‖ ひびひより日記 ‖
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2011年06月17日(金) ぼっちゃま

先週は、SMAPのごろーちゃんのお芝居をみてきました。

「ぼっちゃま」タイトルだけでもはまっていることが想像できたけれど、
これまでの鈴木聡脚本のなかで、いちばん、ごろーちゃんのキャラクターにはまっておりました。

わがままで放蕩な人生を送っている、どこか切ない長男の幸一郎。
時代も戦後で、父親の遺してくれた財産で暮らしているんだけど、
異母兄弟たちが、なんやかやとお金をもらいにきても茶碗を売って、そのお金を文句をいいながらもなんとかしてくれるという…

でもその心のそこに隠された幸一郎の寂しさというか、せつなさに泣いてしまいました!!
ぼろぼろというよりは、じんわりなんだけどね。
赤ちゃんのときにか、母親と別れ。母親の記憶がまったくなくて、父親も母親のことは、なにひとつ話さず、
幸一郎も聞くことなく、ただ、想像するばかりだったことを乳母(白石加代子)に打ち明けたりするくだりなんかね…
だからなのか、異母兄弟には、なんだかんだと甘いし、子供の頃にたまに彼等と会う時が幸せだったのかもしれない。
まあ、長男風ふかすんですけどね。

登場シーンで、ないやら、書いているんだけど右手だったことに驚いたり(左ききだからね)
女にもだらしなくて、あまりにも博愛主義者。
男の言い分は、とおるにしても女にしたら、ややこしくて困る男だったりするけどね。
まあ、父親が、愛人(芸者)3人もいたというし、
死んだ時もその愛人達と誕生日のお祝いだったに集まった時に火事だったか、空襲だったかで一緒に死んでしまったという。

古きよき時代というか、新しい時代に適応することを拒むというある意味世捨て人みたいなぼっちゃま。
その韻のひびきもレトロ。
ただ、そばで見守っている乳母との関係も親子のようなそうでないような微妙さだけど
信頼感は、みえない糸でつながっているようでした。

ひさしぶりにほっこりする話でした。

こういう話を河原雅彦が演出しているんだからね。
ちょっと不思議な感じ。

カテコでもはじめて喋ってくれたのは、嬉しかったなあ。
まとはずれな話だったけどさ(笑)

これで、ごろーちゃんのは、PARCO作品3作品と、他2作もみいてるんだけど、秋にも井上ひさし脚本の石川啄木の舞台があるという
これは、東京だけなんだけど、ライフの10月11月公演の日程でうまくいけたらいいなあ。



よもやま話。

「嵐が丘」のトークショーに大ちゃんが司会で登場。
大阪は、27日だけですが…ちょっとラッキー♪

あいかわらず、ケイタイゲームのモグとアメーバピグにも手を出してしまった…
まあ、わからんことばかりだけどね。
お金掛けずに遊びたい〜。

「ファントム」のいい評判を聞いて、楽しみ♪
ちょっと長いらしいけど、まあ、そこはライフだから(笑)

銀英伝、三上くんの役どころが判明。
でもおじさんのブラウンシュバイツ公のほうが記憶がある…その甥か…
確かに嫌な男だったはず…
そんなところの話をもってくるんだとちょっと以外だったかも。
時間があれば、アニメでサーチしてみたいな。


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