今日はやたらとショッピングセンターにお子さま連れの人が多いと思ったら、 そうでしたか、夏休みの幕開けなんでございますね。
となるとこれから1ヶ月とちょっとの間どこも人が多くなって、 平日でもチビ連れでは暢気にそうつくのもままならず、 下手すれば公園や行楽地の駐車場は、土日なみの混雑ぶりを示します。
夏休みねぇ・・・
あたしが子供の頃の夏休みってどんなだったかなあ? 夕方まで遊びすぎて門限過ぎて、 飼ってた犬が迎えに来てくれて帰ったら怒られて、 外に立ってなさい!とか言われて閉め出されたんで、 蚊に刺されるのがヤだなーとおもって父親の車に入り込んで、 中からカギかけて車の説明書とか引っ張り出して読んでた記憶がある。
その話を母にしたら、 「そうよ、蚊に刺されたら可愛そうだから蚊取り線香を置いてあげようと思って外に出たらいなくって、一体どこにいったのかってパパと探しまわったら車の中でルームライトつけて暢気に何か読んでたわよ」だって。
門限破って父に叱られても、なんで叱られなきゃいけないんだって顔してムッとしてたとか。 「お兄ちゃんはすぐにごめんなさい〜って泣いて謝ってたのにね。あなたは絶対に謝らなかったのよ。お兄ちゃんは蚊取り線香を持って許してもらえるまでちゃんと外に立ってたけど、あなたはきまって車や犬小屋や、下手すれば隣町の親戚の家に避難してたし」
・・・・・・・・・ヤなガキだな。
私が生まれたとき我が家は商売をやっていて、 朝から晩まで両親は家に隣接した店で働いており、 親の目が届かないのをいいことに、 夏休みはたいていいつも誰かとどこかで遊んでたっけ。
しょっちゅう親戚の家とか友達の家泊まってたし・・・ 朝起きんのかったるくて、町内のラジオ体操は6年間一度も出なかったよな・・・・ 出校日もよくサボッたし・・・・
・・・・あたしって、 なんか親にとってロクでもない小学生だったんだ???
母はよく、今でも自分が働いていなかったらもっと目が行き届いて、 ピアノもしっかり家で練習させてピアニストか最低でもピアノの先生にさせてあげられたんだけどと言って後悔してるけど(笑
あたしは親の価値観植え付けられずに済む人生を天から与えていただいたと、 今でも感謝いたしております。
親御様。 お子さんが門限破っても少しは見逃してくださいね。 叱っても子供が謝らないからって頭抱えないでください。
門限破ったのは、門限忘れるほど楽しい1日だったから。 謝らないのは謝る理由が腑に落ちないからです。 今日一日、どんなとんでもない発見と冒険があったのか、 開いた小さな口から飛び出してくるその言葉をうるさがらずに聞いてやってくださいね。
できそこない娘だった過去の小学生からの願いです。
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