愛知県新城市の市議が少子化対策に「穴アキコンドーム」を配ってはどうかと言ったというお話がでておりますが。・・・新城だよな。あの新城だよな。ここから山一つこえたとこにある、あの緑がいっぱいの(緑しかない)新城だよな。だとしたらこれは褒めるべき事案ですよ。
なんせ、あの新城の原住民には「コンドーム」が普及してたっていうんですから。しかも、発言からすると「コンドームに穴があくと子供ができる」ということを理解していたみたいです。これはスゴイことですよ。なんせここら辺のド田舎の民度っていうのは年頃になるとそこらの野っぱらでやっちゃって出来ちゃった結婚が基本でありまして、コンドームなんていう文明の利器をつかおうなんて想像もつかないような連中ばっかりですから。そう考えると新城の市議会議員がコンドームという避妊具の存在とその使用法を熟知していたというのは、新城が日本中部の山間部にしては異常に高い民度を誇っているという証拠ですよ。これは本当にすごいことですよ。
これは、山一つ越えた我が故郷でもコンドームの啓蒙活動をしなくてはなりません。
「コンドーム?・・・何だべ?それ」
「ホレ、あのエロビデオでたまに男がチンポにかぶせてるやつだべ。」
「ああ、アレか、なんであんなもんつけるんだべ。」
「そりゃ、都会のエロビデオにでるような連中だから気取ってあんなゴムつけてるに決まってるべ。」
「シティボーイはちがうべなあ・・・。」
「ところがな、あの、新城ではな、なんと穴をあけたコンドームってのを役所でくばんだと。」
「ひゃあ、新城も気合入ってるべ。スゴイハイカラなことするだべなあ。」
「んだども、なんで穴なんかあけるんだ?」
「そりゃアレだべ、『おしゃれ』だべ。」
「そんなもんがおしゃれだか?」
「ホレ、ウチの隣の家の末っ子。チャラチャラして髪の毛染めてるやつだけど、あいついつもボロボロのズボンはいてるべ。」
「ああ、あのうち貧乏なんだべか。」
「おらもそう思って聴いたら、新品から破れとるんだと。それがおしゃれらしいべ。」
「けったいな話だべ。若いもんのことはよくわからん。」
「だから、穴開けるってのはおしゃれってことだべ。」
「そういうことかあ・・・新城はすすんでるなあ・・・。」
「おらも今夜あたりカミさんと穴アキコンドームでおしゃれに一発決めてみるべ」
「んだんだ。」
ここらへんの山間部はだいたいこの程度だったりします。
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