馬に蹴られて骨折してしまい仕事にもでられず、あげく部屋にいてもご飯も食べれないので実家に帰ってきました。 正月も休みがなく少しは休みたいと思っていましたが・・・ 暇! いや〜 今まで骨折などしたことがなかったのでこんなにも不便だとは気がつきませんでした。 やはり、仕事を休むときは健康のときがいいですね。 今回のテーマは「ヤブ医者診療日記」 今回馬に蹴られて、職場の人に牧場近くの病院に連れて行かれました。 今回の日記はこの病院での恐るべき診療を紹介。 病院に到着し、受付で予約をいれしばらく待合室で待っていました。 看護婦 「カロさ〜ん 中へどうぞ〜」 呼ばれた私は、中の診察室へ向かいました。 医者A 「今日はどうされました?」 私 「馬に膝を蹴られまして・・・」 「ふぅ〜ん とりあえずレントゲン撮ってみますか」 医者に言われるまま、レントゲンを撮り現像を待って診察をうけました。 「ん〜 骨折ですね」 「エッ ということは、明日から仕事とかできないのですか?」 「まぁ、骨折ですからね できないでしょうね ギブスをしますからね」 「どのくらいで治るのでしょうか?」 「そうですね〜 三週間くらいですね」 「そうですか・・・」 疑問その1 骨はそんなに簡単にくっつくのか? 「とりあえず、明日また来てください ギブスの具合とか見たいので」 そうして、ギブスをあてられて帰されることになりました。 ギブスをしたということは、当然松葉杖を使用しないといけません。 そうして松葉杖を渡されました。 疑問その2 松葉杖の長さが違う 松葉杖の長さはある程度まで自分で調節ができるものでした。 しかし、調節をしてみても長さが違うものでした。 ていうかあきらかに・・・ 違うタイプのものだし とりあえず、それしかないということを言われたので、段違いの松葉杖をついて帰りました。 翌日も会社の人に送られて、その病院に行きました。 「で、どうですかカロさん 痛みとかはありますか?」 「いや、特に痛みはありません(まぁ、松葉杖がつきづらいだけだよ)」 「そうですか、じゃあベットに寝てみてください」 いわれるままベットに向かおうとしたときに体のバランスが崩れて、骨折した方の足を床についてしまいました。 「あ〜 大丈夫ですか? 足ついても痛みはないですか?」 「はい 痛みはそんなにないですけど」 「そうですか じゃあ日ごろも歩いていいですよ」 「エッ?」 疑問その3 骨折しても歩いていいのか? 「歩いていいのですか?」 「そうね、いたくないんでしょ?」 「はぁ」 「じゃあ、これから一週間に一度くらい来てくださいね」 「はぁ」 それから、私は牧場にいても食事や通院に不便ということもあり、実家に強制送還されました。 もちろん病院は地元の病院に転院することにしました。 転院先の病院で最初の病院の疑問ははれました。 実家に帰るとすぐに、近くの病院に診察を受けに行きました。 そこで、CTなどの細かい診療をうけました。 看護婦 「カロさ〜ん 中におはいりくださ〜い」 医者B 「カロさんですね レントゲンやCTの結果から間違いなく骨折ですね」 「はい まえの病院では三週間といわれました」 「バカいっちゃいけない こんなの一ヵ月半から二ヶ月はかかるよ」 えっ? 「お仕事は牧場とのことですが、どのような仕事内容ですか?」 「競走馬に乗っているのですが、復帰までにはどのくらいかかりますか?」 「馬に乗るとなると、三ヶ月はかかりますね」 三ヶ月〜 当初の予定では三週間が・・・ 「で、そのギブスだけど、あんまり意味ないから巻きなおすね」 「えっ?」 そういえば、さっきのレントゲンやCTの検査のときに看護婦や技師の人がやたらと自分のギブスを持って笑っていたが・・・ ギブスを巻きなおすために、違う部屋に案内されていく私は松葉杖が面倒なので歩いていきました。 「なにしてるんですかカロさん」 「いや、部屋を移動しろといわれたので移動してるんですが」 「なんで歩いているんですか」 「いや、移動しようと思って・・・」 「なんで、松葉杖を使わないんですか?」 「いや、前の病院では歩いていいといわれたんですけど・・・」 「いいわけあるか(怒)」 どうやら、折れた骨というのが靭帯のすぐそばにあるらしく、不用意に体重をかけると人体を傷つけることがあるらしのです。 ものすごく怒られるなかでおもったことがありました。 前の医者しばいたろか(怒) 牧場の人に聞くと、牧場近くの医者はかなり評判が悪いとのことでした。 しかし、医者によってこうも診断の結果が違うこともあるのですね。 ヤブ医者って本当にいるんだな〜としみじみ思いました。
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