年の暮になると、各地でべートウベンの「歓喜の曲」が歌われる。12月19日に書いたように「歓喜の歌」をEUの“国歌”とすることが欧州憲法案に盛り込まれることになった。これだけ世界で愛されている歓喜の歌がEUの“国歌”となるのだから素晴らしいことだ。 それにしても、この詩を書いたドイツのフレデリック・ヴァン・シラー(1759〜1805)という人も凄い。同時代のゲーテと共に国民的詩人と讃えられている。詩では哲学思想史の傑作『理想と人生』『散歩』などがある。2003年12月31日をしっかりと意識する意味で、世界格言集から、シラーの言葉を引用したい。 ・人生において、諸君には二つの道が拓かれている。一つは理想へ、他の 一つは死へと通じている。 ・人生はほんの一瞬のことに過ぎない。死もまたほんの一瞬である。 ・人間を偉大にしたり卑小にしたりするのはその人の志である。 ・人生は退屈すれば長く、充実すれば短い。 ・「時」の歩みは三重である。未来はためらいつつ近づき、 現在は矢のように速く飛び去り、過去は永久に静かに立っている。
12月20日〜21日次男の招待で妻と3人で猪苗代の温泉に行って来た。猪苗代に行くのであれば、野口記念館をじっくりと見学してこようと思い、事前の準備で電子辞書の野口英世(1876〜1928)を開いてみた。この人の記述が僅か、140文字の簡単な説明しかないのには驚いた。辞典を編集する学術界に日本の先人を顕彰する姿勢がないとの印象を持った。 野口記念館の最大のものは、アメリカにいる野口英世宛に母親・シカが書いた手紙だだろう。平仮名の手紙であるが、胸が熱くなる何かを感じ「母なるもの」の強い思いに圧倒される。母シカさんに敬意をこめて、手紙の最後の部分を引用させていただく。 「 早く(帰って)来てください。 早く(帰って)来てください。 早く(帰って)来てください。 早く(帰って)来てください。一生の頼みであります。 西に向いては拝み、東に向いては拝んでおります。 北に向いては拝んでおります。 南に向いては拝んでおります。 ついたちには塩断ちをしております。 栄昌様についたちには、拝んでもらっています。 何を忘れてもこれは忘れません。 写真を鬼ると拝んでいます。 早く(帰って)釆てください。 この返事を待っています。獲ても眠れません。」
| 2003年12月29日(月) |
大阪市議会 大平光代さん(38)を助役に選任する |
大阪市議会は26日、ベストセラーになった「だから、あなたも生きぬいて」の著者で弁護士の大平光代さん(38)を助役に選任する人事に賛成多数で同意した。16歳で暴力団組長と結婚。離婚してホステスをしていた時に養父と出会って立ち直り、29歳で司法試験に合格した。私は2年前、娘からこの本「だから、あなたも行きぬいて」を借りて読んだ。最も驚異的なことは、高校・大学を出ていない人が、司法試験に合格したことである。 私は少々文章を書いている。文章は簡単のようでなかなか難しい。何故か。それは文章を書く側に、人間を捉える明確な信念が必要だからである。大平光代さんは、人間に限りない可能性があることを体現してくれた人である。人間の潜在能力を信じるかどうか、これが人生の分かれ道のように思う。癒しの森48でノーベル賞に輝いた田中耕一さんのニュースに関連して次の短歌を書いた。 ・賞賛に 能力育てる 力あり 潜在力を 信じ立ち往け
1997年12月30日の日々の映像で松下幸之助の語録を引用して「人間はダイヤモンドの原石」と題するエッセイを書いた。松下幸之助が辿り着いた人間観は「人間とは繁栄への能力を秘めたなんと素晴らしい存在であろう。あたかも磨けば光るダイヤモンドの原石のようなものだ」(1997年12月のPHPから)であった。大平光代さんは、努力に努力を重ねて、胸中のダイヤモンドを輝かせた人といえる。
・人間は 何と素晴らしき 存在か 磨けば光る ダイヤの如し (短歌は1997年12月30日の日々の映像から)
| 2003年12月28日(日) |
「ラスト・サムライ」の渡辺謙さん |
野球のイチロー、松井のように芸能界の渡辺謙さんが米国で活躍する雲行きだ。「ハリウッドが認めた! 米国の主要映画賞の1つ、ゴールデン・グローブ賞の候補が発表され、俳優、渡辺謙(44)が米映画「ラスト サムライ」の演技で助演男優賞にノミネートされた」( 12月18日・サンケイスポーツから) 最優秀主演男優賞にノミネートされたトム・クルーズ(41)からお祝いの連絡があったそうで、渡辺さんは「トムと一緒にノミネートされたことが一番うれしい」と日米のサムライが喜びを分かち合った。そして「ハリウッドの何百人という俳優の中から6人のうちの一人に選んでいただいて光栄です」と喜びを表していた。なにしろ今回のノミネートは、46年ぶりの快挙なのである。 すでにハリウッドから、いくつか出演依頼を受けているとのこと。 「ラストサムライ」を見て、トム・クルーズと渡辺謙さんのフアンになった。特にトム・クルーズさんは、新渡戸稲造が英文で書いた「武士道」を繰り返し読み、熱にうなされるような情熱で武士道精神を語るという。日本的なことは日本人しか分からないという概念は、完全に否定された。
・アメリカの ラスト・サムライ 旋風で 主役の2人に 光が当たる
| 2003年12月27日(土) |
宇宙赤外線望遠鏡 (6号で引用) |
米航空宇宙局のハップル宇宙望遠鏡のことはよく知っていたが、NASAが今年8月に「宇宙赤外線望遠鏡」を打ち上げていたとは知らなかった。この望遠鏡は「地上では詳しい観測が困難な、はるか遠方にある天体からの微弱な赤外線を観測する」(8月25日共同通信から) この宇宙赤外線望遠鏡は、長さ約4.5メートル、直径約2.1メートルの筒型で、重さは約865キロ。軌道は地球とほぼ同じで、地球の後について太陽の周囲を回るという。これで、NASAの天体観測は�_鳥觚�を中心にしたハッブル宇宙望遠鏡 �▲┘奪�ス線天文衛星チャンドラ �1�宙赤外線望遠鏡で宇宙空間の天体観測を行うことになる。 米航空宇宙局(NASA)は12月18日宇宙赤外線望遠鏡で撮影した初めての画像を公表した。赤外線は宇宙空間に満ちているちりを通り抜けるため、ネットで公表された写真は、ため息が出るほどの美しさだ。 今回は地球から2450光年離れた「象の鼻星雲」の中にあるガスなどが密集した暗い球状の部分や、おおぐま座の渦巻き銀河などの画像撮影に成功している。我々は1光年(300000キロ×60秒×60分×24H×365)の距離ですら頭に入れるのは大変なのに、2450光年先にある星星の撮影なのである。これだけの科学技術の知能を持つ人類は、どうして地球上での人間同士の殺し合いを止めることが出来ないのだろう。
・人類の 化学の知能は 計りなし 何故に止めれぬ 地球の殺戮
| 2003年12月26日(金) |
日本の大リーガー3人の年俸 |
