメンね」と謝っておこうかな。
つまり、あんまり好きになれなかったみたいです。


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