あさひ新聞が従軍慰安婦の件で吉田証言がウソだったんで、誤報でしたんで撤回しますといいながらでも問題の本質は兵士の性がどうのこうのとなったのですが。
・・・えーっと、とりあえず間違えたとこをしっかり謝罪することに全力をつくさんといかんでしょ。問題の本質とやらにつっこむとテーマが壮大すぎて日本の戦争犯罪というだけではくくれないほど問題がでかくなりますし。どこの国でもやってるという下品な言い方はしたくないですけど、それを解決しようとおもったら本気で世界とむきあわないといけなくなります。それよりまずは誤報でめいわくをかけた人たちへの謝罪でしょう。普段、戦争責任とか声高にとなえておる方々ですから、自分たちが過ちを犯した今、すばらしい謝罪と補償のスタイルをみせてくれるのにちがいありません。まさか、あんないいわけ混じりの謝罪文と検証記事でおわりにするわけないよね?よね?
と、軽くネトウヨ調にdisりつつも、今回の件って朝日新聞にとって転換点になるような気がします。なんつーかね、朝日新聞右傾化の前兆ですね。今日からだんだんと朝日新聞の論調が右傾化していって、毎日より軽く右のポジションに付けた後、読売新聞ぐらいの位置でホバリングしつつ、気が付いたら産経新聞とおなじぐらいのポジションになっているかもしれません。これから先20年ぐらいでそうなっちゃうんじゃないかと疑ってます。
なんでかって言えば、売れないからですが。一昔前までは左翼っぽいこといってればインテリぶれて購読者もふえるという状態だったかもしれませんが、今はネトウヨ系の発言も増えてきまして若者層に対しては従来のインテリぶりリベラル発言が浸透しなくなってきてます。そして今までメインだったリベラル系インテリは、メインの層がいわゆる団塊の世代なんですがこれからさきは後期高齢者いりで数も減っていくと。従来の主張を繰り返せば年寄りにつきあって墓穴にひっぱられるしかないのです。
そこで、朝日新聞は徐々にリベラルから保守に転向していくんじゃないかと考えているわけです。なんせ、もともとこの新聞は戦争肯定派だったわけで。敗戦をむかえてからリベラルに鞍替えしたんですな。そういうことを平気でする新聞だということは覚えておいてもいいのではないかと。
そのことも考えると今回の件は一種の内紛だったんじゃないかと考えられます。デスクとか偉い位置にいたがちがち左翼の古株記者を社内的に隅に追いやるための検証だったのではないかと。んで、これを契機に徐々に右に変質していくと。
個人的にはこう考えると、このタイミングでのあの発表の理由とかも見えてくるような気もするのですが。まあ、どっちにしろ旭日はろくな新聞じゃないな。
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