12月23日に松井稼頭央のニューヨーク・メッツ入りを書いた。これで日本の超一流打者3名が、大ーグで活躍することになる。この3人の大リーグ入りに対して、日本のプロ野球がだめになるとテレビで批判的な見解を述べる人がいる。これは3人の空前の年俸に対するヤッカミのように思う。過日閣僚の平均資産(一億円少々)が報道されていたが、イチロー外2人の収入は桁が違うのである。 一つの事実は人により受け止め方が異なる。米国で実力を発揮しているトヨタ・ホンダなどの日本企業、米国で実力を発揮しているイチロー・松井などの若者達に最大限の賞賛の拍手を送りたいと思う。 イチロー 4年48億1000万円 年俸 12億円 松井秀喜 3年25億2000万円 年俸 8億4000万円 松井稼頭央 3年21億8000万円 年俸 7億3000万円 イチローは契約金600万ドルを含む4400万ドル(約48億円)。出来高分は最大で200万ドル(約2億円)が加算される。1年間の平均年俸が1000万ドル(約12億円)の大台を突破したことは、名実ともに大リーグを代表する選手となったといえる。 松井秀喜は、上記の他に1年ごとに100万ドル(約1億2000万円)ずつアップ。05年の800万ドル(約9億6000万円)になる。まさに空前の年俸である。 日本から行く選手に対して、これだけの年俸を払うアメリカの野球文化、スポーツ文化を理解する必要があると思う。一つの例として、松井が所属するヤンキースの主要選手の年俸を引用して見よう。少なくとも世界から優秀な人材を集めるアメリカ文化を見習う必要があると思う。 推定金額 D・ジーター遊撃手 17.5億円 B・ウイリアムズ外野手 14.8億円 R・モンデシー外野手 13.2億円 松井秀喜 8.4億円 ・ 世界から メジャーを目指す 若者に 夢を与える スポーツ文化
| 2003年12月25日(木) |
地球の公転のスピード (6号で引用) |
天文学の素人が、一つの感動を持って宇宙のことをまた記述させていただく。20世紀の最大の科学者であるアインシュタインは、味わい深い多くの名言をの残している。1997年からの日々の映像で何回もアインシュタイン名言を引用したが、ここでは次の名言を引用したい。 「私は神がどういう原理に基づいてこの世界を創造したのか知りたい。そのほかは小さなことだ」(創元社・アインシュタインの世界から)
12月13日この太陽系の直径273億キロを地球上の乗り物で走ると次の時間がかかることを書いた。 ・新幹線 時速 200キロ 太陽まで約85年×91天文単位=7735年 ・ジェット機 時速1000キロ 太陽まで約17年×91天文単位=1547年
宇宙の星星の移動のスピードは、地球上のスピード感覚を遥かに超えているのである。今回は、地球が太陽の周りを廻る公転のスピードを計算してみよう
1、太陽までの光速の距離 8分19秒=499秒 2、太陽までの距離 499秒×300.000キロ=1億4960万キロ 3、公転の距離 1億4960キロ×2×3.14=9億4602万キロ 4、1日の公転距離 9億4602万キロ÷365.26日=259万キロ 5、時間当たりスピード 259万キロ÷24H=10万8000キロ (ジェット機の時速1000キロ×108倍) 6、秒速 10万8000キロ÷3600秒=30キロ
地球は上記の通り、時速10万8000キロという猛スピードで1日259万キロも駆け抜ける。11月29日に記述したように、地球の直径は12740キロである。よって、1日で地球8.5個(10万8000キロ÷12740キロ)に当たる距離を駆け抜けるのだ。この運動を地球誕生から40億年以上も続けている事実に接すると、天文学の素人としてはまさに神秘としか言いようがない。
休みなく 母なる太陽 離れずに 周り続ける 法則如何に
| 2003年12月24日(水) |
栄養のバランスに発芽玄米食 |
身の回りには、健康を害する原因がおおくある。12月18日に子供の喘息のことを書いたが、この具体的な原因が分かっていない。文部科学省は「大気汚染や食生活の変化などが背景にあるのでないか」との見解である。大気汚染も原因かもしれない。しかし、自動車の走らないところにいくわけにいかない。最後の砦はいかに免疫力があるかどうかになると思う。 免疫力を高めるには、なんと言ってもバランスのある栄養と睡眠であると思う。これが簡単のようで、なかなか難しいことなのである。妻が栄養のバランスを取るには玄米食が一番との勧めだあったが、昔食べた記憶が会って了解しなかった。 しかし、二つの転機が訪れた。孫の体調のために玄米すべきだとの意見。発芽玄米食に興味を感じたことであった。玄米を25度c余りの水温で12〜24時間ひたして発芽寸前の状態にして炊飯(専用の炊飯器は市販されている)するのである。何度かテストしたが、発芽状態にするために、専用の炊飯器を使う必要があるが、炊飯は通常の圧力釜を用いたほうが良いことが分かった。この発芽玄米食であると、食べにくいことはない。 この発芽玄米食を食べ始めてから2週間余り経過したが、毎日の便が根本的に変わり体調がすこぶる良い。その昔玄米食の効用を書いた本を読んだ記憶が残っている。その本では「人間が生きていくために36種類の栄養素が必要である。玄米を食べるだけで32種類の栄養を摂取することが出来る」(要旨)と言うものであった。 もう一つ記憶に残っていることは、食欲に関する見解であった。「肥満の人に限って、抑えようのない食欲がある。それは何故か」という設題であった。この回答の要旨は「健康を維持するための栄養素36種類の内、不足している栄養素があると、身体がそれを求めて食欲がでてくる」との説明であった。 身体が求めている栄養素が体内に入っていかないと、すぐに何かを食べたという食欲が出てくる現象になる。発芽玄米食を食べて2週間あまりであるが、空腹感がほとんどないのである。これは身体に必要な栄養素が満ち足りている証拠のように思う。 ・健康は 粗食の中に 厳然と 飽食続けて 健康が害す
| 2003年12月23日(火) |
松井(稼)アイ・ラブ・ニューヨーク |
西武からFA宣言した松井稼頭央内野手(28)が、大リーグのニューヨーク・メッツと3年総額2010万ドル(約21億8000万円)で正式契約を結び、入団会見を行った。背番号は「25」。約300人の報道陣を集めての会見であった。松井が2年連続でナ・リーグ東地区最下位に低迷するメッツの救世主になるのではとの熱気が溢れたものになった。 松井の言葉は簡単でも、心がこもっていたという。メッツ軍史上最高の日米約300人の報道陣を前に、松井稼頭央は英語で切り出した。「ハロー・エブリワン!マイ・ネーム・イズ・カズオ・マツイ。アイ・ラブ・ニューヨーク」。盛大な拍手とともに、会場がドッと沸くと笑みがはじけた。(スポニチから) アート・ハウ監督も同席。「守備位置はショート。打順はまだ決めていないが、一番とか上位を打ってもらう」と早くも「1番・遊撃」の構想を披露した。ジェフ・ウィルポン最高執行責任者(COO)も「(86年の)バックマンのようにチームを点火させてほしい」と期待を寄せた。
