バナナジュース Diary


2005年01月15日(土) 傑作連続

この数日のうちに購入したCDがどれも素晴らしすぎて困ってます。
限られる時間の中、どれを聴いたらいいものか。

■100s 『OZ』
とにかく音が崇高なの!心の浄化作用がありそう・・・
しかも21曲入りとはすごい。
一義君の声が冴えてる『Leek Rag's Leek』が好き。
その後の曲の流れもいいなぁ。どんどん心が洗われる感じ。
CDJの時に披露された『扉の向こうに』と『いきるもの』も入ってて
あー、この曲!ライブでやってた!って興奮した。
まだまだ聴き込みたいです。

■フジファブリック 『アラカルト』
ここ2ヶ月はフジファブリックの音がすっかり身に染み付いてますので。
ライブで聴きたい曲ばかり。

■スピッツ 『スーベニア』
1曲目から心をつかまれ、結局最後の『みそか』までスピッツの世界に
浸かってしまった。スピッツじゃない人が演奏したら、サムイと思える
熱い言葉の曲もマサムネさんが歌ってると恥ずかしいと思えないんだよね。
『ほのほ』と『ワタリ』がいいな。

なぜかタワレコのあるデパートの1階でスピッツを大特集してて
何?と思ったらアルバム購入者はくじが引けるって。。。
へぇと思いつつタワレコまで向かうと正面でスピッツ大特集。
隣には100s。裏にはスネオさん。スネオを真剣に聞いてる男の子がいたな。
『スーベニア』、もう少ししてからでもいいかなぁと思ってたんだけど
やっぱり聴きたくなって購入してしまいました。
くじ引いたらフォトフレームが当ったよ。

帰りの電車でフジファブリック『アラカルト』を聴きながら
角田光代さんの直木賞作『対岸の彼女』を真剣に読んでたら、
降りるべき駅を過ぎていた。
っていうか、思いっきり電車の行き先を勘違いしてた。
スピッツで舞い上がってたせいもある?!

『対岸の彼女』、スピッツを流しながら一気に読んだ。
多分今まで読んだ角田さんの作品で一番心に残りそう。
昔図書館の棚にあるだけの角田さんの本を読んでみたけど
あちこち漂ってる人(インドとか東京とか)やニューエイジ系の話題が
だいたい出てくるよなぁとぼんやりした記憶にしかなってなくって。
あ、『空中庭園』と『これからはあるくのだ』は買いましたけど。
今回は物理的な放浪エピソードというより心の変化の書き方に
思わず感情移入してしまった。人間関係のことをしょっちゅう
登場人物は考えてるが、「分かる分かる」と思ってしまった。
女の人ってむずかしい。まだ自分には分からないこともあるけど・・
そして、なぜかペンションの奥さんの手紙の箇所で涙が出てきた。