日々想事ひびおもうこと...紫能神巳

 

 

人と出会うこと。 - 2001年12月15日(土)

不思議でたまらないと思う人との出逢い。
私にあなたは絶対不可欠、と思う人が居る。そう思われればいいなあとも思う。
でも実は2000万円の生命保険入ってんだと聞かされると『私が死んだら穀潰しの娘が消えてなおかつ2000万円!?ウチの両親葬式出してもおつりが来るじゃん!』なんて事が結構本気で思えてしまうトコが私の怖いトコかもと思ったりする。
母曰く、『あんたは10月頃にいつも頭がおかしくなる』。失礼な。
たまたまショッキングな出来事が10月辺りに重なりやすいだけだよ(笑)
しかも、母が『頭がおかしい』と私を評する時期は、私にとっては妙に頭の冴えてる時期でもある。曇り無く冴えてるような勘違いすらしてしまう。
冴えすぎて、私の言うことは母には理解されない。
理解されないことは無いんだろうが、どうも『危険思想』に聞こえるらしい。だから、母は『おかしい』と言って私の言う事を一蹴する。
確かにその方が健全に生きる良い方向なんだろうという事は解るけれど、私は一回泥の中に落ちる方法しか知らないのだ。
自分に対する理解と愛着を深めるため、自分に対する誤解を無くすため、落ちるとこまで落ちて這い上がる方法しか知らない。だから、そうする。
ショッキングな事件があると、人間は何度でも生まれ変わると私は思っている。
荒療治だけど、一番良い方法なんだ、一回落ちるのが。
中途半端に落ちまいとして引っかかってると中途半端なまんまでしかいられない。少なくとも私は。
それまでの価値観を脱ぎ捨てて孵化するのがその頃。でも、孵化途中はもう『醜い』としか言いようが無い。そこを、母は『おかしい』という。
包まれて生きてたらそんな経験はしないで済むのかもしれないけど、できなかったんだから仕方ないだろう私のせいじゃないよ生い立ちまでは(笑)
泥の中にいるときはもう泥まみれで苦しくて堪らないけど、でも『前回大丈夫だった私がこんなトコで壊れる訳はない』という、自分に対する自信もある。ソレは自分で、自力で掴んだ自信だから何者にも侵されない。そんな自分をちょっと好きだと思えるんだからOKでしょう。
少なくとも、一度も汚れないで、落ちることが怖くて引っかかってた頃の私は自信もなくて、弱くて私が嫌いだった。
それに比べれば随分マシだと思う。落ちても良いんだよ、私は絶対上がるから(笑)
でも、一番苦しいとき、泥の中でもがいてる時には思い出せる言葉がある。
私が初めて『頭がおかし』くなって、苦しんでたとき、私に触れられなかった両親に対して、私の先生が言ってくださったという言葉(直接は聞いてないんだが)。
『あの子がもっとバカだったら、あの子はとっくに死ぬかグレるかしてます。ご両親はあの子に感謝すべきです。』
そうか私は賢かったのか(笑)少なくとも、先生の中では賢かったのだ。
だから私は先生のその期待を裏切ってはならないと思う。いつも思う。
そういう人と何故私は出逢えたんだろうと不思議になる。
他にも、どうして私はあなたと出逢えて、あなたの信頼を得られたのだろうと不思議になる、愛する友人が居る。
私にとってあなたたちは絶対不可欠だ、といつも思う。先生は亡くなられたけど私は生きてる。失ってないから生きてるんだ。私が先生を失うときは、先生が認めてくれた全てを私が放棄するときだけだ。
人とのつながりって不思議で濃い。不思議。ホントに。
運じゃないんだよ、とも思うけど。運良く拾って貰えるヤツなんか存在しないよ。自分の中に何かがなきゃ、誰にも振り向かれない。
じゃあ私の中には何があるだろう?と、結構他人事みたいに(笑)思う。それが美点で武器のはずなんだから磨かねばと思って(笑)
でも今の私は磨くどころか鈍ってるんだろうなあとも思ったり…天国の先生ごめんなさい。頑張るけど小休止なの(笑)
体悪くしたら考え方がただでさえ卑屈なのに(笑)ますます卑屈になってや〜ねェ〜と思う今日この頃。
どうして悪くした場所が胃と脊髄なんだろう…。生きるのが結構困難だぞ(笑)しかし何処を悪くしても困難なことに変わりはないわね…。
目指せ人生逆転満塁ホームラン!(笑)

……今日のコラムでした(笑)
だから何処にも行ってないし何もしてないから書くことがっ…書くことがっ…えぐ。(ノд・。) グスン





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