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「WTC」と「UDON」が借りられたので見ました。 以下感想ネタバレ注意。
「WTC」 大予算をかけたうんこ映画 と劇場公開時には非難轟々だったこの作品。 え?そんなことはダレも言ってない?え?そうなの? 頭にマンドラゴラの生えたコビトサンが耳元で囁いてた気がするんだけど勘違いかしら。
based on a true story 911事件で崩壊したツインタワーの瓦礫の下から 奇跡的に生還した港湾警察のヒメノ巡査とマクローリン隊長の話です。 2割が心配する家族のシーン、1割が周辺キャラ、残り半分以上がほとんど 生き埋めになってるケイジの顔面アップ ケイジ顔マニアにはたまらん構成でないかと。
事件の視覚的PTSDに配慮しての構成でしょうか。 飛行機クラッシュシーンは避け、ビル崩落シーンもなるべく大々的に再現せず 崩落後の広大な瓦礫シーンだけで事件の悲惨さを表現していた気がします。 そのせいか大多数の『事件はテレビの中の出来事、まったくの赤の他人の視聴者』から 絵的に「モノタリナイ」「地味」と思われたのが低評価の原因では。 絵的に地味な分、台詞で一生懸命説明してたけど、それが却って地味さアップ。 ぶっちゃけばばぁはそうでした(ヲイ (同時期公開の「ユナイテッド93」の方が絵的に派手でしたしね)
アメリカ人の好きな「家族って素敵」「奥さんLOVE!」だだ漏れです。 突然神の啓示を受けて身分詐称して救助に向かう元海兵隊軍曹がおいしいです。 事件後、そのイキオイで海兵隊に復員してイラクにまで行っちゃったみたいですが。
「UDON」 友人Eの旦那、じゃが君がわざわざ劇場まで行って「よかったよ」と おっしゃっていたらしいです。 ローカルものは役者の「方言指導」が映画の成否の鍵を握るとオレは信じてますので 「主演;ユースケ&コニタソ」をかなり悲観的に思いつつ見ました。 ストーリー的には懐かしい地元タウン誌「TJかがわ」衰勢記、てなカンジ。 麺通団発足前からの読者でしたからねえwテラナツカシス。 当時の読者としては麺通団が盛り上がったお陰でTJかがわが売れたっていうより お笑いネタコーナー「笑いの文化人講座」が盛り上がったお陰ちゃうのん? と思いましたが、投稿ハガキ主体の文化人講座が舞台じゃ映画化ムリだろうしw コニタソ=ポコ西岡嬢ってか?
ユースケの姉ちゃん役の鈴木京香が見事な西讃弁を駆使しててびっくり。 トータス松本も兵庫出身なのに讃岐弁上手でしたねー。 逆に香川出身の要ジュソとかチョイ役で出てたナンチャソの喋りがイマイチだったかも。 もーちょっと地元訛りにリスペクトせえや!みたいなw あ、でもナンチャンのうどんの食いっぷりは讃岐っ子らしく見事でした。 うどんは喉で食うもんやで!
ほとんど実話エピソードと言いつつも 本広克行流パロ&悪ふざけ&皮肉ネタもゲップが出るほどたっぷり追加。 寺島進がめっちゃかっこ良かったですw
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