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1リットルの涙 - 2009年01月26日(月) ウチの地域で、今再放送してて、初めて観たんですが。 心身が不自由な人に対して、あんな悪罵を吐き散らす人間って、本当にいるのか!? そいつの脳味噌どうなってるんだ!? 私だったら、明確な殺意を持って殺すね。もしも、私の愛する人、身内があんな風に罵られたら。 現に何度か、悪罵を吐いた人間に対して、百万言罵り倒した。見知らぬ障害者を、笑った友人を、殴って罵った(らしい)。 自分が他人に手を上げるタイプではないと思っているせいか、その一件だけは言われたので事実があったらしい、としか言い様がないけれども。 その一件とは、電動車椅子に乗って移動していた誰かを見て、友人が嘲笑した、その直後に私は彼女の頬を張り倒し、大声で叱り付けたのだとか。 高校生の頃の話だ。 卒業直前に、彼女がその件で私に礼を言ったので、そんな事もあったかな、というお話で。 彼女は、叱ってくれてありがとう、と私に言った。叱って貰えていなかったら、ロクな人間にならなかったと思う、と。 しかし、私は別に彼女を真っ当にしたかった訳では無い。障害者を嗤う心根が赦せなかっただけだ。 障害者を全て「可哀想」と括るほど、綺麗な心根ではない。ただ、取り敢えず五体に恵まれた、その幸運を知らず、嗤う根性が赦せなかっただけだ。 私のその気持ちは、私怨以外の何物でもない。 完璧な世界を創造しなかったらしい、誰かへの私怨。――大変便利な存在だ、カミサマ。 -
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