当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2004年04月30日(金) 遠足/歓迎会

いよいよ卯月も終わりです。
なぜ、今月後半は日記が書けなかったのかといえば、
ちょっとした理由があって精神的に参っていたのです。
私がもっと経験値の高い教師であれば・・・
少なくとも正式な教員であればうまくやれたのかも。
しかし、現実の私はまだ二年目のペーペー臨任講師で、
他人を思いやる余裕もなかったということです。
本当に申し訳ないことです。

今日は遠足でした。
ふらふらする生徒を引率するのは至難の業です。
歩くだけならば、全然楽ちんなですけどね・・・
ともかく全員が無事で終了できたことが何よりです。
何度車に惹かれるかと肝を冷やしたか知りません。

その後、歓迎会でした。
よりによって、新しく来られた教頭の隣でした。
いろいろお話を聞けたのでタメになったのですが、
なにせ体育会教師・・・強引さはハンパないよ。
久々に酔いました。
明日は映画を観に行きます。



2004年04月17日(土) 『朝霧』

先週一週間はまさに校務に追われた一週間。
しかし、金曜日にようやく部名簿(仮)完成まで持ち込み、
来週からはちょっと落ち着いた放課後になりそうです。
この一週間で2K減った体重も元に戻るでしょう。

本日の一作:
・『朝霧』(北村薫/創元推理文庫)

どれだけ待たせれば気が済むんですか、と
何度投書しようと思ったことでしょうか。
ようやく待望の〈私〉シリーズ五作目文庫化です。
〈私〉は大学を卒業し、編集者としての道を歩き出しました。
それでも、あいかわらず博識で、頭が下がる思いです。
学校と家の往復でいっぱいいっぱいの私とは大違いです。
ただし、また本を読みたいなぁ、勉強したいなぁと
私の胸奥にくすぶっていた向学心を引き出してくれました。
今回の作品のキーワードは〈俳諧〉、そして〈忠臣蔵〉。
全く無知のジャンルではないだけに、興味深い・・・
特に、「朝霧」における判じ物については、
〈私〉の祖父の青春時代の甘酸っぱい思い出から、
うまーく現在の〈私〉のほのかな恋心につながっていき、
微笑ましいやら、羨ましいやらで頬が緩みました。
やはり、このシリーズは私のバイブルに違いありません。

本当は〈私〉のように生きてみたいのですが、
現実の私は廊下をバタバタと走り回っては、
他の先生から「葉明先生来ると、すぐ分かるわ」と
失笑される毎日です。もう少し大人になりたい。



2004年04月14日(水) ウルトラマンエクササイズ

今日も学校中を走り回っていました。
おかげで、ちょっと痩せました。
いや、やつれましたと言うべきかしら。
とりあえず委員会も無事に終わったので〇です。

で、家に帰ったらもう九時を回っていまして、
久しぶりにトリビアの泉を観ました。
ウルトラマンファミリーが踊っていました。
ものすごく面白かったです。
なぜ、あれがトップにならなかったのかしら。

それだけです。



2004年04月13日(火) 兼務校スタート

今日から兼務校での授業もスタート。
二年目である本務校とは違う緊張感がありました。
ただ、昨年と同じ失敗だけはしたくないと思い、
準備はいろいろと考えていきましたよ。

まず、自己紹介。
間違いなく、人前で発表することを嫌がります。
名前と「よろしくお願いします」で終わるでしょう。
じゃあ、作文を書かせるとどうかと言うと、
学校にもよるのでしょうが、あまり信用できません。
ということで、名前作文をいたしました。
普通に作文を書かせるよりも、ずっと面白かったです。
ちょっと成功したようで、嬉しいかぎりです。
また、指示の仕方。
これは昨年ずっと拝読し続けた向山先生のとおり。
指示は全員にすること、一時一指示にすること。
なかなか素直に耳を貸してくれました。
やはり、こちら側がある程度がちっと構えていると、
その雰囲気が生徒に伝わるようです。
ともかく一年間頑張りましょう。

本務校の校務は今が第一次ピークです。
早くゴールデンウィークが来ればいいなぁ。



2004年04月11日(日) NO!