・メッツ軍 一人のサムライ 日本から チームに火が付き 上昇気流か
ヤンキース・松井秀喜対メッツ・松井稼頭央になるわけで、大リーガーフアンがますます増えることだろう。この日の会見は全米の注目度も高くテレビカメラは今年1月ゴジラの会見の25台を上回る30台であったという。ここでブルームバーグ・ニューヨーク市長が出席する意味がよく分からないが、一流選手を歓迎するアメリカの野球文化はいつ見ても素晴らしい。 松井稼頭央遊撃手が“生涯メジャー”への準備に入ったという。当地のシェイ・スタジアムで地元メディア用の撮影会を行った15日、英語を勉強することを宣言。松井(稼)は、会見で地元記者から英語について聞かれてこう答えた。「もちろん勉強したい。1日も早く皆さんと話したいし2塁へ移ったレイエスとのコンビネーションの問題もありますからね」。松井は生涯メジャーでの大きな目標を掲げている。
| 2003年12月22日(月) |
ゴッホ作品、高値落札の見通し |
11月27日モンテーニュの本の競売に関連して、ヨーロッパなかんずくフランスが、文化・芸術を重要視する国が文化国家でないか書いた。なにしろベートーベンの弦楽四重奏曲の手書きの楽譜が12月11日に書いてように118万ポンド(約2億1900万円)で落札しているのである 12月10日フランスのロイター伝によると、15年前にわずか1500ユーロ(約20万円)で買われたゴッホの作品が、オークションに出品され、落札価格は300万ユーロ(約4億円)に上るとみられている。15年前の購入時はフリーマーケットでゴッホの作品であることを知らなかったものだ。 1800年代のヨーロッパナは哲学者、詩人・小説家、画家、音楽家などをキラ星のように多くの偉人を輩出した。20世紀の社会に最も大きな影響を与えた人はナポレオンである。日々の映像でこれらの偉人たちの語録を時折引用したい。ここでは、いままで癒しの森に引用した人、或いは名前だけでも登場願った人をメモして置きたい。 ・モンテーニュ (1533〜1592) フランスの思想家 ・シラー (1759〜1805) ドイツに詩人、劇作家 ・ナポレオン (1769〜1821) クーデターでフランス皇帝となる ・ベートーベン (1770〜1827) ドイツの作曲家 ・ゲーテ (1749〜1832) ドイツの詩人・作家 ・ユゴー (1802〜1885) フランスの詩人・作家 ・トルストイ (1828〜1910) ロシアの詩人・作家 ・ロマン・ロラン(1866〜1944) フランスの哲学者・作家
| 2003年12月21日(日) |
フィギュア、村主章枝が初優勝 |
スポーツ、芸能関係の人から登場していただいている。一流の人はわれわれの心を引き付けるものを持っているからである。フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は13日、米コロラド州で行われ、女子で村主章枝(すぐり・ふみえ)選手(22)(新横浜プリンス)が初優勝した。 日本選手のGPファイナル優勝は初めてで、世界レベルの大会で優勝するのは1989年世界選手権の伊藤みどり、94年世界選手権の佐藤有香以来3人目だという。荒川静香選手(21)(早大)が3位、恩田美栄選手(21)(東海学園大)は5位だった。世界のトップ6人のみが出場できるGPファイナルに3人の日本勢が参加できたことも特筆されよう。 村主章枝のフアン公認ホームページを開いてみた。なんと累計の訪問者が950万人もいるのだ。このページで村主章枝がフアンに宛てたメッセージがあった。まだ22歳の女性がこんな文章を書けるのかと驚嘆した。6月12日のメッセージは次の言葉で結ばれてあった。 「古きを慕い『今』を生きる。 いにしえに学び、今を生き抜く。 世のため、人のために毎日を生きようと自分の心に誓う」と。 ・いにしえの 文化に学び いま生きる ふみえ輝け いついつまでも
日々気をつけていることはなんですかの質問に対して 「すべての面に対して食べ物から睡眠、また身体の疲れ具合などを気にして行かないとケガマニアの私としては、すぐ新たなケガを作ってしまうので、食べ物は栄養重視。特にどんな物がパワーになりやすいか、疲れがとれやすいかなど。でも、甘い物はやめられません(笑)そして、もう一つは感謝の心」と説明していた。
| 2003年12月20日(土) |
太陽系に似た惑星系存在の新たな証拠(6号で引用) |
英王立天文台の研究チームが、七夕の織女(しよくじょ)星として有名なこと座の1等星ベガに、我々の太陽系とよく似た惑星系が存在する可能性があると発表した。惑星系の存在は、宇宙に我々の住む地球と同じ条件である星の可能性があるのだ。これは天文学の究極のテーマの一つかも知れない。 研究チームは、ハワイ島マウナケア山にある電波望遠鏡を使って、円盤状にベガを取り囲んでいるちりを観測。ちりの分布には濃淡があり、シミュレーションの結果、海王星と同程度の重さの惑星があると観測どおりの濃淡ができることが分かったという。 この惑星は、海王星と似た軌道を回っているという。研究チームは、「海王星に似た惑星が周回していれば、その内側に地球のような岩石の惑星があっても不思議ではない」(12月1日・共同通信から)としている。 この宇宙 水の惑星 何処にある はてないロマンは 延々続く
このベガは地球から26光年の距離で、直径は太陽の2.4倍もあるという。また単純な説明をするが地球が1メーターとするとベガは292メーターもあるのだ。 地球の直径 12740キロ 1 太陽の直径 1392000キロ 109 ベガの直径 3340000キロ 292
| 2003年12月19日(金) |
ベートーベンの「第九」EUの国家に |
12月7日ベートーベンの弦楽四重奏曲の手書きの楽譜が競売にかけられ118万ポンド(約2億1900万円)で落札したことを書いた。 12月になると日本各地で第九「歓喜の歌」が演奏される。ベートーベンについては、私なりの想いがあるので機会をみて少々書きたいと思っている。 欧州連合(EU)首脳会議で、ベートーベン作曲「交響曲第九番」の最終楽章で歌われる「歓喜の歌」をEUの“国歌”とすることが欧州憲法案に盛り込まれることになった。これだけ世界で愛されている歓喜の歌がEUの“国歌”となるのだから素晴らしいことだ。 「歓喜の歌」は、ここで言うまでもなく 苦悩・苦難の闇えを突き破るという意味合いが込められている。「歓喜の歌」を欧州の“国歌”にというアイデアは、「オーストリアの政治家で欧州運動の創始者、クーデンホーフ・カレルギー氏が60年代に提案。70年代には既に『欧州の歌』」として歌われてきたという。歓喜の歌は、シラー(1759〜1805)の詩がベースだが実に格調の高い詩である。ここで最後の数行を引用したい。
兄弟たちよ、星の輝く天幕の彼方に 愛に満ちた父がいるに違いない
あなたたちはひざまづくのか、何百万の人々よ? おまえは、創造主を感じるか、世界よ?
