本当は - 2013年11月18日(月) 漫画家さんになりたかった。 うん、何回か言ってるかもしれませんが、また改めて説明。 私の本当の夢は『漫画家さん』でした。 解りやすく言えば、憧れの小説家は殆ど居ないに等しいが漫画家さんには憧れの人がたくさん居ました。 私が『国語』を習ったのは、小説ではなく、入り口は漫画家さんでした。 だって、小説ってよっぽどその人の作品を好きで、世界観も解って、字が読めなきゃ(これ重要)読めないけど、漫画はルビ振ってある。幼少期の私は、字の読み方はマンガで覚えました。 国語辞典と首っ引きで字を読んでた時期も勿論ありましたが、ソレは『ある程度日本語を読める』ようになってからのお話。 ひらがなは、NHK教育番組で覚えました。 『アンタに文字を教えたことは無い。お兄ちゃんにはあいうえおから教えたけど』と、よく親に言われてましたが、うん、私も親に習った覚えは無い。NHK教育番組を必死で見て、ひらがなを覚えて、ひらがなを覚えたら少女マンガ好きの母が買っていたマンガを開いて漢字をある程度覚え、ある程度覚えてからは辞書と仲良し。 それでも私、国語の偏差値が80以下だったことはありません。(えっへん) 真の英才教育とは、放置だ!…嘘です。3歳から習わせてもらったピアノは10歳の時に泣きながら辞めました。嫌いすぎて。でも、その頃叩き込まれた五線譜が、高校のときにバンドを始めるに至って、『スコア譜』という、五線譜より遥かに簡単で何これ!?なモノに出逢えたわけで、それを簡単だと思えたのは五線譜を仮にも読めたからで、やっぱり英才教育は3歳までだな。 バンドを始めたのは、『ナルシス』が弾きたかったから。だからギター以外目に入りませんでした。オンチなの知ってるしあっちゃん様に張り合う気など最初から無かったので『歌』という選択肢はありませんでした。でも『ナルシス』を弾いてみたかった。すげー簡単な理由だなオイ…とお思いでしょうが、私結局『ナルシス』は弾けません。アレは実は地味に難しい曲なんです。その代わりに、ジュピターなら今井さんのソロ弾けまーす。ハイ、ギターの弾ける皆さん、『なるほど、その程度か』と納得してください。 やっぱりね、マジで死ぬほど好きじゃないと上達しない。結論。 BUCK-TICKさんのことは死ねるほど好きだが、『ギターを弾く』ことに関してプライドもクソもなかったので常に簡単なパートしか弾きませんでした。…正確に言えば、私の相方に当たるはずのもう一人のギター弾きに『お前のレベルじゃコレ』と決められてました。それに粛々と従う。うん、プライド無い!(笑) ただね、未だに悔しいのは、【Deep Slow】をあんなに練習したのに、ライヴで披露できなかった事。あんなにあんなに練習したのに、実はアレもとてもハイレベルな、全員の呼吸がバッチリ合わないと完成されない曲だということを、ライヴの前日にドラムともうひとりのギターに言われ、私徹夜で【Kiss Me Good-bye】覚えさせられました。所詮素人は素人ね。フッ。←このレベル ただ、あんなにあんなに…と思うのは、マンガなんだよなあ。 小学校1年生の時にhが、私もうお話作ってホチキスで製本して、クラスで見せて回ったりとかして、一人週刊誌してました。 それを割りとズーッと…同人誌、という素敵な場所を知るまでやってて(ぶっちゃけ、中2だ)、その時も漫画家さんになりたくて頑張ってたんだけど…。結局文字書く人でしかないのはどうしてかしら…と、今でも時折考えます。 絵が下手だから、簡単に言えば『理想の自分』と『現実の自分』にギャップがありすぎたから、そしてもっと言えば、褒めて貰ったのは文章ばっかりだったから…。 確かにね、字書きでなきゃ表現出来ない部分はありますよ。それが無かったら私今字書きじゃないし。 ただ、あの、漫画家さんへの憧れは…もう永遠なんだろうなあ。 