THE OTHER SIDE OF HEAVEN...Tomoe

 

 

オリコンの1位って - 2004年11月09日(火)

一度寝て起きると妙なリズムになっちゃう。

昨日、自分が7年ファンやってるミュージシャンが6年ぶりにオリコン1位を取って、
おおはしゃぎしたんですけど。

売れた理由は明白で、「人気アニメとのタイアップ」
買った層は、もともとのファン:アニメファン=5:5、もしくは4:6かそれ以上。
別にこれをきっかけに大ヒットするとか、全然思ってない。
現状が望むべき唯一の姿とも思ってない。

1位を取れる曲がかならずしも一般に浸透してるわけじゃない。
普段CDを買わない層はジャニーズだろうがあゆだろうが全然わかんないだろうし。
それだけ嗜好が細分化してるってことだ。

自分がCDを買うのは、それが好きな曲だからのときもあるけど、
音楽というより、アーティストやそのイメージこみのパッケージを買ってるんだと思う。
1位を取った曲を、自信を持っておすすめできるかというと、
自分ですら2日聴いたらもういいやと思ったくらいだし・・・(汗
(ファンでなけりゃ2日も聴けないだろう・・・)
「好きな人の曲」だから、高くても買うし、ステッカーのために複数買いしたりする。
こういう行動はほんとはあまりアーティストのためにはならないのかもしれないが、
(曲があかんと思ったら買わなきゃいいんだが)
どうも「出されたら買う」信者の発想になってしまう。

私より、アニメが好きで買ってくれたファンの方が、
よほど曲自体を好きでいてくれるかもしれない。
自分がアニメファンだからわかるけど、好きなアニメのテーマ曲が
アニメの本質に合ってたり、映像とマッチしてると、すごく嬉しいものだから。
で、その曲が好きだからと言ってそのアーティストを好きになるかと言うと、
必ずしもそういう方向にはいかないと(笑


オリコンで上位を取ったからといって必ずしもそれが皆に一番広まってる音楽とはかぎらない。
「その週、売ってるCDの中で一番信者が多いアーティスト」に過ぎないってこともある。

それでも、メジャーで「1位」はインパクトがあるから、取ってくれると嬉しい。
でも内心、そんな売れなくてもいいから、もっと違うタイプの曲で、
違う層のリスナーに訴えることを考えてくれ、と思うことも多い・・・

何が一番いいことなのか、よくわからない。
ミュージシャンにも、レコード会社にもよくわかってないのでは。


...



 

 

 

 

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