�蠧�記
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私が捨てられない望みは、木を育てる事。 本当は、構わないか方が森は育つかもしれない。それなのに種から発芽した苗が木に育つように見守りたいというのは、私の勝手な愛だ。しかしガーデニングを愛する人は少なく無い。 犬を養子のように、里親というのかな、一緒に暮らしたいのも、勝手我儘だ。しかし犬は大昔から人間と共に育ってきた。 私はシートン動物記の狼王ロボという話の絵本を子供の頃読んで惚れてしまった。 馬鹿なブランカが人に捕まって、その囮で捕まってしまうロボが不憫で、灰色狼系には目が無い。私には狼や大型犬と暮らす力は無いが、憧れている。 狼たちを愛して愛されている人を見るのが楽しみだ。熊が懐いたロシア人というのもたいしたもんだなと思っている。真似できないが。 猫も憧れているが、傷のせいか縁が遠くなっている。しかし猫に出会うのも楽しい。 犬は居ないとだめだ。 今一緒に暮らしている犬を私は愛している。扉の空いたキャリーバッグの中から恨みがましいような拗ねた目付きでこちらを見据えていた仔犬が、割合明るく優しい子に育ったと思う。
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