‖ ひびひより日記 ‖
DiaryINDEXbacknext


2009年07月03日(金) 桜姫

忘れ物が届きました。
着払いでと言っていたのに、元払いになっていた…いいんだろうか?

買ったSチームの舞台写真をみてみた。
んにゃ?いつもよりは、いい感じかもね。って、よそのチームのは、みていないから、比べられないけど。
それでも苦悩している表情のほうが多いか。
まだ、ブロマイドの写真よりは、丸くない…、あの写真撮影の時は、なんだったんだか!!


さて、今日は、2週間振りにリフレッシュエクササイズという名がつくんですが、エクササイズとは、ちょっと言いがたいので、
体操って、言ってます。
久々にちょっと汗を流して、帰宅してからオフロへ。
前日も夜行バスで帰宅して、オフロに入ったんだけど、夜は、うたた寝を3時半までしてしまい、
このままでは、髪の毛を洗っていたら、寝るのは、5時ごろになりそうだったので、
そのまま顔だけ洗って、寝ました。
どうせ、体操の後にオフロに入るし〜と。
まあ、ただ、荷物がその間に届かないかと心配したくらいで。

昨日は、ネットで吉田君と青木君が休演日に「桜姫」を見にいっていたことを知り。しかも正面のベンチ席。
うーん、はじめが端っこでも話が始まると真ん中になるんだからね。
前の観客とは、視線もあうかも…

私も「桜姫」を火曜日に見て来ました。
運よく?チケットも取れたんで、高かったけどね〜。しかも2階席。
で、長塚圭史脚本だったんですが…。
どうも「桜姫」の原作の世界観とは、違っていて…面白いんだけど、どこか違和感を感じておりました。
まあ、歌舞伎の「桜姫」と切り離して考えれば、いいんだろうけどね。
それが、できなかったから、ダメだったのかもしれない。

なので、私の席のお隣さんは、年配のおばあさまとその娘さんってというペアだったんですが、1幕が終わると帰られてました。
前の席の人も1人、帰ってたしね。
コクーン歌舞伎の現代版ってことで、見に来ていたんだろうなあ。
年配の人には、あの混沌とした世界観は、馴染めないだろうなあと思うわ。

歌舞伎もどっちかっていうととっつきにくいけど、
話は、単純明快だし、きらびやかな明るい世界は、美しい(笑)
しかも美しい役者が出ていれば、なおさらね。

私の歌舞伎初体験が孝夫&玉三郎の「桜姫東文章」だったこともあり、
その二人だけでも美しすぎて!!
魅了されました。
うーん、そのイメージがあったからなあ…。
姫さまは、その身が落ちても姫さまだから、悪人の権助もどこか色っぽくて、姫さんは、夢中になるんですよね。

大竹しのぶさんは、16歳の娘だったけど、勘三郎さんのイケメン風ゴンザは、だめだった…。
セルゲイの白井さんは、聖者に持ち上げられていたけど、中味は、心中した思い人のジョゼに囚われていたヘタレだった。

古田さんは、もうセルゲイの弟子なのに好き放題しているし…。
あとから、太って、出てきていたのには、ビックリしたなあ。

正直、眠気に襲われてしまい、話の継ぎ目がわからなくなっていたせいもあるんだけど(笑)
いつのまに、ゴンザが出てきていたというか…。

すみません。
高いチケットなのに〜!!って、自分が悔しいです。
っていうか、やっぱり、長塚圭史の本が苦手だったのか?
演出家が違えば、大丈夫なのかと思ったんだけど。
しかも、元ネタが歌舞伎だし…と思ったのが、間違いのもとなのか?

役者さんたちは、それぞれ上手くて、良かったし、音楽もなかなかユニークで。
でも一番、面白かったのは、墓守役の笹野さんと大竹さんのコンビと、
なぜか、双子のようなマリオの存在。(彼たちが、なにものなのか、わかってなかったんだけど)

そして、セルゲイとゴンザの死と生きるという問答の掛け合いには、息をのまれるほどでした。

だけどついていけないというこの思いは、ナンなんだろうなあ〜?


りの |mailhome

My追加