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不可解。…困惑のせいでダラダラ長い。 - 2002年02月02日(土) 今日は会社がやっと休みで、ソレもどうなんだと思いつつ(笑)、夕方まで寝まくりました。あァ…何かすっごい幸せ…(*T▽T*) するとですよ〜。会社でツルんでるしのちゃんからTELが。 無視しようかと一瞬思いましたが、会社のお知らせだとマズいので取りました。すると…。まあ会社のお知らせだったんですが、ほぼ雑談。 当然話題は、恋愛ボケ23歳のネタになりました。 『私はもうアノ話聞きたくないんだよね。ああいう話って、友達とするモンじゃないの?会って2日目からアノネタで、私は正直言って引いたね。私は性格悪いし柔らかい嘘つく気も無いからもう嫌だ』 と、きっぱりと言いのけておきました。 だって、いつもしのちゃんが不必要に彼女を煽ってるように聞こえるんだもの。こっちに振ってくんなっつーの、という予防線のつもりでありました。そして『私タチ【友達】ではないでしょう』という意味も込めて。 すると彼女は言いました。 『そうなんだよね。友達が、とか言うけどあの子、ホントの友達居ないみたいだし…。Mちゃん(恋愛ボケ23歳)って、少女漫画の世界から出てきてないんだと思うんだよね』 ………おや? ソレは私が常日頃ココで訴えてた、『ドラマと自分を置き換えるのをやめろ』という意見と同じ意味では?そして更に言ってみました。 『……私はあの子がときどきマイ心の台本読んでるの聞いてすっごいサブかったんだけど。アノ子が期待してる優しい嘘言う気にもなれないし』 『あァ………重ねすぎなんだよね〜、現実見てないんだよね』 現実、と仰いましたか?じゃああなたの数々のアオリ文句は、現実を見たつもりの言葉だとでも?と不思議になった私は、しかしまあ結構前になりますが、『大事な子だから手が出せない』意見を、どうやら本気で言ってるらしい事を知るハメとなりました。 しのちゃんは、Mちゃんが彼にちっとも愛されてない事は知っている。それどころかそろそろ疎ましく思われているだろう危惧もしているわけです。 ソレとこのセリフは両立しないだろ?と私は思ったんですが、彼女の主張は「Mちゃんがあんなに一生懸命なんだから良い方向に考えてあげたい」と言う訳です。 一生懸命、だけで成就するんなら誰も恋愛の事で悩んだりしないわけです。 そして、『大事じゃないならこんな事しない』とほんの数例事例を挙げ、私をも納得させようとする訳です。 『だって、チャンスは一杯あったわけでしょ!?ヤりたいだけなら普通ヤるでしょ男の人は。でもしなかったんだから、大事にしてくれてるってことだよ』 …………素敵な理論である、と思ってしまいました。 だってしのちゃんは、男性をいつも腹を減らした何でも喰う雑食ブタ扱いしてる事を赤裸々に私に告白してくださったわけですよ、このセリフで。 私的には、シラフの男には好みってモンがあるだろ……とか思うわけですが、彼女は『男は穴が空いてれば何でも良いはずだ』と本気で思い込んでいるらしい。さぞ、今まで穴便所扱いされてきただろう事が偲ばれます。 私は、そう女性に困る男性が回りに居るわけではないので、割と皆さんグルメなんですよ。自分なりの基準でね。酔った勢いでマチガってしまう事はあるかもしれないが、シラフではそうマチガったりはしないだろうと思います。 こう言っては何だが、『ヤりたいだけなら即』理論が通用するのは、それなりの容姿を持ってる女性のみだと思うわけですよ。厳しいようですが。で、またすっごい可愛いと、扱いが全然違ってくる。 我々が思うよりもずっと、男性とはメンクイなものなのですよ。 しかしそれでは『Mちゃんの容姿じゃシラフではソノ気にならないでしょう』とずばり言ってしまうようで、それも気が引けたので、うーんと黙っていると。 『私は今まで、ヤってから捕まえてきたもん』 …………………………………怖い。 『ヤったらこっちのモンでしょ』 …………………………怖――――――! あれだけ散々『えっちなんて重く考えることはない』と言い続けておいて、でも彼女にとって『カラダは契約』!!!!どういう矛盾だ!?正面から矛盾してるぞ?ソレに気付かないのか? で、ソコに言及するのはいやだったので話題を戻し、まあ以前ココで書いてたような、『今回の件に関する私の結論』を彼女に話しました。 最初の夜は、彼はしたたかに酔ってたんだから『何でも良い』状態だった。で、手を出したら出血。処女だった事で彼はビビった。 本来なら即ポイだったのだろうが、処女だったので彼ははねつける事が可哀想でできない(或いは、彼自身が遊びなれた人ではないのでどのタイミングでポイして良いか解らない)。