全滅…。 - 2004年04月13日(火) 今回の邦人誘拐事件についてはまあ言う事はありますが『悪魔か貴様!』と罵られるのが怖いので言わないでおきます。 まあそれはおいといて。 つい一昨日から魔術士オーフェンの長編の方を読み返してみたんですよ。 実を言うと長編の方は半年に一回とか一年に一回とかしか単行本出なかったんで、『3年も前の伏線いちいち覚えてられるか―――!』状態で、何かもう読んだような読んでないような。惰性で買ってたとはっきり言いましょう。 そしてその惰性のせいで、最終巻を買い逃していた事に気付き、慌てて買いに行きました。 ………秋田氏、すみません。面白かったです。 20巻もの長編を一気読みするとさすがに疲れましたが、6巻も7巻も前から伏線が張ってあったりして、『ああ、私ならこの伏線、張ったことを忘れる(実はよくやる)』とか思いました。 でもその伏線は物語の『核』だったので、忘れようがないよね作者としては(笑) しかし最終巻を読んでちょっとガックリ来ました。尻すぼみってこういうことを言うのかしら…。 そこまでは、大陸最高峰の魔術士養成施設の中でもさらに優れた人材のみで結成されていた『チャイルドマン教室』のキリランシェロ(オーフェン)、彼の孤児院での姉のような存在だったアザリー、レティシャ、(この3人が上級魔術士)フォルテ、ハーティア、コルゴンと順当に出てきて(1巻でアザリーにぺちゃんと踏み潰され『…彼はコミクロンだったのか』の一言で死亡確定した憐れなコミクロンはおいといて)、実は大陸の危機を救うために存在した、チャイルドマン・パウダーフィールド(無論この人は超人)の結成した教室だったんです☆というノリだったんですが、じゃあ1巻で殺されたチャイルドマンってホントに凄かったのか!?とかコミクロンの『世界』の為の役割は結局なんだったんだ!?とかよく解らないところが多かったです。 要するにアザリーが全部悪かったんです。という話だったんでしょうか…。 じゃあ、そのアザリーを探して上級魔術師の位も宮廷魔術士への道も全部捨て去って出奔したキリランシェロって一体…。とか。 要するにチャイルドマン教室の大喧嘩が大陸を巻き込みました。という話だったんでしょうか…。 来るべき『滅び』に備えてチャイルドマンが選んだ7人というのは(コミクロンの役割は解らんがな!)まあ解るとして、最終巻にハーティアが出てきた事情もよく解りませんでしたし。チャイルドマン教室でのキリランシェロの親友だから出しておいてやるかってカンジでした。だって何もしなかったじゃん(笑) そんな私はハー×キリでした。まあそれはおいといて。 コルゴンVSキリランシェロ、となったときにあなたなら止められるわとアザリーはハーティアを召喚した訳でしたが(だから期待したんだが)実際そんな状況は起こらなかったしな。ハーティアはコルゴンの横で愚痴言ってただけじゃないですか。 ……秋田先生、解りません。 大体巻数が進むにつれて彼を『オーフェン』と呼ぶ者が少なくなり、【牙の塔のキリランシェロ】【サクセサー・オブ・レザー・エッジ】としての需要(?)が高まりすぎてそう呼ばれる事しかなかったし。 前の方の巻でハーティアが『キリランシェロ』と呼んだ時には『俺はオーフェンだ』とか言い返してましたがもうその気力もなかったかオーフェン。まあ人数多すぎたもんな。いちいち言ってられっかってカンジですな。 しかし話としては最終巻まではかなり盛り上がって良かったです。 『神』が失敗作だから、と『大陸』を滅ぼしに来た、その『神』に逆らう魔術士たち。 『神』の実在しない世界に行きたい、と言った領主さんのセリフは入りました。 19巻でしたか。肉あり体ある姿では愛は語れない、と。 でもラストがな〜〜〜〜〜(まだ言ってる) 何がどうなって終わったのか、いや大体の見当はつくけど要するに唯一神に逆らう力を持った魔王スゥエンデーボリーをアザリーやコルゴンが自らの命を擲って召喚して、その力の後継としてキリランシェロが結界をぶち壊しました。という話だったんでしょう、多分…。 鋼の後継、というのはつまりそういうことでしたと。 私はてっきり一件落着後、途中から反旗を翻してたマジク(オーフェンの弟子)が『お師様ァ!』とかってついてくるもんだと思ってたけどあのガキそのままかい。みたいな。不満(笑) そしてクリーオウが置いてけぼりにされたのはよし(笑)。 そして『はぐれ旅さ』とか言ってオーフェン一人出て行きましたが待て待て待て!!!そんなラストでいいのか!?世界を救った英雄が、また塩と砂糖しか舐めてないぞここ三日、とかいうような貧乏金貸しに戻るのか!? そりゃ性格的に祭り上げられてどうこうの人ではないが、何か納得がいかん(笑) 結局アザリーに振り回されただけの人生か、オーフェン…。 そう考えると悲しくなります。 君はまだ20歳だろ。先の方が長いのに(涙) で、まあ実は私がオーフェンに最も萌え萌えだったのは1999年だったということを知りました。 なぜなら、1999発行の同人誌(買っておいて良かった…!)しか、我が家にはなかったので。しかし5冊だけ。 しかも秀逸なのだけ選び抜いていたようで、我ながらその審美眼(?)には感服しました。どうせならもっと執着していっぱい買っておけ、と当時の私には言っておきたいところですが。 そしてオーフェン同人サイトでも無いかしら、と検索してみたところ、……全滅(タイトルの意味はここでした)。 オー×クリ(書くのも嫌だ…)とかならなんかあったみたいですが。 基本的に男女カプ不可!という最悪な精神構造の私はハー×キリを探したんですが、無いわ…無いわそんなモノ…。 1999年に時間旅行してハー×キリ本を買い占めて帰って来たい…。 どなたか素敵なハー×キリ本(またはサイト)を見つけたら教えてください…しくしく。 いくら尻すぼみな作品だったとはいえ、私がキリランシェロを愛している事には変わりはないので…しくしく。 -
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