| 2002年07月18日(木) |
三十路とハウステンボス |
嬉野の朝は早い。
夫は仕事の都合で他府県に緊急出張となり、 6時には起床、8時前には先に宿を後にいたしました。 (がんばってねアナタ、しっかり働いてねアナタ♪)
そして私は昨夜愚図りまくって何度も起きた息子の面倒をみて睡眠時間は2〜3時間。朝食をとろうと部屋を出たとき、床が多少揺れるのを感じました。歳です。
さて、せっかくだからどっか寄っていこう♪ということで、 チェックアウト後、私の運転する車で一路ハウステンボスへゴーゴー! んー、しかしあたしは嬉野の地理には詳しくないぞ。 こっからどーいきゃ目的地へ??
すると友人のHusbandがいきなりNavigatorに。 えーー?なんでそげんよーしっとーと?????
実は彼、この休暇中自転車で大村湾一周にチャレンジしていたので、 そーとー地理に詳しくなってたんでございます。Oh!なんてこったい!
そして一行はこの正確なオランダ製Navigation Systemの元、見事に目的地に到着したのでありました。
ハウステンボス・・・・
思い起こせば私が前回ここへ来たのは、結婚した年の春でした。 当時の写真で思い出すのは、カナルクルーザーの後ろに飾られたチューリップをバックに黒いレザーのショートパンツ、黒のタンクトップにGジャンをはおり、 ショートブーツに黒い帽子、レイバンのサングラスといった、 西部警察署部長刑事・大門圭介(団長)もビックリのスタイルで得意げに写った一枚です。
新婚ってこともあって、夫と2人この広々としたテーマパークを手ぇつないで嬉々として歩き回り、あちこちで互いの写真を撮りあい、通行人をとっつかまえてはシャッターを押してくれと頼み、花火にはしゃぎ倒し、レーザーショーに浮かれまくったものでした。
三十路に突入して3ヶ月が過ぎようとしていた頃だったっつーのによくもまあ・・・
そんなことを思い出しつつ、ゲートをくぐっていざ入園。 初めて来た息子はマイペースでとっとこ歩き回る回る。 建物は時間がたつほどに馴染んだ雰囲気をかもしだしており、 心地よい懐かしささえ感じました。 以前とちょっと違うところと言えば、ショップの数が増えたことと、 巨大なバルーンがあるってことでしょうか。
またオランダに居住していた2人から見た感想も興味深く、 名指しで書きつらねられないエピソードもありでピーーーーッてなことでして(笑 私的にはこれまでと違った楽しみ方のできたハウステンボスでした。
さて時間が経つにつれ、以前と全く違うことがあるぞってことに気が付きました。 「私はすっかり三十路後半に突入している」という厳然たる事実。 このだだっ広い敷地をベビーカーにおとなしく乗らないデカチビを連れて歩き回るのには、体力と気力とベビーシッターが必要だっちゅーことです。 ソフトクリームの看板みるたび「アイスクリーム!」といって動かんくなるのはハズいからヤメれっ! そして4時頃になると決まってグズッて一寝入りするのも重たいぞ! 頼むから寝るならベビーカーで寝てくれぇ〜!
まーなんつっても子供なんだからしゃーないわなと自分に言い聞かせつつ、 寝入った息子を抱えて、楽しい夢でも見てるといいけどと考えたりしましたが。
やがて日も暮れかけ、友人夫婦を実家にお返しする頃となりました。 名残惜しさを抱えつつ子供の機嫌も考えつつ、 お家におじゃまするのは断念して私は帰路へ。
すると暫く車を走らせたところで息子、 「今日は○○ちゃん、○○ちゃんと楽しかったねー♪」と、 2人の名をあげて楽しそうに言うではありませんか。 それを聞いておもわず私はホロッときそーになりました。 2人と手をつないで仲良く歩いてた後ろ姿は、 写真にこそ納めそびれたけど、 私の心にはしっかり焼き付いてます。
彼にもまた大好きな人が増えたようでかーちゃん嬉しいです。 今度は東京に会いにいこーね♪
・・・でもそれまでにはも少しグズり癖は減らしとけよ。あたしゃもー体力ねーんだから・・・(ー_ー#)
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