彼を星の輝く天幕の彼方に探せ! 星の彼方に彼はいるに違いない
| 2003年12月18日(木) |
映画 ラスト・サムライ(3) |
武士道の概念を三つあげれば、「義」「勇」「仁」の概念である。ここでは三国志に波打つ義の世界を少々記述したい。三国志の最初の名場面は、仁徳の人・劉備、信義の英雄・関羽、直情の豪傑・張飛3名の義兄弟の契りを結ぶ「桃園の誓い」である。義兄弟の誓いとは、一つの目的に向かって一緒に死のうと誓いである。 三国志の中で「義」を重んじる代表として関羽が描かれている。「一般社会では劉備と関羽は、孔子や孟子よりも重要な道徳的な規範です。孔・孟の道徳より幅広く普及し、効果を発揮してきた存在なのです。中国では香港の警察をはじめ、いたるところで神棚を設けて関羽を祭っています。・・・小説の登場人物が大衆の崇拝する宗教的な対象になったことは、世界のいかなる文学作品もなしえなかったことです」(潮出版社・「旭日の世紀を求めて」の金庸氏の説明から)とある。 中国の人たちの「義」を重んじた関羽に対する尊敬の念は、日本人の想像を遥かに超えている。それだけ「義」の概念が社会の規範となっている。日本の武士道はここで説明するまでもなく、中国文化(儒教)の影響で形成されたのである。それにしても、日本人が忘れかけているの武士道を、アメリカ人が世界に対して宣揚するのだからやや戸惑いを感じる。 主演のトム・クルーズは「サムライこそが、武士道こそが国境さえ超えて人類普遍に持つべき精神」と熱く語るのである。ラスト・サムライは、壮大なスケールで武士道精神を描いている作品であった。 ・悠久の 歴史を称えし 義の規範 これが廃れば カオスの社会
| 2003年12月17日(水) |
映画 ラスト・サムライ(2) |
武士道は新渡戸稲造(1862‐1933)が英文で書いたものが有名だ。1984年発行の「武士道」ではその淵源・特質、民衆への感化を考察し、武士道がいかにして日本の精神的土壌に開花結実したかを説き明かしている。 武士道は特別な存在でなく、多少薄められたとはいえ日本の精神文化に一つになって、今日も生きているように思う。武士道の支柱は「義」である。現代の言葉で言えば、正義、忠義、恩義、信義、道義などの意味を含む概念である。義とは、「人間が踏み行うべき正道、人間と人間社会が成り立っていくうえで欠かすことの出来ない秩序感覚の基であることが理解できます」(潮出版社「旭日の世紀を求めて)から引用」とある。 義とは、武士道を知っているかどうかに関係なく、上記の通り社会が成り立つ秩序感覚の根幹なのである。イラクにはこの「義」という秩序感覚がないに等しいので、これから展開されるのは、勢力対勢力の殺し合いが延々と続くのである。 現役のころ多くの企業倒産を見て来た。振り返ってみるとバラバラと崩壊していく企業は、「義」に代表される秩序感覚が弱い集合体であったように思う。日本はサムライがいなくなっても、武士道の「義」の精神は静かに流れていると思う。その一例をあげれば、日本の指導者の多くが、吉川英治の「三国志」を読んでいる。この小説全編に「義」の精神が波打っている。
・サムライが 残せし文化は 少なくも 今も息づく 義の精神
| 2003年12月16日(火) |
映画 ラスト・サムライ(1) |
この映画の報道が多いので、12月11日見に行ってきた。印象・感想を2〜3回に分けて記述したい。この映画の骨格は、ハリウッドが世界に発信する「サムライ・スピリット」なのである。「滅び行く運命を知りながら時代に抗いみずからを貫いた男たち。日本に存在した『最後のサムライ』であることに殉じた男たち・・・」(解説から)そんな男たちの物語が、人々の魂を揺さぶっている。 ハリウッドが(アメリカ人が)日本のサムライ・スピリットをテーマに据え、真正面から描いているのだ。しかも「武士道への理解の深さは半端でなく、時代考察も日本の時代劇大作の常連だある渡辺謙や真田広之といった俳優人が驚いたほど正確」(解説から)であったという。武士道の精神をこれほど見事に謳い上げた映画を見たのは初めてであった。 その理由はエドワード・ズウィック監督と主演のトム・クルーズの二人がサムライ・スピリットに限りない敬意の念を持っている。トム・クルーズは「サムライの持つ優雅さと美しさ、強さと情、正しいことには命をも投げ出す潔さや忠義を尽くす心に、私はずっと強く惹かれていました」 と語っている。日本人が忘れている心の文化を、外国人が深く理解しているのだ。
・武士道の 輝く支柱の 義の心 運命知りつつ 散り往く強さ
株式会社イー・ウーマン代表取締役社長・佐々木かをりさんのエッセイをよんだ。佐々木さんは1983年上智大学外国語学部卒業。大学在学中より通訳として活躍。1987年に株式会社ユニカルインターナショナル(http://www.unicul.com/)を設立。2000年3月に株式会社イー・ウーマン(http://www.ewoman.co.jp/)を設立、代表取締役社長を務める。 内閣府「国民生活審議会」、「総合規制改革会議」委員なども務める。9歳と4歳の2児の母。• 著書に「自分が輝く7つの発想」(光文社・知恵の森文庫)がある。 エッセイの題は「自分を高めることへの意欲」であった。ここではエッセイの核心部分を引用させていただく。「自分を高める、というのは、自分に対する挑戦である。自分が思い込んでいることを強く信じて進んでいく力と、一方で、自分が思い込んでいることを常に疑い、違う視点で客観的に見つめて、すぐにでも訂正したり、修正したりする柔軟性の両面が必要だからである。24歳から26歳くらいまで、私は、さまざまな自己開発のトレーニングに同時通訳として参加した。・・・自分から変化しようとすれば、人は、いつでも、いくらでも成長する」という内容であった。 「自分から変化しようとすれば、人は、いつでも、いくらでも成長する」という言葉を肝に命じたいものだ。8月13日の「癒しの森を記述するにあたって」の中で エレノア・ルーズベルト大統領婦人の言葉「人生は向上していれば面白いものです」を引用した。ともかく自分を高める挑戦が人生の土台なのだ。 エッセイの最期に佐々木さんは、2つの心にしみる言葉を紹介していた。 1、弊社役員の松本氏から。「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる」 2、コントライブ社川合社長から。「自ら変化できるか否か。変化こそ、生命(いのち)」 佐々木さんは幼い頃から大切にしている1枚のカードがある。毎日、それを読んでから眠りについたという。 「道にためらわず、目標を見失わず、常に努力し、常に歩み、常に前進してゆきなさい。 アウグスチヌス」 ・変化こそ 自分の日々と 定めれば 誰でも等しく 高みへ登る。
