F1.4 50mm
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今日もおい!様と朝まで生ナマー。 なかなかいい魚が釣れました。かなりテンパリました。
おい!様のみつけた「畑ポイント」にて試し釣りのあと、 いつものポイントに向かう。
おい!様に上流側のポイントをやってもらい、 あたしは相性のいい下流側のポイントに入る。
おい!様がキャスト開始。 数投目から捕食音が聞こえる。 しかし、何回も出るものの乗らない。 今日のおい!様は調子が悪いようだ。
あたしもキャストを開始。 障害物ぎりぎりに着水。巻き始めからプルプルと魚信。 20cm程度か?しかし、抜き上げ直前でフックアウト。 狙ってるサイズはもっと大きい奴なので、 めげずに釣りを続ける。
次のキャストは流れの先に着水させる。 しかし出ない。
3投目。 流れの中に着水。 ルアーが流れを抜けるときに水柱が上がった。 「バシュッ」 竿に魚の重みが乗る。 反射的に竿を立て追い合わせを入れる。 追い合わせも成功。乗った。 追い合わせの時に魚がまったく動かなかった。 いいサイズだと確信する。
魚がルアーを外そうと首を振っているのが分かる。 流れの中から魚を引き剥がしに掛かる。 竿をポンピングさせ、リールを巻く。
流れから引き出した魚は、 再び流れの中に入ろうと沖に走り出す。 ダンプカーみたいなトルク。 竿がのされそうになる。 全然竿のタメが効かない。 竿と手首が魚に負けている。 ドラグを少し緩め、竿を立てる。 ゆっくりだが、リールから糸がジリジリ出て行く。 竿がバットから曲がっている。 1オンス背負える竿に、初めてパワー不足を感じた。
魚が止まったので、再びポンピングで寄せにかかる。 ゴンゴンと首を振っているのが分かる。
足場が高く障害物が多く入っているので、 早く魚を浮かせたかった。 完全にテンパっていた。
魚が寄ってきたが、全然浮いてこない。 足元まで寄ってきた魚が再び走り出す。 足元の障害物に糸がこすれる感触が伝わる。 釣り糸は太目の20ポンドを巻いているが、 傷が入ると簡単に切れてしまう。 ここで賭けに出てドラグを少し締め、 バットをつかみ強引に浮かせる。 魚は浮いたが、まだ魚体が見えない。 おい!様が近寄ってきてくれた。
足元で魚が暴れている、 また、走り出す。 少し下流にある倒木に突っ込んでいく。 巻かれた。 竿を下げ、倒木から引き剥がしに掛かる、 糸に傷がついただろう、無理は出来ない。 それでも半ば強引に引き剥がす。 一瞬魚が見える。 体高があり、ナマズには見えなかった。
「鯉ですかね?」「鯉じゃないの?」
なんて会話をしながら巻いてくる。 とてもナマズの引きとは思えなかった。
散々足元で走りまわった末、 やっと動きが止まった。
一気に水面に魚を浮かせ、 空気を吸わせる。 空気を吸わせると、 とたんに大人しくなった。
おい様!様が口とえらに手を引っ掛け、 ハンドランディングしてくれた。 グッドコンディションの丸々としたナマズだった。
15年くらいルアー釣りをしているが、 掛けた魚に「負ける」と思った魚(テンパッた魚) は今まで2匹居る。
1匹目は84cmの鱸。 自己最高の90cmより引いた。 沖で何度もテールウォークを繰り返した。 2匹目は50cmのバス。 これは一度浮かせたが、その後竿が伸され、 リールをフリーにして糸を出し、何とか上げた。
3匹目はこのナマズになった。 ナマズという魚を少しなめていたのだが、 完全に見方が変わった。
写真をとってリリースすると、 力が抜けて、しばらくボーっとしていた。
そのあと少し釣りをしたが、 おい様!には出るものの乗らず、 今日は駄目だ。と撤収。
今回の反省点は、 予想通りランディングに問題があった。 網を持ち歩くか、軍手をしてハンドランディングするか? 考えていかないとだめですな。
今回はあたしにツキが回ってきていたようです。
しかしナマズは面白い。 ルアーを食べに来ても、 針に掛かる事は5割以下じゃないだろうか? なかなかストレスがたまる釣りだが、 今日みたいな日があるから釣りは止められない。
ポイントは見つかったし、 いい魚は獲れたし、 なかなか充実してました。
おい!様。 また懲りずによろしくです。
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