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(11/19 2:30a.m.) 亜細亜的功夫世代 - 2003年11月20日(木) 日付は19日(18日の晩)夜中2時前に書いてます。 ちょっと寝ていちど起きました。さすがに昨日は寝たの3時前だから(^^; 昼、何度も職場で意識を失いかけて。いま貧血なのでやばいやばい…。 タワレコ渋谷でフィルムライヴあるんですねぇ。 でも、なんか悲しいな…以前、本人たちもライヴやった場所かな。 ↓なんか雑談になってしまいました。 今日はASIAN KUNG-FU GENERATIONの「君繋(キミツナギ)ファイブエム」を買ってきました。 (読みにくいタイトルだな:笑) 表記に悩むバンド名だこと( ̄ー ̄; 最初は店でCD見て、イラストがキレイだなって思ったのと、 「崩壊アンプリファー」というタイトルの語感の不思議さが印象に残ってた。 そのうちたまたま耳にして、わりと好きかも、と思って買ってみた。 大学の音楽サークルで結成されたバンドだそーな。 和製ウィーザー的サウンド+ナンバーガール的バンド感(HMVサイトより) 正直曲どうしの区別があまりつかないんだが(おい)、聴きやすい。 ひとりの部屋で、寝る前に聴くのにはよいです。メロディがいい。 歌詞もものすごく突出してるとは思わないものの、私の苦手な系統ではないし。 文学的。青春パンク系な変な開き直った明るさはなく、さりとて どうしようもないほど暗くもなく、わりと感覚的。 作詞作曲はボーカルのメガネくんがやっているのかな。 前にCDレビューのメルマガでウィーザーをレコメンドしてた、この人。 友人いわく、くるりの岸田くんなどのメガネくん系には一定の需要があるようで(笑)。 なんだろう、ちょっと弱気そうで真面目そうなのがいいのかも( ̄ー ̄) 声は嫌いじゃないんだが、高音が思い切りひっくり返るのがたまにつらいっす。 ライヴにはそんなに興味ないかな。 CD聴いて「ライヴ行きたい!」って思うことってあまりないや。 ジャケを描いてる中村佑介さんという方の色づかい、ブルー系がきれいです。 遠回りしてHMVまで行って、先着特典のマウスパッドとHMV特典のステッカーもらってきました。 バンドのトレードマーク?トカゲのイラストがいいぞ。 最近の流行を見てると、ヒップホップ系か、ロックでも太陽の下が似合いそうな 明るそうな奴多くないですか。 私はインドア派で本好きなせいか、あまりに明るかったり、何百回も使われてるような 平凡な詞とかを見るとイヤになるんです。 でも大売れするもんってたいていそんなんですけどね。 耳は自信ないのでサウンドについてはあまり語れないが、詞にはうるさい。 売れるものって、音楽こそいまどき風になってても、歌詞の世界は 20年以上前のフォークソングやニューミュージックと全然変わってないかも、と思うときがある。 カッコだけ外国の真似をしたって所詮日本人さ。。。 青春の悩みやら少女漫画的な恋愛やらは私はいらんです。 とか言ってたら、チャート上位の曲の半分くらいは自動的にダメだったりして。トホホ。 ◇◇◇ なんか毎日うだうだ書いてて申し訳ない。でも日記ってそういうもんだし(ちがう?) 朝はやっぱりカサノバが一番目覚めにいいなあと思いながら 最後のドロップでブルーになったりしてる(苦笑)。 夜は特番をDVD-RAMにダビングしてる。やっぱりボート漕ぎいいわー(笑)。 本気でボートが漕げないチバと、それをニコニコ見つめるアベのコンビがいいわー。 なごむわー。(ちょっと逃避中) 昨日あのあとまたぼんやり考えていたのですが、 バンドを誰より愛していたのはやはりご本人たちですよね。 ラストへブンツアーは、ファンへの最後の贈り物であると同時に、 自分たちの愛したバンドへ別れを告げるための区切りとして必要だったのかもしれません。 「ファミリー」と別れて新しく出発するのはすごいエネルギーが要ったでしょう…。 音楽のみならず服装や行動まで、自分たちが「カッコいい」と思えることしか しなかったバンドだと思います。 最後まで、「カッコよくない」ものにはしたくなかったんでしょうね。 もしかしたらロデタンツアーのときには相当危機的な状況になってて、 いちどは立て直そうとしたのかもしれないけど、ダメで、 ズルズル惰性でカッコ悪くなっていくよりは、すっぱりクリアにするのが 最善だと思ったのかもしれない…。 舞台裏を見せないのがまた美意識のあらわれ。徹底している。 世界の終わりで「世界の終わりはそこで待ってる」と歌い、 エレクトリックで「明日がないってことははじめからわかっていた」と歌う、 ここまで見事に完結した日本のバンドを知らない…と書かれていた。(fujirockers.org) 私がこれほどひきずられてるのは、彼らの完成された 物語の美しさに魅せられているからかもしれません。 チャート・売り上げ…、生き延びるだけでも難しい音楽業界で、 リスナーに媚びることなく、ただの自己満足になってしまうことなく、 最後まで自分たちの美学を押し通した、稀な存在。 彼らの音楽のみならず、その物語もまた消えずに残ると思います。 物語は、自分で作ろうとして作れるものではなく、 誰かにとっての特別な存在になったとき作られるものだと思う。 彼らの物語は記憶に残り、いつか別の誰かの物語が生まれるきっかけになるかもしれない。 大げさでもなんでもなく、伝説が生まれる瞬間ってこんなものなのかと感じた。 幕張でのこと。 打ち上げでの乾杯のときのさばさばしたチバの笑顔がまぶたの裏に焼きついてます。 嬉しさとさみしさとがまじりあった気分。 あの人たちは、世界の終わりの、その先へ行ってしまったんだな…。 カッコよすぎるよなぁ(ため息)。 最近書き忘れてたけど、過去ログ(9、10月)はこっちに。 http://www.enpitu.ne.jp/usr/633/ 関係ない内容の中から拾ってください。8月以前はほとんどミッシェル話はなかったのにな。 別館のここがメインになりつつある今日この頃…(汗)。 ...
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