
しもさんの「新聞・書籍掲載文」
しもさん
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1995年01月20日(金) ■ |
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自然の脅威を目の当たりに(36歳) |
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静岡新聞 朝刊(読者のことば)
テレビ画面は、地震の被害の大きさを報道している。 ズタズタにされた神戸市の街並みは 「チェチェン情勢」を特集していた画面と変わらないのに驚いた。 今度は、関西が自然を襲った。昨年は東北、その前は北海道。 どうも周りから、じわじわ攻められている気がしてならない。 静岡県民なら、一度は感じる恐怖ではなかろうか。 ふと、何十年も前に見た小松左京さんの「日本沈没」が脳裏をよぎった。 最後は富士山の大爆発。 そんなばかな・・と思いながら、ちょっぴり不安になる自分がいる。 ノストラダムスの大予言も浮かんできた。 あらためて「自然の力」を思い知らされている。 「地球にやさしい」「人にやさしい」という言葉を耳にするが、 今まで好き勝手に「いじめ」ておいて、 今更何を言っているんだという人が思い出される。 今回の地震を含めた地球環境、最近のいじめを含めた教育環境も、 口先だけの討論でなく、危機感をもって本気に行動しないと もっと大変なことになる。それからでは遅すぎる。 できることから、できる時間から、そして出来る人から・・。
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