のづ随想録 〜風をあつめて〜
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【のづ写日記 ADVANCE】

2003年10月13日(月) そう言えば、再検査の結果は

 今日は体育の日で世の中はお休みであったようだが、わが社に旗日などなんら関係はなくいつもどおり出勤。こんな日なんだからちょっとくらい静かな一日の始まりであってほしいのに、これがまた朝からバタバタと忙しごっこ。先の思いやられる一週間の始まりでは、ある。
 モニタに向かっていると『新着メールあり』のダイアログが現れた。メールのタイトルはこうだった。

『人間ドック申し込みがまだ済んでいない方へ』

 『人間ドック』――前回、生まれて初めて体験した人間ドックは再検査をも招く不測の事態となり、バリウムどころか、口に出すのもおぞましい屈辱的な検査を受けなければならなかった。その衝撃の顛末はここ『のづ随想録』でも克明に再現され、一部にかなりの反響を呼んだものだった。
 数週間前に『人間ドック受診のご案内』というメールが届いたときは、正直不思議に思った。あの思い出したくもない人間ドックや再検査を受けたのは“ついこないだ”ではないか。なんでまた、こんな時期に改めて人間ドックを受けなければならんのだ……。
 しかし、改めてこう指折り数えてみると、しっかり一年近い年月は過ぎ去っていたのである。昨年の12月に人間ドックを受け、数週間後に再検査を受けたのが滋賀県へ長期出張に出る一週間前。
 また、あの屈辱の時間を過ごすことになるのか。
 で、今回はちょっと趣向を変えてみようと思っている。通常の人間ドックはいわゆる地元所沢の病院での半日コースであるが、これに追加料金を自腹で払うと『宿泊コース』というものになるらしい。当然、検査の内容はより深いものになるのであろうが、たとえばあえてその宿泊先を横浜あたりに設定すると、まあそこそこのホテルに宿泊することが出来るらしいのだ。
 まあ、独りホテルの部屋でバーボンのグラスを傾ける――というわけにはいかないだろうが、仕事に忙殺される昨今、いい気分転換にはなるんじゃなかろうか。
 相も変わらず不摂生な毎日ではあることだし、ここは再検査も恐れず、しっかりと検査を受けようと思っている。
 ――そうだ、そういえばあの時の再検査、滋賀出張を理由にいまだにその結果を聞いていないんだけれど……。俺の体は大丈夫なのか。今回の人間ドックで、先生に「おまえはもう死んでいる」などと言われないようにしたい。


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