例えば字書きが2ページで『笑わせる』のは難しいですが(出来なくはない)、漫画家さんだと4コマでそれが出来るんだ…。 笑わせる、ってのがね。字書きは、とても難しい。出来なくはないと思いたいが!(だって私ギャグより遥かにシリアスのがウケが良い…) スピード感のある笑いは、小説では物凄く難しい。 でも漫画家さんだと2ページで出来てしまうんだ! しかも、『絵』という、解りやすくする為の媒体がある分、読んでもらいやすい。コレ重要。とても重要。 小説は、まずどっかしら読んでもらわなきゃ話になりません…。コレがとても難しいのよね、小説の場合。 凄く興味をそそるような表紙を、漫画家さんは自分で描けるが、小説書きにソレは出来ない…。(敗北感) しかもコミックスは安くて420円、高くてもまあ560円くらいで提供できるらしいが(刷ってる冊数が最初から違うんだろうな)、小説単行本は、文庫でも500円越えるよ!?どうだよコレ!! ああ…『溜め息〜』を初版の際、お願いだからどうにかして安く売ってくれと、交渉した悪夢を思い出す…。ハードカバーにもなり得たんですが、ハードカバーってアンタ2000円超えるがな!!!と思い、ハードにしなかったのです。たくさん刷れば安いのかもしれないが…と最初は思ってましたが、小説業界、多分、お金は出す人から取る計算で売ってるよ…。だからハードルが高いんだよ小説!! …話が大幅に逸れました。 漫画家さんに憧れて止まぬ小説書きの自分…。『君の絵は、動画じゃなくて静止画なんだ』と、私、昔、私の神に等しい方から言われて、なんかもう色々諦めました。自分の世界をさらりと絵に出来る漫画家さんってカッコいいよなあ…。 でも私はそこには届かなかったなあ…。諦めずに静止画描き続けてたらいつか動画になったのかしら。…無理だろうな…。(自己診断) でも最近、面白くてたまらないマンガが減っていて、それがとても哀しいです。今のところ聖☆おにいさんぶっちぎり。何故そんなに上位なのかと訊かれれば、あのテンポの良いギャグと、ぐちゃぐちゃなのかと思えば以外にいちいちきっちりしてる宗教観です。宗教をギャグに…素晴らしい着眼点。でも9巻についていたDVD(DVDつきのをわざわざ買った自分…馬鹿…でも職場で回覧して結構喜ばれたから元を取ったことにする)の出来が…。もっとはじけちゃって欲しかった! 超期待です。あとはワンピース…遂に本棚に収まりきらない事態発生…。72巻の置き場はどこに!?(知るか)でもどんどん、私のハニー、サンジがかませ犬になってきてるので、その辺の扱いちょっと作者トイレの裏行こうか?と言いたくなっている気分です。悪魔の実、二つ以上食べたら死ぬって伏線を回収するのにあと何十巻くらい使うの?とまァ…ブリーチもルキア救出までは神だった…。デスノはLが生きてた時は神だった…。最近のジャンプマンガは…疲れます…。進撃の巨人は読んでません。黒子のバスケも脅迫事件で知ったくらいで読んでません。テニプリは旧テニプリ10巻で手放したのでそれ以降は全く…。 少女マンガの神作品は多すぎて語りきれません。ロンタイは中途半端にやったなあ、というのが感想です(復活版法ね)。あすか組は伏線おかしかったところから始まったのでアレでした…。あすかちゃんアメリカ行ってたの!?いや…あの…じゃああの…右になった姫とか、夢?(27巻ではもう右だったよね、姫) 数年前にTVドラマ化されてから、突然作風が変わったような気がする私の神、聖千秋…。ケチョンパは好きでしたが四月四病は…もっとラブなところを掘り下げて頂きたかったです…。2巻で完結とか読んでた方がぎゃふんです。 マンガに難癖つけたいのか? いやそうでなく、日本に誇る文化、漫画!…そこに仲間入りできなかったので哀しくて呟いてみました(長いよ)。 -
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