日々想事ひびおもうこと...紫能神巳

 

 

現実逃避。 - 2004年04月09日(金)

小泉政権について何を物申したらいいのかもう解りません。
いろいろ物申したいがむしろ小泉政権と言うよりも戦後日本の弱腰外交が。
………現実逃避を図りたいと思います。
現実逃避を図れるだけの現実があっていいよな、とか拗ねた気持ちで思いながら。


さて、現実逃避。
私ただ今、富士見ファンタジア文庫『魔術士オーフェン』シリーズを読み直しております。
無謀編(つまり番外編)だけで13巻、はぐれ旅編(つまり本編)だけで……何巻?まあ無謀編よりは多いわけですが、はぐれ旅編の方はナンバリングがされていないので数えなければいけないという。なので数えませんが。

実は私大分前からこれにハマり倒してまして何がそんなにいいかと言うと主人公の顔がイイ(オイ)。
小説って挿絵とか表紙とかが命よね、と思った瞬間です。
だって私、オーフェン描いてらっしゃるのが草河さんじゃなかったら読まなかったような気がするもの。
生まれて初めて買ってまで読んだファンタジー小説、それがこの『オーフェン』です。画集まで買いましたとも。
つくづく、小説って表紙が命…と思い知らされました。
いえ、『オーフェン』が面白くない訳じゃありません。勿論面白いから買ってるんですよ全巻。
ただ、この主人公の『オーフェン』がこんな顔で、だからこんな口調でこんな行動してくれたらカッコ良い、と思わせてくれるのは間違いなく絵描きさんの力だと思います。
サクセサー・オブ・レザー・エッジ――鋼の後継――という二つ名を持つ大陸最強の魔術士で暗殺者、という設定も私のハートにガツンだった訳ですが、サクセサー・オブ・レザー・エッジはやっぱり『あの顔』じゃないと素敵じゃない訳で。
だって中途半端に可愛らしい顔されてたり(ファンタジー系の挿絵には多いじゃないですかそういうの…)すると、カッコ良い度ががくんと下がります。
魔術士育成にかけては大陸最高峰の『牙の塔』で、年間首席で15で上級魔術師だったとかもうその辺りとかも素敵で、その頃の名前は『キリランシェロ(こっちが本名)』、そして『牙の塔』時代はサクセサー・オブ・レザー・エッジでありながら可愛らしい性格だったというのもまた、『キリランシェロ』をあのように描かれた草河さんの画力によってキュートさを増すわけです。私は初めて『キリランシェロ』を見たときに『私にショタの気はないはずだが!?』と動揺したほど可愛くて、実はオーフェンより好きですとか言ってみたり。だって可愛すぎるんだものキリランシェロ。二人の姉に挟まれていつも冷汗垂らしてて(笑)。
なので、プレオーフェンと呼ばれる、無謀編の巻末に必ず入ってる『牙の塔』時代の話が楽しくて愛しくて堪りません。
でも、腹抱えて笑えるのは秋田氏の実力です、純粋に。感服致します。
そして、続きを!と思えるのも、秋田氏の実力です紛れもなく。大変楽しい。
はぐれ旅編の方は、最後の方はもう『ファンタジー小説』の域を超えてきていたので(いや、実はこれしか読んだ事無いから規定としては知らんが)、う〜む、とかちょっと思ってましたが。無謀編は掛け値なしに面白い。クリーオウも居ないしね。
そう、私の嫌いなはぐれ旅編の(多分)ヒロイン、クリーオウ。コイツがいつもいつもいつも…と私は苦々しく思っていたわけです。でも無謀編は、クリーオウに出会う前の話なので非常に楽しいです。純粋にギャグ小説として笑えるから、というのも多分ありますが。

でも不思議な事に、秋田氏の次作『エンジェル・ハウリング』(だったと思う、確か…)には、手も伸びません。そろそろ完結するらしいですがそれも無謀編の単行本の後書きで知ったことで。
やっぱり基本的には『ファンタジー小説』のノリにはついていけないようです、私(自己完結)。想像の世界で遊べない人なので。寂しい話やのう。

確か『オーフェン』を読み始めた頃に、友人とその話をしていたら(友人は『オーフェン』は読んだ事なし)、『世界中で一番強い生物がドラゴン種族だというその小説は、ファンタジー小説としては非常に正しい。ドラゴンを人間が倒せる訳が無い』とか言われましたがその根拠はいまだ謎です。その時に聞けば良かった。
確かに、『オーフェン』世界では『ドラゴン』には人間の魔術なんかこれっぽっちも通用しません、という設定ですが。だからドラゴンと遭遇したら死あるのみ、という。そうか、正しいのか。
まあともかくそんなカンジで今非常に楽しく読み返しております。こんなに面白かったかしらと思いつつ。
でもはぐれ旅編と無謀編両方読んでないと話が解りません、というのは当然なんでしょうが人には紹介し辛いですね。あれだけ巻数出ると。

それで、関係無いですが今筒井康隆にハマってます。すっごい面白いです。SF小説ってこういうのをいうんですか。今まで私、SFに対してちょっと誤解があったようです。

ま、とにかく本ばっかり読んでます、ってことですな。


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