今日は自由登園日でした。 午後、子供達で近くのケアハウスを訪ねました。(ケアハウスは高齢者向けのマンションのようなものです) 子供達ははじめお年寄りとなかなか打ち解けられないものです。家にお年寄りがいる子は意外と早くなじんでくれました。 それでも時間がたつと、一緒に歌ったり、話をしたりと和気藹々。 和んで帰ってきました。 子供達は「またいきたい!」といっておりまして、「またいこうね」と約束。 お年よりも窓からずっと手を振っておりました。 話はかわって、先日人形展をみてきました。題材は老人と子供。 何十年も昔の、でも今も変わらない「年を経た暖かさ」を感じました。 会場では「こんな風景があったのよね。涙がでるわ・・・」といいながら、人形を眺めていらした方も。そこには、お年寄りが子供の世話をしたり、慰めたり、働いたりそんな姿が映し出されていました。 よく考えてみると、いつの時代も働き盛りの大人はいつも忙しくて、子供の相手をしてくれるのは老人たちだったのかな?と感じました。 お年寄りのいいところは、待てることかな。時間もあるし、なによりたくさんの時間を過ごしてきて、そんなに急がなくてもいいんだと知っているからかも知れません。お年寄りに見守られる子もまた、じっくりと自分を確認していけたのでしょう。 そんな機会を失っている今の子供達は、少しかわいそうだと思いました。また、お年よりもしかり。 ・・・・また行きたい!また来てね!その約束を守ってあげられるのは私達大人なのだとすれば、時間を見つけて、ぜひ行かなければね。
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