| moonshine エミ |
| 2007年02月20日(火) 本当はわかってる、でもそれでオッケーよ、って。 | ||||
| 一日じゅう、パソコンや、ちっちゃ〜い字の会計基準と睨めっこしながら、まわらない頭をまわし続ける。家に帰ると、もう眼も頭も限界だ。ひとりゴハンは時間をもてあますし、かといってテレビを見るわけでもない私は、たいてい本を読みながらゴクゴクパクパクやってるのだが、それさえも苦痛に思えるくらい、今日は眼精疲労。こんなときは、「クーネル」のきれいな写真をぼーっと眺めながらのゴハンになります。 それがすんだら、明日のお弁当のおかず作り。今日は、鯖とキャベツ・玉ねぎの炒めものと、エリンギ・ニンジンのレンジ蒸し。疲れ果ててもう料理もしたくない、ってときも確かにあるけれども、基本的に、台所に立って作業をすると気分がすっきりするものですね。そうじも同様。やはり、適度な家事労働というのは、精神衛生上、きっといいのだな。 ひと段落したので、改めてビール時間となった今です。2本目。や、これで最後ですよ、今日のアルコホルは。 そういえば昨日嘆いてた仕事ですけど、今日、意外と悪くない出来であることが判明。ふっ、やっぱりあたしは、できる子・・・。なんてね。 ◆ また、小沢くんの詞を。今日は、タモリさんも絶賛した、傑作の呼び名高い、この曲ね。 ◆ 『さよならなんて云えないよ』 青い空が輝く 太陽と海の間 “オッケーよ”なんて強がりばかりの君を見ているよ サクソフォーンの響く教会通りの坂降りながら 美しさ ポケットの中で魔法をかけて 心から優しさだけが溢れてくるね くだらないことばっか みんな喋りあい 嫌になるほど続く 教会通りの坂降りていく 日なたで眠る猫が 背中丸めて並ぶよ “オッケーよ”なんて強がりばかりをボクも言いながら 本当は思ってる 心にいつか安らぐときは来るか?と 美しさ:ポケットの中で魔法をかけて 心から:優しさだけが溢れてくるね くだらないことばっか みんな喋りあい 嫌になるほど誰かを知ることは もう二度とない気がしてる 左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる 僕は思う! この瞬間は続くと! いつまでも! 南風を待ってる 旅立つ日をずっと待ってる “オッケーよ”なんて強がりばかりをみんな言いながら 本当はわかってる 二度と戻らない美しい日にいると そして静かに心は離れていくと 美しさ:ポケットの中で魔法をかけて 心から:優しさだけが溢れてくるね くだらないことばっか みんな喋りあい 町を出てゆく 君に追いつくようにと 強く手を振りながら いつの日か 長い時間の記憶は消えて 優しさを僕らはただ抱きしめるのか?と 高い山まであっという間 吹き上がる 北風の中 僕は何度も何度も考えてみる ◆ 仲間たちや大好きな人と過ごすいつものように楽しい時間、 その中で、ハッとするような美しい景色があらわれる。 その瞬間を永遠のものだと思えることは、なんてすばらしいことだろう。 だけど本当はわかっている。 時間がいつか過ぎ去っていくことを。 誰もが旅立っていくことを。 本当は北風が吹いていることを。 さよならなんて云えなくても、いやおうなく別れがくることを。 それでも残るのは優しい気持ちだということを。 輝かしい景色を切り取りながらも、深い思索のある詞なのよねー。 うんと切ない。 だけど悲しいことじゃない、って歌ってる。 小沢くんの詞は、人生では切り離せない哀しみを包み込んで昇華させるような、生への希望、願いにみちてる。 |
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