のづ随想録 〜風をあつめて〜
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【のづ写日記 ADVANCE】

2002年04月14日(日) 居残り特打

 先月くらいから仕事が忙しくなっている。
 その忙しさも、こう、仕事の“核”になる部分で忙しくなっているのではなく、その周辺部分でやること、やらねばならぬことが増えてきて、こういうことに追いかけ回されるのは苦痛でならない。
 で、ストレス解消に出向くのがバッティングセンター。
 子供の頃は親父のゴルフの練習に付いて行った帰りに、ゴルフ練習場の近所のバッティングセンターへよく行ったものだった。実は昨年の夏くらいから仕事の担当エリアにあるバッティングセンターへ、仕事が終わった後に時々通っていた。俺がよく行くバッティングセンターは二軒あって、いずれも深夜二十四時くらいまでは平気で営業しているので、事務所での残業のあとでもふらりと立ち寄れるのが良い。
 あれやこれやとサラリーマンとしてはフラストレーションがたまる毎日ではあるが、そんな時に、金属バットを握り締め、120kmの球に向かって思いきりスイング。
 日常の雑多なことを何も考えず、飛んでくる球に集中する。ミートを心掛けたり、とにかく中村紀ばりにフルスイングしたり――。調子が良ければ、ヒット性の当たりがスコンスコンと前方のネットに向かって飛んでゆく。
 これが、結構気持ちがいい。
 元来、男の子はみんな野球少年な筈だ。俺は中学・高校とサッカーをやっていたけれど、やはりバットとグローブ、真っ白な軟球を手にすると、妙なノスタルジイと共に野球少年のココロが蘇ってくる。
 俺と同じように、ワイシャツ姿でバットを振っている男性も少なくない。もしかしたら、どこか俺と同じ心持ちでバットを振っているのだろうか、と思ったりもする。
 バッティングセンター、おすすめですよ。


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