indexviewnew


2002年09月18日(水) 涙した日。

今日は朝から眠剤を貰うために再び病院へいった。
椿がアタシに会えるからとわざわざ自分の時間よりも早く来てくれて
ずっと一緒にいてくれた。嬉しかった。

椿の左腕はそこまで酷くなかったので安心した。
あたしの方がよっぽど醜い。
言葉をかわした。もっと伝えたいこともあっただろうに、うまく言えずに別れてしまった。とりあえず手紙を渡せたのでよかった。





最後に握った貴方の手。とても暖かかったよ。

私達は生きてるんだ、そう感じた。






そして昼過ぎに学校へ。病院からそのまま行ったので何故か私服(笑)
いいのかと思いながら堂々と中へ。まぁうちの学校は短大もあり同じ敷地内にあるのであまり私服でも咎められることはまずない。

教室にいくとその時間は自習だったのでよかった。一人入ってしかも私服なのでかなり目立ったことは目立ったが。まぁいい。



放課後文化祭の準備をしていると友達に包帯をめくられて傷を見られてしまった。
あぁ……やってしまったと思い、何もいえずえへ、と笑っていると
友人は泣き出してしまった。



とりあえず皆から離れた場所に移動し、話を聞いているとどうやら
その子は今までに既に友人を3人も亡くしているらしい。
そしてあたしに死にたいの?と聞いてきた。


あたしはうまく答えられなくて、苦笑いを浮かべてみせた。
…でもとりあえず今は生きる。生きるから。と精一杯友人の手を握って告げた。
きっとアノ子は死に敏感なのだろう。そりゃ友人を3人も亡くしていたら尚更だ。

そのときあたしの口から出た言葉は








死にたくない。死にたくないよ。恐い。
生きていたい。皆と一緒に普通に過ごしたい。



思わずそう呟いていた。いつの間にか目の前がぼやけてきていた。
………あたしの本心はそうなのか。

やはり生きていたいんだ。私は。




あたし自身リスカで死ねるとは思っていない。
実際あたしの傷程度で死ねるわけがないし、解っている。
苦しみから逃げているのか。
自分に罰を与えているのか。
あたしの腕は捌け口なのだろうか。





自分でもよくわからない。

最近は気づいたら剃刀を手にしている。触れた血は意外にも冷たかった。









嗚呼、腕がピリピリする。切った後普通にしているときは痛みを感じる。
血が流れ出ているトキはなにもないのに。


今日もまた切ってしまうのだろうか。
イライラや不安になったときに飲めと出された薬も、そんなすぐにのんだって効くはずもないのに、と思ってしまった。
気づいた時にはもう遅い。


私の体を動かしているのは一体誰?










一緒にホームスティに行った先生、1年の時から英語をもってもらってる先生が手紙をくれました。それをそのまま載せてみます。




Dear ren



26日間お疲れ様でした。2回もあれだけ沢山の人達の前で
スピーチしたんですからもうスピーチに関しては心配ないですね。
体調の方はどうですか?出発前には欠席が多くて心配していましたが、
Toowoonbaでは元気に過ごせたようですね。
足の具合はよくなりましたか?
renはいつも笑顔で話してくれるので嬉しいのですが、
その分我慢している事があっても私が気づけていないような気がします。

Kate(向こうのTeacher)が始まって数日程でrenはよくできるし、
きちんと英語で話が出来る、と褒めていました。
もともと感覚はいいんですから今回の経験をただの思い出にするのではなく
今後の人生or生活に多少とも役立ててくれると嬉しく思います。

26日間頼りなく短気な私に協力してくれて有り難うございました。
みんなと一緒にtoowoombaへ行けて私はとても幸せでした。




P.S 腕にあった傷のことがずっと気になっています。
私も以前経験があるのですが、自傷行為の痕にとてもよく似ていたので。
「あまり無理しすぎず、頑張りすぎず」
自分のことを本音で話せるひとが居ればいいのですが…


メィルビィビィエス

My追加