| moonshine エミ |
| 2007年02月06日(火) 税務・会計という経理の両輪? | ||||
| 試験勉強に飽きてブログを更新したところですが、それでも休憩は終わらず、続いてこっちも更新だ! 今日、平成19年度税制改正の要綱を改めて読んでいたんですが、 『こういった場合、従来は仮払消費税にて経理していたが』ていう部分を読んで、ぴくんときた。 なんか、いい気持ち。「経理処理をしていたが」っていう意味あいを、「経理する」っていう一言の動詞であらわすのが。 「経理する」って意味の英語の動詞があるのかな? こういった言い回しは、たぶん税務独特のものだと思われる。 会計基準なんかでは、見たことのない言い回しだから。 「経理」と一言で言うと、一般の人には、会計も税務もいっしょくたに考えられるものだが、わが国においてはそのやり方も当局も、厳然と区別されているのだ。どちらかを理解したから、もう片方もすべて理解できるという単純なことでは、とうていない。ここに、経理人の苦悩があるわけで。 会計における決算書に税務を反映させるための考え方が、名前だけは(?)有名な、かの「税効果会計」ですね。銀行を救っている悪名高き(?)繰延税金資産、とかってやつも、この税効果会計によってもたらされています(とても大雑把な説明ですが。) 私の上司の名言に、 「決算書を読む力と、決算書をつくる力は、同一ではない。」 というのがあります。 それは、もう4年くらい前に、日常業務のふとした一コマで彼が何気なく口にした言葉なのですが、非常に印象に残っています。 詳しい解説を彼はしなかったが、 ●たとえば営業マンや審査部のように、他社の決算書を読む機会が多い人であっても、決算書を作成しろ、と言われたらそれはできない。 という、経理人としての“誇り” と、 ●たとえば私のように、とある法人に属してその会社の決算書をえんえんと毎年作っているからといって、他社の決算書(のみ)を見て、疑いなくその財務内容が全て把握できるわけではない。 という、経理人としての“戒め” という、ふたつの意味がある言葉だと私は解釈しています。 最近、ボイルした野菜やきのこ類にとろけるチーズを適量のっけて、オーブンで焼いて食べるのがちょっとした自分内ブームです。野菜そのままで食べるよりはカロリーも高そうだけど・・・美味しい。 |
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