今日は午後から学校で勤務。
なにせ明日は5時間授業が詰まっているわけですから、
早めに準備をしておかないと何があるか分かりません。
それでも、コレで安心だということはありません。
やはり一番初めの授業というものは緊張するものです。
ベテランの先生方になると、平気になるのかしら?

16時に一応作業を完了させ、帰宅しようとしたところ、
K先生とばったり遭遇、そのままお茶をすることに。
教員2人が集まると、何だか愚痴っぽくて困っちゃう。
今日は「NO」と言うことについて意見を戦わせました。
基本的に、舞い込んできた仕事に「NO」は言いません。
仕事を任せようと思っていただいたことには感謝です。
でも、実は「NO」って言いたい時だってあります。
過大評価されても困るよって思う時だってあります。
そういう時に「実は「NO」って言いたかったの」と
言える相手がいれば満足だ・・・と私は言いました。

先生によっては、「NO」と言う勇気も必要だと言います。
書類仕事の場合は「NO」と言えることもあるかもしれません。
ただ、生徒が関与している場合、「NO」とは言えないでしょう。
そうやって、私は今年もブラスをやるんだろうな・・・
ちょっぴり切ない今日この頃です。



2004年04月09日(金) 部紹介・歓迎会

まずは本務校での部紹介の話から。
昨年は来たばっかりだったということもあり、
全くタッチしていなかった行事に関与しました。
一年生の前で各部が実技を交えつつ、紹介するというもの。
なにせ段取りが悪いものだから・・・イライラ。
もっとうまくやれるのにと思いつつも、
諸先生方がそれぞれに違った指示を出すから、
生徒もおろおろしているし、一年生はしらけています。
それでも無難に終わったほうだと言えますが。

授業のほうは古典を一つ。
やはり最初が肝心だろうと思い、ガツンと一発。
「単位が危なくなっても補習は一切しません」
やはり、この言葉が一番響いたみたいですね(苦笑)
そうならないよう、是非頑張ってほしいものです。

で、今日は逃げ出すように本務校を後にし、
兼務校の歓迎会に参加をしました。
兼務校も本務校に負けず劣らずテンションが高いです。
本当は一次会で帰るつもりだったのに、
恩師に「お前は来い」と手をひかれて、えぇぇ・・・
結局、デュエットまでして帰ってきました。
やはり恩師の誘いは蔑ろにはできませんからね。
でも、いろいろタメになる話も聞けたのでよしとしましょう。



2004年04月06日(火) 春は出会いの季節ですね

今日、初めて部活に新1年生が見学にきました。
もう部員が舞い上がる、舞い上がる・・・
おそらく1年生は引いていたと思われます。
でも、礼儀正しく挨拶をし、帰っていきました。
このまま育ってくださいね・・・
1ヶ月後もこのままでいてくださいね・・・お願い。

今日は明日の職員会議に備えての課会がありました。
が、その前に教頭から電話がかかってきました。
「新しく講師の先生がきましたから、よろしく」
現在、腰痛で静養している生徒会課長の代理ですから、
当然、机だって生徒会室の課長の机なのですね。
だからって、私もまだ2年目なんですが・・・
そもそも、私、「講師」なのですが?
生徒会室に講師が2人だけって、それでいいんですか?
諸々の謎が脳裏をよぎる間に、講師到着。
去年、院を卒業したばかりの男性でした。
可哀想なぐらい緊張していました。
去年の自分を思い出しました(苦笑)

明日は職員会議、明後日からいよいよ学校が始まります。
まだまだ新たな出会いは始まったばかり、
今年はどんな出会いがあるのかちょっと楽しみなのでした。



2004年04月04日(日) 大改造

昨日・今日と続けて学校で生徒会室大改造。
目標は「生徒が気軽に出入りできない部屋」
私は別に生徒との戯れが嫌いなわけではありません。
むしろ、教師の中では好きなほうだと思っています。
でも、ケジメのない関係は嫌いなのです。
特に、生徒会室は生徒のための部屋と勘違いされますが、
ココは職員室なのであって、最低限の礼儀が必要なのです。
今までは課長の方針もあって、やりたい放題でしたが、
今年度はお互いに礼儀をもった関係でいたい・・・
そうN先生に相談し、大改造を教えてもらいました。

