衛澤のどーでもよさげ。
2010年01月10日(日) ちょ。

私は、一昨年(2008年/平成20年)のはじめに特例法によって戸籍上の性別を訂正しました。訂正して貰うために持病を押して遠い県外の病院へ通ったり海外の病院まで手術を受けに行ったり、もしかしたら一生用事がなかったかもしれない裁判所に出掛けたり、結構な手数を踏んで時間を費やして、やっとのことでした。それでも、法律の上で生まれつきの男性と同じに扱って貰えるのだから、苦労は苦労と思いませんでした。

しかし、今日報じられたニュースに触れ、肩が落ちました。法の下に平等に扱って貰えるようになったのだとよろこんだのは、あれは幻だったのか、と。
私自身は生涯子供を持つことはないでしょうが、それでも、生まれつきの男性と同じに扱って貰えるとばかり思っていたのが実はそうではなかったとは、釈然としません。

納得できる考え方・捉え方が、ほかにあるんやろか。

という訳で募集告知。
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【募集】
先の「報じられたニュース」を読んで、みなさんの意見を聞かせてください。当事者、非当事者、親GID、反GID、立場主張を問いません。メールフォームから、本文一行めに「こどものこと」と書いてお送りください。
【註】
頂いた御意見に返信を差し上げることはありません。私自身がこの件について考える参考にさせて頂きます。部分的にWeb上の記事に引用させて頂くことがあるかもしれません。以上、御了承ください。

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【追記】10/01/12
見直して貰えるようです。
■性同一性障害の夫の子「嫡出子」認定へ 法相見直す方針
(朝日新聞Web版 2010年1月12日17時44分)
http://www.asahi.com/national/update/0112/TKY201001120341.html


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