‖ ひびひより日記 ‖
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やはり、遠かった京都まで「ACT泉鏡花」を見てきました。
それにしても京都造形大。 すっげ〜、素敵な建物に劇場でしたね。(このご時勢になにげに贅沢きまわりない。大学構内に歌舞伎系の劇場があるなんて) でも前の方の席は、フラットすぎて、座り芝居をされると見えないという弱点あり。
まあ、劇場の話はともかくとして、 お芝居ですが、シンプルな舞台セットは、ステキでして、衣装も手抜きされてなくて、 それは、良かったかな。(AKBの子の衣装替えが、かなり大変だったような)
一番好きなのは「天守物語」でした。(唯一、普通にその世界観をみせてくれいたのかも) 話を知っているせいもあったけど、衣装も好きだったなあ。 3人のお女中っていうかおかっぱ頭のお花3人組が白露で秋の花を釣っているシーンとか なかなか幻想的だったし、3人の衣装もステキでした。 富姫さまも亀姫もとても性格にあった衣装だったしね。 どうしても黒の留袖をアレンジしたような黒のキモノに惹かれてしまう♪ 富姫を演じた子も一番、AKBらしくない子で(褒めている)それなりに魅力のあった富姫さまでした。 相対する図書さまの山本さんは、山本さんでしたね(ちょっと化粧が濃いのは、致し方ないけど) たぶん、話的には、もっといろいろ見せ場があるんですが、はしょってしまうのは、仕方なかったんですが、 そうそう、お土産の持ってきた生首を美味しそうに喋るおばばの特殊メイクがすごかった!! うーん、そういうところを手を抜いていないってすごいと思いましたわ。 曽世さんもかなりの特殊メイクされてましたけどね。
曽世さんは、おもわぬところで色々出ていたので、結構出ているなって、思った(笑) あの僧侶っていうか「海神別荘」のたこ入道だけなのかと思いこんでいたので。 「天守物語」でのサムライ姿は、一番似合っていたように思うしね。 いや、通路芝居があったときは、とても近かったです。
「天守物語」もだけど、「絵本の春」「湯島の境内」は、まだストレートな感じで、違和感なかったんだけど なんで、また「海神別荘」だけ、オペレッタ風だったんだろう?? マツシンの公子の衣装や、ヘアは、ステキでしたが、 相手役の姫さまが、あまりにも普通の女の子で、ブルーのヘアが似合っていなくて…衣装もなあ。 もうちょっと彼女に似合う感じの衣装にヘアだったら良かったのに。
と、ちょっと「天守物語」とのつくりのギャップを感じてしまいました。
んでもなあ、タイトルどおりの音楽劇「妖しのポップファンタジー」だったんでしょうね。 そこへ、重鎮の二人の絡みを交えてとの鏡花への導入だったのかな。
不思議妖しいの世界観は、同じ歌とダンスがあるのなら、 2月にみた波津彬子原作の「雨柳堂物語」を舞台化した「MATERIAL」は、うまく作られていて面白かったです。
くしくもその「MATERIAL」に出ていた三浦涼介くんと宮菜穂子さんが出ていたのもしっくりしておりました。
余談:昼間に病院だったので、あとから友人と合流したのですが、 待ち合わせのケーキやさんで食べたケーキがなかなか豪華で美味しかったのです。 でも写め撮るのを忘れてしまい、残念。 1450円で、小さいケーキ2個に杏仁味とライチ味のわらびもちがお茶付きだったからね。 秋アイテムのケーキで美味しかったのでした。 次回行くことがあれば、いいんですけどね。
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