あやめとりこの日記

あやめとりこの無駄話
アニメ中心に面白かったあれこれを
一応日記と称してますがたまにしか更新してないです

2005年08月01日(月) 家族な話(と)

うちの父はあまりというか殆ど自分について語らないので、子供から見ても謎が多い人だったりします。小さい頃はさほど疑問もなく、思春期には普通に反発し、その後は自分の人生にかかずらってばかりで、父親のことを知りたいと思うようになったのは、ここ数年のことかなあ。(これが母親だったらまた違うと思うのですが)

ただ、知りたいなあと思っても、もともと会話の無い父娘だったので、どうやって話したらいいか分からない、普通の世間話でも努力しないと成り立たないようなところがあるんですよね。(これは分かる人にしか分からないと思います…)
それでもまあ、少しずつ話をしたり昔話を聞いたりして、なんとなく見えて来たかなあと思えるようになってきましたが…
ある時、父が若い頃の一時期、一人で××島に住んでいた、という話を聞いたのです。これも直接では無く、第三者を介して知ったというところが何ともうちの親子らしいんですが。まあそれはともかく、若かった父は電気も水道も無い島で数年サバイバル生活?を送っていたらしいのですよ。へえええ。ちなみにサバイバル以前は某お洒落〜な街にあるミッション系に通っていたんだそーだ。(当時はお洒落でもなんでも無かったそうですが)
いったいそんなところで何を…と聞きたいのはやまやまなのだけれど、なかなか聞き出せず、妹とも「なにやってたんだろーねー、うちのとーちゃん」と首を傾げるばかりでしたが、今年の夏の予定を立てる段になって、「××島に行ってみない?とーちゃんも誘って」と妹が言い出したんですね。おお、それはいいかもしれない。現地に行けば、自然と過去の話も聞けるだろう〜よし、決まった!とばかりに父を誘って承諾を得、宿の予約、船のチケット手配、などなど、準備を進めていたのです。
そんな折、父から電話がかかって来ました。
「あー私だけど、ちょっとな、××島行ってこようと思うんだ」
「え?行くって、一緒に行くんでしょ?」
「いや、お前たちと行く前にな、行っておくところがあってな」
「??行きたいところあったら一緒に行くよ?」
「うーん、そういうわけにもいかないだろう」
「何で?別にいいよ、構わないって」
「まあ、ちょっと行ってくるだけだからな」
「だってもう来月だよ?三週間ないよ??」
「そうだなあ…」
何だかさっぱり要領を得ない。なんでわざわざ旅行前に現地に行く必要があるの?もしかして私たちと一緒には行きにくいところでもあるの?考え過ぎ??でも、でも…


ものスゴク証拠隠滅の匂いがするんですが。



そして一週間ほど前、行って来たらしいです。日帰りで。
「知り合いが随分いなくなってたなあ」だそうです…

……おとーさん、なにやってたの……




そんなわけで、島へ行って参ります。楽しみ半分、心配半分。







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