結局、口で言うよりも態度で示したほうが確実。
いつも整然とした雰囲気が漂っていれば、
生徒だっておのずと気づく・・・はず?
去年はなかなか生徒との距離をつかめずに苦しみましたが、
今年は少しでも良好な距離をつかめるよう頑張ります。
2年目ですべてがうまくいくとも思っていませんし。

★大河感想★
今日は道中のメインイベント「鴨の怒り」でしたね。
部屋割りのミスに立腹した鴨さんの大焚き火大会と
それをうまくなだめて事をまるくおさめる勇さん。
三谷氏がどう描くか非常に興味があったのですが、
今回もうまかったですねー(鴨さんの「あちっ」とか)
何と言っても、勇さん、いよいよ「歳」禁止令を出される!
試衛館面々の役割分担もはっきりしてきましたし、
京入りを前にして、私のテンションも上がっております。



2004年04月03日(土) 『絶対音感』

月曜に兼務校に提出すべき書類を本務校に忘れたのに気づき、
面倒くさいなと思いつつ、取りに行きました。
グラウンドでは、早速、新入学生を招き入れて、
サッカー部が練習試合。ずいぶん熱心なことだと感心。

本日の一作:
・『絶対音感』(最相葉月/小学館)

もうずいぶん前にベストセラーになった一作。
めったに読まないノンフィクション。
ものすごーく丹念に書き込まれていて面白いのですが、
普段、読みなれていないだけに、非常に脳が疲労します。

私は吹奏楽部に所属していましたが、音感は鈍いです。
打楽器だからいいやと訓練を怠ったためだと反省しています。
よほどずれれば分かりますが、多少のピッチのズレに気づけません。
でも、友人には絶対音感の持ち主がいました。
彼は木をコンと叩くだけで、楽々と音名を言い当てました。
練習はほとんどしないのに、見事にファゴットを弾きこなしました。
そして、他人の音程には神経質なまでにうるさい男でした。
そんな彼に、劣等感を抱いた人間はたくさんいたでしょう。
よくも悪くも目立つヤツだったので、敵もたくさんいました。

現在、生徒の中にも絶対音感を持つ者が多少存在します。
彼女達を見ていると、ぼんやりと彼を思い出します。
共通するのは、生きにくそうな生き方をするなということ。
絶対音感があるからというわけではないのでしょうが、
やはり神経が繊細なのかなと思わざるを得ないのです。

本の感想というよりも思い出話になってしまったかな。



2004年04月02日(金) 顔合わせ

今日は兼務校に挨拶をしに行くことに。
本当は昨日行くはずだったのですが、
どうしても本務校での業務が終了しなかったのです。
他の講師の先生方は昨日来ていたらしく、
非常に肩身が狭い・・・恐縮です。

国語科は教諭6人+非常勤1人+私。
特に、主任が優しそうなので安心しました。
(相談室の室長というのも納得の温和さ)
2年生の現代文を2クラス受け持つことになり、
本務校で現代文を持てなかったので、ちょっと嬉しい。
早速、教科書をいただいて帰りました。

で、帰り際。
実は、職員室内にどこかで見た顔の男性がいたのです。
しかも、あっちもものすごく私を気にしている・・・

「葉明か? どっかで見たと思ったら」

やっぱり〜〜〜、母校の数学の先生だ〜〜。
授業を受け持ってもらったことはなかったので、
先生が私の名前を覚えていたことには驚きましたが。
いつか、自分の恩師と一緒の職場に立てるといいなと
思っていたのですが、半分叶ってしまいました(笑)

午後は本務校で資料作成に勤しんで一日終了。
さすがに二年目は一年目のように大目に見てはもらえません。



2004年04月01日(木) 仕事始め&送別会

いよいよ二年目がスタートしました。
校務分掌は変わらず、生徒会。
おそらく部活も変わらず、吹奏楽部でしょう。
ただし、生徒会課長が腰痛のため一ヶ月休職、
なんだか先行き不安なスタートです。

送別会ではお世話になった先生方と最後のお別れ。
またどこかで逢うこともあるかもしれません。
その時に少しは立派な自分を見せられるように、
私は私の場所で頑張ろうと思います。


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葉明 [MAIL] [当世高校教師気質��]

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