できれば彼女の方から、自分の事を忘れてくれないかなと思ってる。 ………コレが私の推論である。 ソレを話すと、彼女は言った。 『違うよ、処女なんか今時拘る人いないよ。むしろMちゃんは処女だった、処女だったってこだわりすぎだと思うよ。私は早く棄てたかったもん』 ……ソレは、『女の視点』である。 そして、確かに今時、『自分の彼女が処女ではなかった』ことに拘る男性は少ないだろう(年齢が若すぎるとかじゃなければ)。しかし、『処女神話』とでも言うべき、『処女を何人喰った』事を自慢にする男性は決して少なくない。 『遊びの子が出血してビビった』という証言も少なくないのです。私はこの耳でリサーチしてます何人も。 そう。男は血に弱い(意味が違う)。 処女をポイ棄てできない男性は数多くいるのです(無論ポイ棄てする血も涙も無い男も多くいますが)。 彼女が拘っていようと拘っていなかろうと(事実拘ってると思うが)、男性には関係ないのですよ。この場合、彼の『気持ち』を推察する作業なわけで、ここに彼女の『気持ち』は関係ないのです。 ソレを混同してしまってる。というか、『彼女が頑張ってるんだから彼もこう思うはず』って、人の印象を操作してるんです意識的に。頭の中で。 変にスレてはいるがドリーマー。 コレが彼女の性格に対する結論になってしまいました。 『現実見てる』訳じゃないんだよ、あなたのは『スレてる』の!!! と、叫びだしそうになりましたが、この子(年上なんだけどさ…)と討論しても理解はされまい、と思って止めました。 そして、自分はこうだった、ああだったという語りを始めるに至ったのは別にどうでも良かったんですが『ね?そういうものでしょ?』と賛同を求められるに至っては困惑。 だからね、『私とあなたは違う生き物なんです』。あなたの経験を私は知らないし、そういう経験をした事はないわけです。また、する予定も無い。 そこを絶対に理解しない、他人と自分の境界線を全く引けていない彼女に言える言葉は殆どありませんでした。 遅かれ早かれ、彼女は『自分と同じ経験を皆するはずだ』と思い込んでます。しません。当たり前でしょう、する訳がありません。 ある意味のパラノイアだなーと思いながら話を聞きましたが、突っ込む事はしませんでした。このテの人に、実は昔会ったことがあったからです。 まあ結構昔ですが、『私タチは正直に自分のこと、何でも話してるのにあなたはどこか常に一歩引いてる。どうして何も話してくれないの?』といわれ、責められたことがありました。 今考えれば、私が聞きたいと言って聞き出したわけでもなく、際限なくプライベートを垂れ流した結果が『何でも聞いてる』状態のわけです。だから、『聞かせろと言った訳じゃない。私には垂れ流せないプライベートがある』と言ってはねつけてしまえば良かったんですが、私が高校生と、幼かったせいでしょうか。まあすっかり話して、そしてソレは彼女たちの期待した『面白いプライベート』ではなく、彼女たちでは抱えられない重いものだったので、『そんな重いこと期待してなかったよ』と言わんばかりに翌日からそっぽを向かれました。彼女たちは、『違う人種が居る』事をはじめて知った事でしょう。 ……話を戻しましょう、まあとにかくそんなこともあったので、そしてどうしてもしのちゃんと彼女たちがカブって見えてしまうわけです。 無遠慮に人の、しかも自分でも『友達』と認めてすらいない人間のプライベートを踏み荒らしていく事がどのくらい怖いことか、全く解っていない顔。 怖いなあ。と思いながらも、彼女はMちゃんのプライベートに飽きたら私のプライベートを突付こうとした事でしょう。 今日Mちゃんの関係で、私はかなりはっきり『基本的に嘘をつかないし、言葉を包む事もしない』としのちゃんに言ったので、そして公私混同は大嫌いであるといったので、コレ以後彼女は私を突付こうとはしないでしょう。ソレは良かった。だけどね。 何だかなあ…。何か、考えてしまいますなあ…。 『他人の事ごちゃごちゃ考えんな』と私の胃を慮った彼氏にはしょっちゅう言われますが、考えるのが趣味なんだよなあ…。 そして何より…冒頭の私のセリフに対して、しのちゃんが言った『Kちゃん(私)の言う事はいつも正しいから、性格悪いともキツいとも思わないよ。あァ、ホントだなと思うだけ』という言葉が…。私の言った事ホントに解ってんのか!?と思って何だか力抜けました…。 私のことも都合良くドリームで歪めてるのか、調子良いおべっかなのか、非常に気になる…が忘れた方が私には良さそう…とも思いますね。 彼女の、正面から矛盾しながら無理なく同じ人間の中に同居しているワケ解らん理論は、やはり私にも絶対に理解できないモンなのですからねェ。 -
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