月と散歩   )   
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2001年12月28日(金) 種子島漂流記 4

『宵待ち』

今日も今日とて、
ケーブル引きずり 右へ左へ。

仕事が終わって見上げた月は、まあるく綺麗に ふとってた。
大晦日は 満月だろうか。

―――

そういえば、こっちに来てから僕も少し太った。
宿の食事が名古屋の寮のよりおいしいから
という所為もあるけど、
宿にいてもすることがないってのが一番の原因。
食べて、寝るだけ。

ふー。

満腹で寝ていた、午前3時。
ウシミツドキ。
目が覚めた。なぜか、ぱっ と。

…と。
部屋のチャイムが鳴った。…気がした。

ここは、そういう旅館であり…。


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