時々日記な雑記帳

2006年10月08日(日) ss...10

***

誰のものにもならないで


と、あなたが言った言葉が忘れられない。

あたしは、誰のものでもない。
あたし自身だけのものだよ。

けど、でも


キミが僕のものにならないのは
もう、わかった
だったら、誰のものにもならないで

寂しいから


そう、言い続けるあなたの言葉が、
頭を離れない。

判っているんだ、あなたは。

そう言う事が、あたしにとってどんな意味なのか
そう言う事で、あたしがどんな気持ちになるのか

嘘、を吐く日が、
きっと、いつか、来るね。

だって、あたし
ズルイって判ってても
あなたを傷つけたくないんだもの。

だから。

ごめんね。
ごめんね。


誰のものにも、ならないで。
ずっと、ずっと。。。

***


キミの過去に振り回されるのなんか、まっぴらだ。

だけど、どうしてだろう。

影になったはずの過去は、もちろん今も生き続けている人たちで。
その人たちをきっと、真剣にキミが愛したのは知っていて。

だからこそ、なのかな。

その人たちが、素敵な人たちだと思い知る度に、
自分はキミの人生に関わったことを、少しだけ、悩むんだ。


キミは、何で僕なんかを選んだんだって。

もっともっと、素敵な人たちはたくさんいる。


僕なんかを選ぶよりも、ずっとずっとー
キミだったらもっと素敵な人たちが待ってるはずなのに。


見た目なんかにだまされないで。
本当に、キミは僕のどこに魅かれたって言うの?


誰かを、幸せにすることは、とても難しいんだと思う。
そして、僕にとっては、怖いことなのかもしれない。

キミを、幸せにすること。

そんなの、僕には大役過ぎる気がするんだ。

そこにある、責任みたいなものが、
僕にとっては少し重いような、息苦しいような気がするんだ。

僕らの間にある関係、という中に感じる、何か、が。


大役、なんかじゃない。


僕が一言、例えばキミに「愛してる」と言いさえすれば
きっと、どんなことが起きても揺るがないような「幸せ」を
キミは感じるのかもしれない、けど。


保障の出来ない優しい約束なんて、

僕には出来ない。


それは、僕から見たらー
想い出が過去になった時に、残酷な記憶になる事だってある、と
そう思うからだ。


約束は、交わした互いのものに、代償が掛かる。


恋を、その時の気の迷いみたいなものだと、思っているからなのかな。


僕は、その甘い空気には、安心して浸ることなんて出来ない。


いつ、それが僕に対して鋭い牙を向けるか分かったモンじゃないからだ。

安心すれば、安心しただけ、
その代償となるだけ
深く、深くー

抉り取られるんじゃないか。

心を持っていかれる。


その喪失感は、苦しくて痛くてたまらないのなんて、予想がついてる。
そして、未熟だったけれど、そんな想いはもう知ってる。


だからこそ。


もう、嫌なんだ。
もう、怖いんだ。



キミのこと、大事には思うけど。

けど、きっとその過去の人たちほど
僕はキミを強く想えないんだって分かったら

僕は、キミを開放してあげたいと思うんだ。


もっと、大事にしてくれる人のところへ。
もっと、キミを愛してくれる人のところへ。
もっと、キミを幸せにしてくれる人のところへ。


僕は、まだ大丈夫。
まだ、独りでも全然立っていられるよ。

ただ、少しだけ怖いと思い始めてるけど。
キミを失ったときの喪失感が、少しだけ予想できなくなってきてるから。


でも
でもー

平気。
僕は、平気さ。


後ろばっかり、振り返っててゴメンね。

キミにとっては、もう済んだことかもしれないけど。
キミが僕に見て欲しいのは、これから先の未来なのは知ってるけど。

でもー

キミにとって、何が良いのかって考えちゃうんだ。

キミの過去の話を聞くことも
大事なんじゃないかと、思い始めてる。


それは、キミが本気で愛せた人たちなら、尚更。


こんな中途半端にしかキミを想えない僕よりも


その真剣なキミの眼差しから逃げずに
真っ直ぐ見つめ返してくれる人と
キミは一緒になるべきなんだと、想うからー


キミは、ちゃんと話を聞いてくれるかな。

考え方も価値観も、
この点に関してだけは、
僕ら合わないからなぁ。


心の、弱い部分が、悲鳴を上げる、前にー


ずっと、一緒に居られたら、なんて
そんな考えを
本気で起こす前に


どうか、分かって

こんな考え方、歪んで見えるかもしれないけど

お願い

きっと僕じゃ
キミを幸せになんて
してあげらんないよ


キミなら、きっと
他に素敵な人と巡り合えるから

今まで、そうだった、でしょう?

それは、キミの過去が証明してくれてる。

その出会いを、
僕が阻むことなんて
しちゃあいけないことなんだ。


さあ、さあ





お願い。
目を 醒まして―・・・




馬鹿だなあ。

明日、が来るのは当然のこと

なんてこと
ないはずなのに、さ。


***


あああああああ。支離滅裂。爆
前半はともかく、後半は何て後ろ向きな恋愛思考の主人公だろう!爆
あああ、恐ろしい♪
こんなん書けるわけだから、もちろんあっしも持ってる部分の一部なんざんしょね。
ま、一部ですよ。ええ。


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