衛澤のどーでもよさげ。
2004年05月28日(金) おバカ電話。

「オレオレ詐欺」も巧妙になってきました、という報道を見るようになりました。「オレ」だけでなく「警察」や「弁護士」なども登場するそうです。みなさん想像力が豊かですね。その想像力を創造に向けろってーのばかもの。

しかし中には御間抜けな詐欺師さんもいるもので。

私の父は一昨年に他界致しましたが、初七日法要も済んでやれやれ、という頃に実家に電話があったそうです。「○人(父の名)さん、いらっしゃいますか」と。電話に出たのは母でした。
母が「どちらさまですか」と聞いても名乗らず、「どのような御用ですか」と訊ねても「○人さん、いらっしゃいますか」の一点張り。母は答えたそうです。「おりますよ、天国に」。
それで電話は切れたそうです。

拙宅にもそれに近い電話がときどき掛かってきていました。「奥さま、おられますか」と。ワタクシ未婚ですから「おりません」と言えばそれで済むかと思いきや、「ただいま不在」と解釈する方などもおられまして、「お帰りはいつ頃ですか」とか「何時頃でしたら御在宅ですか」とか訊かれるのもうっとうしいので「先立たれました」と答えることにしています。
そういえば、そう答えるようにしてから「奥さま、おられますか」はなくなりましたねえ。

しかし、回線電話にも携帯電話にもいわゆる「ワン切り」がときどきあります。「00253574」とか電話番号としてあり得ないような数字が着信履歴として残っておりますよ。コール1回で切るような人は私に用事がある訳ではないのだと解釈して折り返しコールなんぞ致しませんが。
回線電話に電話しておいて、私が出た途端に切るのはやめてくださいね。けったくそ悪いから。


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