日々想事ひびおもうこと...紫能神巳

 

 

……相変わらず。 - 2001年12月26日(水)

今日も今日とて体調が悪い私。
男性諸氏にはまたもアレですが今日はまあ生理痛までダブルで…。
先々月から、信じられない事にそれまでは判で捺したように正確な30日周期でやってきていた私のお印の日は、完全なる『不順』になってくださいまして…。どうしたものやら。日付が解らなくなったってのは結構困りますね…ホントに『ある日突然』余震(生理前のあの痛みよ…。無い人も居るらしいが私はハッキリあるんです…)が来て、それから本震が来るという。とにかく痛いのさ。
前までなら、『まあ◎◎日辺りには来るから』と心の準備が出来てたから良かったが、先々月から突然心の準備が出来なくなってしまって…。
『心の準備』って結構大事だわ…。と、初めて思いました。今日いきなり激痛(でもまだ余震)に来られて…。
そして間の悪いのがウチの兄。
胃と下腹部と、種類の違う激痛に悩まされている私が、まあ不幸な事に痛みに耐性があるのでフツーの顔をして『痛い』とだけ呟いてるから『大した痛みではない』と判断したらしく、下らんお使いに行けと言い出したんでございます。自分はTVゲームが忙しいから。
さあ大変。私のように性格の悪い妹(しかしウチは兄弟仲が良いよホントに)の逆鱗に彼は触れたのでございます。
ただでさえ私は、彼に口を酸っぱくして『生理中の女には気を使え』と言い聞かせていたんでございますが、まあ妹の予定日など私でも把握できてないんだから彼が知るわけもありません。
「……酒なんか呑まなくても死なねえんだよ」と毒づいた私に(まあ、父親の酒を買いに行く、というのがお使いの内容だったので)彼は「腹が痛くても死なん」と言ってしまったんです。
あァ大失言。大湿原。大シツゲン。
イライラスイッチを的確に押された私はまくし立てます。
「男だったら死ぬらしいわよ痛みで発狂して!この痛みも知らんくせにそんな大口叩くわけ?一回体験してみる?発狂して死にたい?」
そこで彼は『生理痛だったのか…しまった』という顔をしながらも「でもただの腹痛で生理痛じゃないんだろ?」とまた余計な事を。
そして私は生理中は特に良心も容赦も無い人になるので「生理痛よ?だから何?悪い?」と我ながら訳解らん物言いで兄を苛めに入ります。
生理中の女に理論は通用しないのです。
「大体男と女じゃ痛みの概念が違うんだよ、風邪ひいたぐらいで死にそうに頭痛いとか喚きやがって見苦しいんだよ鬱陶しいんだよ!生理中なのに立って仕事してる女とは大違いなんだよ怪我したって血がチラっと出たくらいで男はガタガタ喚きやがって」とまあ半分以上多分彼には責任のない事を責め立てた容赦の無い私。
でも男は男に生まれたってだけで毎月の貧血も発熱も腰痛も腹痛も免れてるんだから、せめてストレス解消にくらいは役に立つべきよ(滅茶苦茶な理論)。
だってホントに他には何の役にも立たないのに痛みも無く男だってだけで家事もしなくて良く(コレは家庭によって差があると思いますが。ウチの男は家事しなくていい殿様育ちだ)、私は熱出してても兄貴のベントー作るために早起きしてたのかと思うとすっげえムカつくんだもん(笑)お前も何でも良いから私の役に立て、と思うじゃん(笑)
そしていつもはどんな内容であろうと兄貴の味方、の母がこの件に関してだけは私の気持ちが解るらしく、「まあ男は痛みにも血にも弱いからね…」と何となく私の味方…というより、本音としては「今は黙って従いなさい」と無言で兄に言っていたのかもしれませんが(笑)今の私には何言っても無駄だ(笑)
まあそんなわけで一瞬だけ私のストレス解消に役に立った彼は(笑)、やはり夕食の片付けをこの体の私がするものだと疑っても居ないようでそそくさと自室に戻り、私はやっぱり片付けによってちょっとだけ減ったストレスが再蓄積されるのを感じてるんでした。
まあこんなカンジで(笑)今日も体の具合は更に最悪で、胃と下腹部とがぎりぎり痛み続けているのでした…。
誰かキレイな首から下、私のと挿げ替えてください…しくしく。
内臓取り出してジャブジャブ洗いたい…。
神様私を女に生んでくれてありがとう…(怨)おかげさまで、後はもう『目を刳り抜かれる』とかいうような、「ありえない」痛みでなければ大抵の痛みには耐えられる自信があります…。裂傷も平気だしな…。
裂傷なんか生理痛や胃痛に比べれば少々面積広くても大したもんじゃないしな…。
あァ…痛いほどタフな自分がちょっと嫌。
そういえば昔から平気なほうだったんだよな各種痛み…。
だからどの程度で人様に『痛い』と言って良いのか解らない妙な人になってしまいました…。骨もヒビ入ってる程度じゃ何も言わなかったしな…。無論痛いんだけどね。アバラだったときは、ソレはもう呼吸の回数分だけ痛かったんだけども。まださわいじゃイカンかなと思うだけで。卵巣が腫れたときも、痛いな痛いなと思いつつ、テニスボール大に腫れるまで病院に行かなかった…。
いつも言われるんだよ病院で…「なんでもっと早く来なかったの!?これじゃ相当痛かったでしょう!」と。
そう、私的には一応『相当痛い』んだが、でもこの程度で病院って大騒ぎしすぎかな…といつも思ってしまう変なクセが。
でも最近はどうも私は要らんほど痛みにはタフなんだなということを自覚したので、適当に病院には行かなくてはと思い直してますが、まだなかなかクセが抜けない…。
そんな私に友人が名言をくれましたのでご紹介。
『アンタ絶対、病院に行ったときは既に末期の胃癌で、ってカンジで死ぬね』
……私もそう思うよ。
早期発見にこんなに貢献できない体のヤツも珍しいのかもしれない…。
私に限り、病巣の早期発見だけは絶対無理だねと断言できる。いつも多分結構適当のところまで我慢しちゃうから、見つけたときは末期だね、きっと…。
それも良いかもな…(痛みのせいで現在結構後ろ向き)。




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