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私の父は、一台も車が走っていなくても、信号が黄色や赤だと青になるまで横断せずにずっと待っている人だった。その人の家で暮らすことがどんなに幸せなことだったか私は知らなかった。
父はまったくかっこいい人ではなかった。お洒落でもなかった。話がうまくもなかった。もてるタイプでもなかった。母のほうがもてただろう。
車の運転をするのでも、一番左側の車線で、例えば時速40kmで走るべきところでは、どんなに空いている場所でも、他に車が一台もなく人がいなくても、それ以上に速度を上げたりしなかった。
私は母が羨ましいと思う。死期が近づいた時、二人とも幸せだったと言えた。
人は何故急ぐのだろうか?人より先になることがそんなに重要なことなのだろうか。確かに待ち合わせをしたら時間に間に合うように着こうとするが。五分おきに電車がくるなら、走って早く乗り込もうとするより、次の電車を待つ。
わが子を応援したいというのは親として当然だが、先生に自分の子供を不当に優先させろというような親の子供が本当に幸せだろうか。分相応のペースが保てないでずっとお尻をたたかれて追われるように生きなければならないなら、本当の幸せなんて見つからないだろう。誰もが最優秀選手になるわけでもないのに。
それにしても、子供の学校から授業料の催促がきてしまった。
今年度の授業料。どうするんだろうか?まだ来年に受験を控えているのに。
大学受験に受かったのに、お父様が病死されて就職した友達を思い出した。
なんだったっけな。ハッピーバニーというのになりたいと思いましたが。 にこにこしたうさぎさん。そういううさぎさんの出てくるお店を思い浮かべたら、前向きに生きる女の子のお店だったのかと。
なかなか真似はできないけど、苦しい時ほど真価が問われるのだと思って明るく持ちこたえたいものですね。
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