| 2003年12月14日(日) |
死を考えておくことは自由を考えることである |
大文豪と言われる人は皆哲学者でもある。12月11日にモンテーニューのことを書いたがその余韻が残っている。この人の言葉に次の語録がある。人生の総てを知り抜いた人の言葉は、胸にぐさり突き刺さるような迫力がある。 「明けてゆく毎日をお前の最後の日と思え。あらかじめ死を考えておくことは自由を考えることである」と。 今日が最後の1日というつもりで生きよ!・・という指南のように思う。あらかじめ死を考えておくことは・・・の言葉で1998年3月7日の日々の映像で、女優の藤村志保さんを書いたことを思い出した。ここでこの日書いた短文エッセイをそのまま転載したい。 ・・・ヘルシートークの3月号に藤村志保さんのインタビューが出ていた。このインタビューをした記者は「着物姿の背中から首にかけての凛とした、それでいて柔らかく優雅な美しさは息を呑むばかり。伝統の舞踊で作り上げた背筋には、藤村さんの生き方の姿勢が映し出されているようでした」と称えていた。 藤村さんは、39年生まれというから、今度誕生日が来ると59歳(補足・1998年時点)になられるのに「美しさは息を呑むばかり」に印象を与えるのだから素晴らしい。 藤村さんは、日本舞踊に続いて18年前より「舞い」を習っている。藤村さんの「古典芸の素晴らしさとでもいいましょうか、奥が深いのです。私などはまだ18年ひよっ子です」との言葉でこの人の深さを感じた。 すでに、地唄舞のリサイタルを開くようになった今日でも、自分のことを「ひょっ子」と表現するあたりに芸を究めようとする熱い情熱が伝わって来るようであった。そして次の言葉が強く印象に残る。「私は死を考えることによって、生きている間に成すべきことをしてしまおう、という思いが強くなり、自分の人生に前向きになれたと感じています」と。・・・・
・人生の 終点見つめて ひたむきに 一芸極める 道なお深し
| 2003年12月13日(土) |
宇宙に1300光年の巨大な花火 |
宇宙の巨大な空間の思いを走らせることは、心の空間が広がると思っている。よって、時折報道される宇宙関係の記事はここで取り上げて行きたいと思う。今回は12月6日に報道された宇宙の巨大な花火について記述したい。 地球から270万光年(銀河系の直径10万光年×27倍)離れた銀河の中の超高温の星があるという。「宇宙空間に広がる巨大な花火のように輝いている場所を、米航空宇宙局のハップル宇宙望遠鏡が撮影画像を公開した」(12月6日・産経から) 撮影した場所は、さんかく座のM33という渦巻き銀河の中にある星雲で、若い星が続々と生まれている場所であるという。驚いたのは太陽のような高温の星の数である。「その中心部は非常に明るい高温の星が200個以上もあり、中には太陽の120倍も重く、表面温度が4万度近くにもなる星もある」というのだ。 これらの星からの熱によって、周囲にあるガスがさまざまな色に明るく輝いている。この輝く花火のような直径がなんと1300光年にもなるというから想像を絶するスケールである。 昨日書いた光速と比較してみよう。
太陽系 1日 (8分19秒×91天文単位×2=25.24H) 銀河系 100000光年 (100000光年×365日=36500000日) 花火の直径 1300光年(1300光年×365日=474500日) M33という銀河の中に輝いている星雲は太陽系の直径の47万倍もあるのだ。 ・無辺なる 宇宙の中の 星雲が 光り輝く 巨大な空間 太陽系の直径が光速で25.24時間といっても、273億キロもある。この太陽系の直径を地球上の乗り物で走ると次の時間がかかる。 ・新幹線 時速 200キロ 太陽まで約85年×91天文単位=7735年 ・ジェット機 時速1000キロ 太陽まで約17年×91天文単位=1547年
太陽系の直径は、銀河系の直径からみれば、3650万分の1である。しかし、この太陽系をジェット機のスピードで横切ろうとすると1547年もかかるのだ。
| 2003年12月12日(金) |
銀河系の広さ (6号で引用) |
日々の映像を題材として、いつものメンバーと懇談する。先月一番話題になったのは太陽系の直径と銀河系の直径であった。太陽系の広さ(直径)でも中々頭に納まらないのに、銀河系の直径100000万光年となるとなかなか理解が届かない。ここでもう一度太陽系と銀河系の直径を光速で示してみよう
太陽系 1日 (8分19秒×91天文単位×2=25.24H) 銀河系 100000光年 (100000光年×365日=36500000日)
光の速度(秒当たり300000キロ)であると、銀河系の直径は25時間少々であるが、このスピードで銀河系をよこぎるには、365万日(10万年)もかかるのだ。この際だから地球上での距離の単位で太陽系と銀河系の直径を計算してみよう。 太陽系 90864秒(25.24H×3600秒)×300000キロ=273億キロ 銀河系 273億キロ×約365万倍=計算できず
この数字のみでは、銀河系の広さが分からないので、11月9日は直径273億キロの太陽系を仮に1メータとすると、銀河系の直径は3650キロになることを示した。ともかく、太陽系が属している銀河系のみでも、目がくらむほどの広さなのである。
・巨大なる 楕円銀河の 広がりよ 太陽系すら 僅かな空間 (11月9日の短歌の再掲) 関連記述と備考 ・11月 8日 近くと遠くの銀河発見 ・11月 9日 惑星探査機ボイジャー1号 ・11月 29日 皆既日食のドラマ ・12月 1日 人 土井隆雄さん ・11月 9日の太陽系の直径は省略して90天文単位としてある。
| 2003年12月11日(木) |
