2004年08月22日(日) 目標とは越えるものである。
「GAINAX 20周年企画 "新世紀エヴァンゲリオン" 全26話13時間一挙放送」
というものをケーブルTVで今朝までやっていたので、仕事をしながら見ていた。もう10年近く以前の作品だけれど、まったく色褪せていない。むしろ、まだ秀れている。細かい理屈を言う間隙もないほどにこの作品は「すごい」。
OPを見るだけで肌にも神経にもびりびりくる。
これを見てしまうと、自分がいま書いているもの或るいは書くことができるものは「まだまだ」だな、と思わざるを得ない。越えたい、越えなければならない目標だと思って目指してきたけれど、いまもまだ及ばない。
けれど、いつか越えたい。必ず越える。改めて、そう思った。
これくらい苦しくてそれでも眼を逸らせることのできないものを自在に書けるようになる。それがいまのぼくの目標のひとつ。
しかしそれにしても。
幾ら可能だと言っても「エヴァ」全26話を一気に見るなんて、してはいけないと思った。精神衛生上非常によろしくない。下手打つと人によっては精神症状を発症してしまうので、ぼくはおすすめしない。
いや、「やめておけ」と言わなくてはならない。こんなに苦しい作品はほかにない。