**裏ねこ雑記**
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| 2004年03月24日(水) |
「ボク、カノ、カノ」12話 春色のせーター |
文句の付けようの無い最終話だったと思います。
終わったすぐ後に下の息子に 「クサナギ評論家としてはこの最終回はどうよ?」 と、質問されてしまったんですけどね、 「うーん」と唸ったまま即答は出来ず。。。
最終話でどんでん返しをして、最後の最後に纏めるなんて そんな作り話は真っ平だし、 いかにもというところに収まるのも、今までの11話は何だったのよ! になってしまう。
重すぎず、軽すぎず、終わった後で清々しい気持ちにさせられる、 出演者の皆がそれぞれの選んだ道を胸を張って生きていく、 そんな部分にも感動があって 後からじんわりと満足感が込み上げてくるそんな終わり方でした。
親権を取ったら終わりだと思っていた可奈子さんが「もっと大事な事」に 気づいて、凛ちゃんのことを徹朗さんと話し合うシーンは このストーリーのもっとも伝えたい事なのでしょう。
子と暮らす親、子と離れて暮らす親、夫婦ではなくなってしまった親が 子供の気持ちを一番に考え、自分達が子供ためにどうあるべきかを考え 努力し、また自分達の道もしっかりと歩いていくこと必要なんだよと 押し付けがましくなく静かに教えてくれました。
出演者達のそれぞれの生きる道のエピソードもほほえましく 自分の意思で決めた道を堂々と歩いていく姿に満足させられました。
マミちゃん、岸本君と繋いだ手を離さないようにね。
勝亦君とアキちゃんはどうなのでしょう? でも、ゆらさんがケチャップのオムライスが好きって事を 徹朗さんに教えてくれてありがとう。良い人ですね。 ちなみに私もオムライスはケチャップが好きですが・・・
井上部長は宮林君を見守っていてくれているんですよね。
凛ちゃんのおじいちゃんも、凛ちゃんのおばちゃんも 祖父であり祖母であり、父であり、母であり、 その絆からくる底知れぬ頼もしさを最終話の映像から改めて感じ取りました。
そして、可奈子さん。 春の風の中を胸を張って歩いていくあなたの姿を拝見出来て 本当に嬉しい。 凛ちゃんをあんなにも可愛く素直で素敵な子に育ててくださって どうもありがとう。 あなたが凛ちゃんのお母さんで本当に良かったと思います。
えっと、えっと、徹朗さんとゆらさん。 あのカレーの会話は期待と不安でドキドキしてしまいましたよ。 もう、橋部さんたらぁ!!
「大切なものは」意外と近くにありましたね。 その「大切なもの」がこれからどのように育っていくのか 私には想像するしかないのですけど、 でも、想像はしないことにします。
「娘が笑って、彼女が笑って、俺はそれだけでいい」
私はそんなあなたをの今を見ているだけでいいのですから。。。
凛ちゃんのユウキ君の話に穏やかに笑う徹朗さん。 またひとつ、凛ちゃんの成長を見ることが出来ましたね。
それにしてもクサナギツヨシ、 キミはいったい何者なんだろうね。 「ぷっすま」のキミと「スマアニメ」のキミを見ながら つくづく考えてしまった。 あれらのキミらをどう振ったら 徹朗さんが出てくるのだろう??
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