楽譜31ページ2億1900万円で落札 |
12月7日モンテーニューの本の競売に関連して、文化を大切にするヨーロッパ、特にフランスのことを書いた。こんどはベートーベンの弦楽四重奏曲の手書きの楽譜が5日、ロンドンで競売にかけられた。電話入札した匿名の個人収集家が約118万ポンド(約2億1900万円)で落札したというから驚きだ。 楽譜は作品127番で、計31ページ。至る所に修正や追加が書き入れられている。これまで所蔵していたストックホルムの美術館が、運営資金調達のため競売に出したという。(12月6日・共同通信)31ページの楽譜に2億円以上に価値を認める・・・さすがはヨーロッパの文化である。
12月になると日本各地で1824年に完成した第九交響曲(シラー<歓喜に寄す>による終末合唱を持つ交響曲)が演奏される。驚嘆すべきことは、この第九を完成したころは、耳が完全に聞こえなくなっていたのだ。ロマン・ロラン著の「ベートーベンの生涯」を読んだ感動的な記憶が残っている。機会を見てここで少々書きたいと思っている・
・極限の 苦悩の闇を 突き破る 歓喜の曲の 歌声世界に
ヨーロッパの1800年代は偉大な音楽家・大文豪を輩出している。3人に限定して名前を挙げると次の3人になると思う。 ・ベートーベン 1770〜1827 (ドイツ) ・ゲーテ 1749〜1832 (ドイツ) ・ユゴー 1802〜1885 (フランス) ・トルストイ 1828〜1910 (ロシア)
3人の大文豪の内で最高峰に位置しているのは、トルストイであると思っている。この癒しの森は、ナンバー25に書いたように700回を目標にしている。最終回に近づいたらこの3人の大文豪の文化の一端を書きたいと思っている。
| 2003年12月10日(水) |
菊川 玲さんの納豆の話 (3号に引用) |
12月3日正午のNHKスタジオパークを見る。この日のゲストは美人で才女の菊川怜さんであった。
1978年、埼玉県生まれでまだ25歳だ。月曜ドラマシリーズ「夢見る葡萄〜本を読む女」に主人公・万亀役で出演中。1998年、東京大学在学中に「オスカーグラビアグランプリ」に選ばれデビュー。同年、「東レ水着キャンペーンガール」にも選ばれ、ファッション誌の専属モデルも務める。翌年、「危険な関係」(フジテレビ)にてドラマデビュー。以後、テレビドラマ、映画、CM、ラジオ、番組司会、キャスターなど、幅広く活躍中。 この日の話の中で、関心を持ったのは納豆のことであった。彼女が好きだという納豆料理は、�’柴Α´▲肇泪函´M餡� �ぁ)�能ネギ �ゾ潴� でかきまぜたものだ。菊川玲さんは「カラダが良くなるレシピ50」という本を著している。菊川さんの健康美は、食に対するこだわりと食べることが大好きなことから生まれたもののようだ この本の中の一部を引用しょう。 「食べることは人生の大きな楽しみのひとつです。痩せたいから、空腹にも耐えて我慢する。そんなダイエットは、自ら人生を台無しにしているようなものです。この本では、おいしいものをもりもり食べて美しくなることを念頭に、家庭で簡単にすぐ作れるレシピを考案しました。料理の基本は前作同様、あくまでバランスよく食べて、ヘルシーなことです。 ひとりでも多くの方に作っていただき、食べてもらえたらうれしいです」 日本の食文化の代表を1点挙げよ、と言われたら私は納豆を挙げる。日々の映像の中で、一年に一回は納豆のことを書いてきた。ここで2002年5月31日の日々の映像を引用するので、健康に関心のある方は一読していただければと思います。
「納豆の薬効については、この日々の映像で何回となく記述した。2002年5月18日の日経で詳しく報道されていたので、この納豆という日本の伝統食品が、いかに優れているか箇条書きでまとめることにする。読者の大半は、知っていることと思うが再認識する価値はあると思う。 1、大豆は畑の肉と呼ばれるほど栄養価値が高い。たんぱく質は卵より多く、コレステロールはゼロ。カルシウム・ミネラル・イソフラボン(心臓病を防ぐ成分)などの成分が多い。 2、納豆菌は善玉菌の一種で、人間の腸内で乳酸菌を増やして便通を改善するなどの整腸効果がある。 3、発酵によって、納豆独自の健康成分が生まれる。ナットウキナーゼと呼ばれる酵素である。この成分が血液をさらさらにしてくれる。 4、ナットウキナーゼの発見者である倉敷芸術大学の須見教授は、「ナットウキナーゼは体中の血液が固まるのを強力に防ぐ。更に、血栓を溶かすウロキナーゼという体内にある酵素を活発化します。この2つの作用で血液をサラサラにします」と説明している。 5、須見教授の実験によると、納豆を食べると12時間後まで、血栓を溶かす酵素が高い活性状態を示す。血栓を溶かす医薬品より数10倍も効果が長持ちするとのこと。 6、血液をサラサラにしておけば、脳梗塞や心筋梗塞だけでなく、動脈硬化や糖尿病といった生活習慣病も防ぐことにつながる。 7、発酵によって生まれる成分の1つであるビタミンK2は、骨を強くする。納豆1パックでビタミンKが1日当たり栄養所要量の3〜5倍の量を取れる。「骨粗しょう症が気になる女性はぜひ納豆を」と須見教授は語っている。 8、納豆には、活性酵素の害を減らす抗酸化成分や高い血圧を下げる成分が含まれている。 9.賞味期限ギリギリまで待ってから食べると、より効果が高まる。発酵が進むほどナットウキナーゼやビタミンK2が増える。 10、納豆は出来れば毎日食べたい。ナットウキナーゼによる血液のサラサラ効果は、約半日続くが、それ以後は弱まってくるから。 11、オクラ・アシタバ・山芋といったネバネバ食材をトッピングとして加えると食感が良くなるだけでなく胃腸の調子を整えてくれる。 12、キムチや野沢菜漬けといった発酵食品を加えれば、乳酸菌も取れるので整腸効果がより高まる。 13、タマネギ、青海苔、お茶の粉末など香りの強い食材を加えると、納豆のにおいを抑えることが出来る。
