| moonshine エミ |
| 2007年07月15日(日) ぬおーっ、上田原合戦! | ||||
| 週末いろいろあったけど、とにかく書かせてください! 大河ドラマ『風林火山』第28回「両雄死す」!!! ●先週より、私のおつきあいで当該ドラマを見(させられて)いる彼(戦国時代の基礎的知識は有す)、 「なんで板垣は死ななきゃいけなかったん? もう一人死んだのは誰?」 うあー、それは私とて聞きたい! あぁまーりーぃー! いぃたぁーがーきぃぃー! ●ふいに出てくる合戦図の「千曲川」「天白山」などの地名を、一瞬にして読める自分に歴史ヲタの血を感ず。 ちくまがわ、てんぱくざん・・・。小学生の頃から知ってた。 ●ドラマを見てると、とにかく陣中が美しい。 晴信側では武田菱、風林火山、日の丸。 村上側でも、名前も知らないけど、それぞれの旗がひらめき、幕が張られ、篝火が炊かれる。 だからこそ、「本陣を崩す」ことの重大さが胸に迫る。 ●お館さま、その憤怒の表情、とても女形の役者さんとは思えませぬ! ●こないだの志賀城攻めでは、予算および人道上の都合上、ちょっとへたれてましたが、今週は存分にロケなされましたな! ●宿敵・村上義清を演ずる永島敏行氏もかっこよかった! 「武田、断じて許すまじ! この戦、正義は我らにあり!!!」 豪快な食事シーンといい、男らしい! 目がぎらぎらしてた。 ●甘利殿の死に様。いや、生き様と言おう。 村上「武田はそれほどに窮しておるか!」 甘利「窮してなどおらぬ! おぬしの首など、わし一人でじゅうぶんじゃ!」 甘利、わーわー言う敵に討ち取られそうになる。 村上「殺すには惜しい男じゃ! 自害などせぬよう、よう見張っておけ!」 甘利「ぅぅ、わしを討て! 討たぬか〜〜〜!」 竜雷太さん、見事なり! ●そして再びお館さま。 「このわしに、板垣を見殺しにせよと申すか!!! ・・・総攻めにあたる! 貝をうてーーー!」 この直後のシーンで、村上も貝を鳴らせ、と叫ぶ。 本陣で貝をうつ、ってのがこれほど重いものだと感じたことは、私のこれまでの時代劇(小説含む)経験では、かつてなかった! ●とにかく、お館さまが今週全編、板垣を助けようとして我を失う演出でほんとによかった。 それにしても、このドラマの役者みなさま、アップに耐える演技力! ●板垣殿の殺陣の見事さは言うに及ばず。 ●三傑もの(信長or秀吉or家康ですよ)でいうと、大河ドラマのこの時期の見せ場は、本能寺の変だもんなあ。そこにこの「両雄死す」をもってきて、これほどまでにお見事に。 すべてのスタッフ様、おつかれさまです! ●板垣様(千葉真一)、甘利様(竜雷太)両雄死した今、今後は緒方拳が締めにかかるのだろうが、正直、村上風情でもこの感動。 Gackt演ずる上杉謙信が、この迫力を凌駕することができるのか、とっても疑問。 でも今年は神大河だからね!!! と、もうどうしようもなくヲタなわたしでした。 |
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