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自分がどんなに弱いかも どんな場面で強いかも わかっていたはずだった。
でも、弱ってるときに素直に誰かに甘えられない自分、 甘えたくても誰かを素直に求められない自分は、 ヘンテコな生き物なのだろうか。
思わぬ時に手を引かれて、 思わぬ時に頭を撫でられて。 思わぬ時に肩に頭を乗せられたときに、 無性に変な気分になる。
その意味を、今はまだ聞いちゃダメな気がして、 少し照れたり癒えたりしながらも、 文句を言ってみたりやり返したり。
素直に気持ちを言えない自分は、 いっそ形容なんかではなく 本当に猫や犬に生まれていれば・・・なんて思う。
変な裏を考えることもなく、 ただ素直に与えられた手に愛情を感じて、 その心地よさに目を細めるんだ。
あの人から「愛してる」なんて言葉を貰える相手ではなくても。
ただ優しい日溜まりで、 ゴロゴロと寝転がりながら 気が向いたときに触れてもらえて、 構ってもらえて 甘えたり 慰めてみたりして
そこには 期待しても裏切られない 温もりがあるんだ、と
勝手に想像してみたりして。
期待なんかするから傷つくんだ だったら、はじめから期待なんかしなきゃいい 誰かに対して 期待なんかしなきゃいいだけだ
恋人のいる人たちは、幸せ者なんじゃない?
あたしは しばらく 誰かに心を預けるなんて 出来ないんじゃないかって思う。
夕日を眺めて 寝転がって その日一日の記憶を廻る。
眠ってしまおう。
いついつまでも
正面きって 目を見れるのは いつの日になることやら
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あー腹減った!!!笑
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