以上は5月18日の日経に報道された内容の要点を書き出したものだ。この中で全くイメージになかったことは「賞味期限ギリギリまで待って食べるとより効果が高い」と言う点だ。冷蔵庫に入っていた納豆を見ると、製造月日(多分出荷月日だろう)と賞味期限の日数差は8日間であった。冷蔵庫に入っていた納豆を賞味期限まで待つとすると、あと5日先であることが分かった。こと納豆に関しては、賞味期限が近づいているものを買ったほうが良いのだ。便秘気味で肌が少しブツブツしている若い女性が、この納豆を薬だと思って毎日2回食べると、間違いなく便秘は治り肌がスベスベになるという。このような実体験を若い女性から聞いたことがある」
・納豆は 世界に誇る 食文化 薬に勝る 薬効ぞろぞろ
NHKホットモーニングに、歌手の坂本冬美さんが出演していた。1ヵ年休養したことは知っていたが、これだけ一流の演歌歌手でも想像を絶する葛藤があったのだ。昨年3月。心身のバランスを失うなど体調不良を理由に表舞台から突然姿を消した。 インタビューで「10周年くらい無我夢中で走り続けてきたが、その後すい炎を患ったり父を亡くしたりして気力が落ちてきた。体力、精神力ともになくなり声が思うように出なくなった。鼻歌も歌えなかった」(要旨)状態にまで追い込まれた。 復帰を考え始めたのは昨夏ごろ。テレビでベテラン歌手の二葉百合子(71)が歌う姿を見て感激し先生(二葉)に手紙をだす。二葉百合子さんとの出会いが坂本さんを救ったのだ。二人は3日間毎日7時間も話し合ったという。坂本冬美さんは、この話し合いで再起へのイメージが固まったようだ。 驚いたのはそれからである。浪曲で6ヶ月間発声のトレーニングをしているのだ。声の調子も戻り、今年4月1日さいたま市民文化センターのNHK「歌謡コンサート」公開生放送に出演し正式に復帰を決めた。プロ中のプロの歌に対する真面目な姿勢に驚きと感動を覚えた。以前にもましてこの人のフアンになった。
・真剣に 悩む姿勢に 詩(うた)があり 師との出会いで 復帰を決める
12月2日 シドニー五輪女子柔道48キロ級金メダリストの田村亮子選手(28)とプロ野球オリックスの谷佳知外野手(30)が1日、兵庫県西宮市役所に婚姻届を提出した。満面笑みの亮子さんが大きく報道されていた。 谷(旧田村)亮子さんのことは、癒しの森31に書き、次の短歌を作った。
・こぶし上げ 前人未到の 6連覇 喜び表わす 涙の瞳 ・バロセロナ それからアテネと 12年 輝き続けた 亮子幸あれ
この人は褒め称えるというより、尊敬に値する素晴らしい28歳の人である。なにしろ亮子さんは、、我々凡人では想像すら出来ない努力をしている。癒しの森36に書いたが毎日3000回の腕立て伏せなどで肉体を鍛えているという。この努力に心から敬意を表したい。 亮子さんは「妻の欄に名前を書き、お嫁さんになるんだ、と実感がわいてきた」(スポニチから)と喜びをかみしめていたという。夫の谷選手は「これから2人で築きあげていくんだと感じている」と語っている。2人の結婚式は11日にフランスのパリで行われ、新婚旅行を兼ねてイタリアなどヨーロッパ各地を訪れ、帰国後の20日には東京都内で披露宴を行う。 婚姻届を提出した田村選手は市民から「奥さん」と呼び掛けられると、顔を真っ赤にして、しきりに谷選手の方を見ながら「慣れてないんで」と照れ笑いをしていたという。顔を真っ赤にする・・・・なんと初々しい。 亮子さんは競技者としても気分を新たに「これからは谷亮子として頑張ります」ときっぱりと宣言している。新婚1年目の抱負は「来年は1月1日に始動して、アテネ五輪で金メダルをぜひ取りたい」と力強く話している。このような人の存在は、野球の松井秀喜選手と同じくどれだけ社会を明るくし、青少年に計り知れない好影響を与えると思う。
・柔ちゃん 門出を飾る 届出に 誰しも送る 笑顔のエール
文化・芸術を最大限に重要視する国が文化国家であると思う。つたない私の知識を踏まえるとそのナンバーワンはフランスのように思う。フランスの古い文化・芸術を大切にし、価値を認める行動に時として驚嘆する。 11月27日フランスの16世紀の文学者・思想家モンテーニュ(1533〜1592)が著した「随想録」の初版(約15センチ×20センチ×厚さ10センチ)がパリで競売に付された。本一冊がなんと33万8000ユーロ(約4400万円)で落札されているのだ。(11月27日・時事通信) この初版本は1580年に自費出版されたものだ。本1冊にこれほどの価値をつけるフランスの文化の尊重ぶりに驚嘆するのみである。モンテーニュの有名な言葉を引用したい。
「運命は我々に幸福も不幸も与えない ただその素材と種子を提供するだけだ それをそれよりも強い我々の心が好きなように変えたり、用いたりする われわれの心がそれを幸福にも不幸にもする唯一の原因であり、支配者なのである」 ・われわれの 幸も不孝も その因と 結果の全てが 汝の支配
| 2003年12月06日(土) |
ガンジーに尊敬を込めて |
11月30日にガンジーのことを書いた。ネットでガンジーのページを読み、この人の偉大さに触れて身震いをするような感動を覚えた。ここでは語録の一部を引用して、この人の偉大さを宣揚させて頂く。 どんなに迫害されても非暴力不服従で立ち向かうことは想像できない精神性である。ガンジーは「非暴力とは、自覚にもとづく受難を意味する。それは悪をなす者の意志にいくじなく服従するのでなく、全身全霊を持って、圧制者の意志に抗することを意味する」と言っている。この呼び掛けに大衆が答えたのだ。 更にガンジーは「もろもろの物理的な力の弱さを克服して、全世界の力の結集にも、敢然と立ち向かうことができる魂をもっていることを見きわめたいのだ」という。この言葉で「偉大なる魂」を感じることが出来る。これほど迫力のある凄まじい言葉が外にあるだろうか。ガンジーは非暴力に力で必ず勝利すると確信していた偉大な楽観主義者であったのだ。 ガンジーのことは、これからも学習してここで書いていきたいと思っている。偉大なる魂に触れる・・これに勝る癒しはないと思う。
・全身の 受難を覚悟で 立ち向かう 力無限の 偉大な魂
| 2003年12月05日(金) |
なぜコミュニケーションが保てない(2) (4号で引用) |
