| 2002年07月20日(土) |
と〜な〜り〜の〜お〜く〜しゃ〜ん・・・再び |
やってきました隣の金ピカオシャレばーちゃん。 今夜は素敵なグリーンのネグリジェ姿です。色っぽいぜ。
さーて、今日のレスキューは?
「あのね・・・せんぷうきが・・・どうもこうもならんと・・・」 んー?コンセントでも抜けたかいなね? つーことで、いざ出動〜。
で、扇風機をみてみるとコードはちゃんと差し込んである。 と、タイマーがゼロを指してるではありませんか。 「おばーちゃーん、これタイマーがゼロやけん動かんとよー」
で、タイマーを連続にしてスイッチオン。 無事、扇風機は回り始めました。
「・・・ヘルパーが・・なんもかんもいらんことして・・・わたしはわからんのに・・・」
そっかそっか。ヘルパーさんが気を利かせてタイマーつけて帰ったつもりっちゃろーけど、 それを復帰させるすべをしらんばーちゃんには、えらい迷惑なことって話たいねー。わかるわかる。
それにしてもばーちゃん、化粧落とした肌がえっらいキレイで、 とても74歳の肌とは思えんくらいの抜けるような白さ。なんか今日はマジマジと見てしまった。
「・・・いつもめいわくかけて・・・こどもさんに・・・もってって・・」 そーいってテーブルの上のギンビス・アスパラガスと、昔懐かしチャイナ・マーブルを差し出す。 「よかよー、きーつかわんでもー」 「・・・いや・・いかん・・・こどもさんにね・・・」
いちおう一度は軽く遠慮するが、あたしはたいてい貰ってくる。 相手の気持ちやもんね。大切なこと。
ばーちゃんって、いつも出かけるときは金ピカで身奇麗でピシッと化粧して、 ハデハデゴージャスな格好で出かけるけど、 不自由な目と体でほんとによくひとりで身の回りのことしよーよねーと感心するよ。 自分でできることは絶対自分でやろうとする根性がスゴイ。 それが「どーもこーもならんくなった」ときに、あたしんとこピンポンしにくるっちゃろ?
なんか、頼られてちょっと嬉しい気がしたかもしれない午後。
|