なちの日記...なち

 

 

それでも彼の胸で泣くしかなかった。 - 2003年08月08日(金)

友達の名前を呼びながら泣くワタシの声を、
何があったか知らない友達は、電話口でただオロオロ聞いているようだった。
それ以上に、ワタシの泣く声で目を覚ました彼がオロオロしていた。
その時の電話では何があったかは話さなかった。
ホテルにいること、まだ彼と一緒にいることを伝えた。
話した時間にして、5分くらいのことだったと思う。

電話を切って、彼がワタシを引き寄せた。
ワタシはその腕を払おうとしたけれど、
やっぱりとても悲しくて、彼の胸で泣いた。


「淋しい思いはさせるかもしれないけど、悲しい思いは絶対させない」
って言ったじゃん。
今までイヤなことや悲しいことがあったら、
貴方に話して、貴方に相談して、貴方の中で泣いていたのに。。。。
貴方にイヤな思いをさせられたら、ワタシはどこで泣けばいいの?

ワタシは彼の胸の中で泣きながら言った。




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