兄貴の家で目覚め、 身支度をして息子に朝食を食べさせ、 母に息子を頼み、 出かけようとした。
それをみて姪っ子が聞いてきた。 「どこいくの?」
「美容院いってくると」
姪っ子は驚愕した。 「病院!?」
よしよし、そーこなくっちゃ。 基本よ、基本!!
で、予約していた美容院へ行った。
クセ毛の矯正と、 ついでにカットも頼んだ。
ばっさりやっておくんなさい。
いわゆる肩胛骨のあたりまであった髪を、 肩で切りそろえてみた。 なんか若いぞ、おかん!?
クセ毛の矯正(ハビットってヤツ)は時間がかかる。 えんえん、椅子に座って洗い流してを繰り返し、 午前十一時から始まった施術がようやく終了したのは、 午後四時に限りなく近かった。
しかし出来映えには満足だわよv いつもありがとーね♪マネージャー!
で、帰りのタクシーを拾った。 行き先を告げるとおじさんはどの道をとおるか聞いてきた。 しばらく行ってからタクシーのメーターを倒してないことに気がついたようだった。
「いやー、お客さんがあまりキレイだから、うっかり忘れちゃって!」
・・・いいおじさんだ。釣りはいらないよ。
ん?それが「テ」なのか??
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