ここで書くのは適切でないかもしれないが、コミュニケーションが破壊された後に起こるのは暴力である。東京都の調査によると次の通りだ。 ・夫や恋人による身体的な暴力があった・15% 都の推定人数 30万人 ・立ち上がれなくなるまで暴力を受けた .1% 都の推定人数 2.3万人 上記を全国に当てはめると、暴力を受けている女性の推定が約300万人、立ち上がれなくなるまでの暴力を受けた女性が推定で23万人になる。暴力を振るう夫が悪いのか、そのような状態を作り出す妻が悪いのか、そのベースは2人の間のコミュニケーションが保たれていないことに起因している。 なぜコミュニケーションが保たれないのか、その原因は昨日書いたとおり自分の常識で相手を評価する傾向にあると思う。国家と国家のコミュニケーションが保たれないと、過去の歴史が証明している通り戦争になる。最低限個人も国家も差異を認め合うことが必要である。 ・暴力が なにゆえ生まれる その因は 差異を認めぬ おかしな常識
| 2003年12月04日(木) |
なぜコミュニケーションが保てない(1) (4号で引用) |
交流のあるヘーゲル国際大学大学院の飯田教授が書いた以下の論文が11月20日に送られてきた。 ・自殺の原因とその予防 ・情緒の発達に関する一考察 ・交流分析(心理療法)からみるウェルビーイング 単純な思考構造しかない私には。なかなか難しい論文である。何かの機会にここで紹介したいと思っている。 飯田教授からの手紙で1998年3月同教授のアドバイスで「なぜコミュニケーションが保てない」と題するエッセイ(日々の映像)を書いたことを思い出した。この日の記述を一部ここで引用したい。
・・飯田国彦氏より『やる気を引き出すマネジメント』という講演を記述したレポートが送られてきた。この内容が実に深い。このレポートの一節を引用したい。『コミュニケーションにおける最大の障害は、性格や思想の違いでなく、人の持つ評価傾向にある』というものである。私なりに補足すると、妻が自分に身につけている常識で夫を評価し、夫も同じく自分の人生観や常識で妻を評価的態度で接する・・このようにお互いに評価する傾向が強いとコミュニケーションが破壊されていくのである。・・・(1998年3月8日の日々の映像から) 11月16日アインシュタインの言葉「常識とは、18歳以前の心につもりにつもった偏見以上の何物でもない。それから後に出会うどんな新しい考えも、この『常識』の概念と闘わねばならない」を引用して、自分の常識にこだわっている人が余りに多いと書いた。コミュニケーションの破壊は自分の持つ常識で相手を評価する傾向なのだ。この常識が妥当なものかどうかを振り返る心の余裕が必要だと思う。 ・身につけた わが常識に こだわって 評価で接する 人の性(さが)かな
| 2003年12月03日(水) |
人 土井隆雄さん(3) (6号で引用) |
土井さんのインタビューは、周囲の人を笑顔にするだけの輝きがあった。キャスターも一様に満面の笑顔をたたえての質問である。インタビューでの語録を引用したい。「多くの人が宇宙に行くようになれば、やがて新しい文化が生まれてくる」と言っていた。地球の重力から抜け出し宇宙に行くと思考の根本が変わって来るようだ。 「スペースシャトルに乗って1週間経つと、視覚も味覚も聴覚も地上と全く変わらなくなり、人類は宇宙で暮らせる能力を授かっていることを確信した」という。授かっているとの表現は詩的である。ともかく、果てしない宇宙の夢を語る土井さんの弾む心が素晴らしい。 「宇宙飛行のクルーの中では、一人優秀な飛行士がいるだけでは何の役にも立ちません。船長を中心に助け合い、励まし合う。宇宙飛行の成功も皆のそうした呼吸を合わせた力があるのです」あらゆる組織、企業、スポーツも目的に向かって呼吸を合わせる力、勢いが勝敗を決する。土井さんの話す内容は、あらゆる社会の核心を突く言葉である。 ・果てしない 宇宙を語る 土井さんの 弾む心が 笑顔を誘う (文章の資料は1998年1月22日・24日の日々の映像から)
| 2003年12月02日(火) |
人 土井隆雄さん(2) (6号で引用) |
ソ連の宇宙飛行士ガガーリン少佐の「地球は青かった」の言葉はあまりにも有名である。宇宙飛行士は、地球の美しさをいろんな言葉で語ってきた。土井さんは、今まで耳にしたことのない概念を言うのでないかと期待していた。 土井さんは宇宙から帰ってきた記者会見で「宇宙から見た地球も美しいし、地球に帰ってきて見た地球も美しい。いま、地球にいることを楽しんでいます」と語った。「いま、地球にいることを楽しんでいます」と期待どおりの言葉であった。地球外に出た人でなければ、地球にいることを楽しんでいるなどという言葉は出てこない。 その人の心によって、自然も社会も映じ方・感じ方が異なる。「地球も美しい、地球にいることを楽しんでいる」と実感する土井さんの心自体が澄んで美しいのだと思った。
・土井さんの 名言ここに 書きしるす 地球にいるのは 楽しいことだ
(文章・短歌とも1997年12月9日の日々の映像から)
| 2003年12月01日(月) |
人 土井隆雄さん(1) (6号で引用) |
11月に下記の通り宇宙に関することを3回書いた。 ・11月 8日 近くと遠くの銀河発見 ・11月 9日 惑星探査機ボイジャー1号 ・11月29日 皆既日食のドラマ これらを書いている過程で、宇宙飛行士土井隆雄さんのことを日々の映像で書いたことを思い出した。3回に分けて、この人の夢、語録を記述したい。 土井さんは、中学の時から星・宇宙に興味を持ち、その夢が叶って宇宙飛行士になったのであるから、その喜びはいかばかりであったことか。影で支え続けたひとみ夫人は「彼の夢を叶えてあげるのが夢でした」と語っていた。 土井さんは宇宙飛行士に選ばれた時の記者会見で「UFOを信じますか」との質問に対して「宇宙に人間以外の生命は絶対にある」と言い切っていた。私も人間に近い生命がいると信じている一人である。 同じく「70歳になった時何をしていますか」の質問に対して「宇宙ステーションの鋲打ちをしています」と答えている。ここまで宇宙に魅せられて、今日を生き、明日に向かうのだから素晴らしい人生といえる。人が輝くのは、お金や地位でないことをこの人は証明していた。 ・土井さんの 夢の挑戦 今叶い 宇宙に浮かんで 何を語るや (短歌は1997年11月21日の日々の映像から。上記の語録は飛行前のもの)
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