いよいよ卯月も終わりです。 なぜ、今月後半は日記が書けなかったのかといえば、 ちょっとした理由があって精神的に参っていたのです。 私がもっと経験値の高い教師であれば・・・ 少なくとも正式な教員であればうまくやれたのかも。 しかし、現実の私はまだ二年目のペーペー臨任講師で、 他人を思いやる余裕もなかったということです。 本当に申し訳ないことです。
今日は遠足でした。 ふらふらする生徒を引率するのは至難の業です。 歩くだけならば、全然楽ちんなですけどね・・・ ともかく全員が無事で終了できたことが何よりです。 何度車に惹かれるかと肝を冷やしたか知りません。
その後、歓迎会でした。 よりによって、新しく来られた教頭の隣でした。 いろいろお話を聞けたのでタメになったのですが、 なにせ体育会教師・・・強引さはハンパないよ。 久々に酔いました。 明日は映画を観に行きます。
先週一週間はまさに校務に追われた一週間。 しかし、金曜日にようやく部名簿(仮)完成まで持ち込み、 来週からはちょっと落ち着いた放課後になりそうです。 この一週間で2K減った体重も元に戻るでしょう。
本日の一作: ・『朝霧』(北村薫/創元推理文庫)
どれだけ待たせれば気が済むんですか、と 何度投書しようと思ったことでしょうか。 ようやく待望の〈私〉シリーズ五作目文庫化です。 〈私〉は大学を卒業し、編集者としての道を歩き出しました。 それでも、あいかわらず博識で、頭が下がる思いです。 学校と家の往復でいっぱいいっぱいの私とは大違いです。 ただし、また本を読みたいなぁ、勉強したいなぁと 私の胸奥にくすぶっていた向学心を引き出してくれました。 今回の作品のキーワードは〈俳諧〉、そして〈忠臣蔵〉。 全く無知のジャンルではないだけに、興味深い・・・ 特に、「朝霧」における判じ物については、 〈私〉の祖父の青春時代の甘酸っぱい思い出から、 うまーく現在の〈私〉のほのかな恋心につながっていき、 微笑ましいやら、羨ましいやらで頬が緩みました。 やはり、このシリーズは私のバイブルに違いありません。
本当は〈私〉のように生きてみたいのですが、 現実の私は廊下をバタバタと走り回っては、 他の先生から「葉明先生来ると、すぐ分かるわ」と 失笑される毎日です。もう少し大人になりたい。
| 2004年04月14日(水) |
ウルトラマンエクササイズ |
今日も学校中を走り回っていました。 おかげで、ちょっと痩せました。 いや、やつれましたと言うべきかしら。 とりあえず委員会も無事に終わったので〇です。
で、家に帰ったらもう九時を回っていまして、 久しぶりにトリビアの泉を観ました。 ウルトラマンファミリーが踊っていました。 ものすごく面白かったです。 なぜ、あれがトップにならなかったのかしら。
それだけです。
今日から兼務校での授業もスタート。 二年目である本務校とは違う緊張感がありました。 ただ、昨年と同じ失敗だけはしたくないと思い、 準備はいろいろと考えていきましたよ。
まず、自己紹介。 間違いなく、人前で発表することを嫌がります。 名前と「よろしくお願いします」で終わるでしょう。 じゃあ、作文を書かせるとどうかと言うと、 学校にもよるのでしょうが、あまり信用できません。 ということで、名前作文をいたしました。 普通に作文を書かせるよりも、ずっと面白かったです。 ちょっと成功したようで、嬉しいかぎりです。 また、指示の仕方。 これは昨年ずっと拝読し続けた向山先生のとおり。 指示は全員にすること、一時一指示にすること。 なかなか素直に耳を貸してくれました。 やはり、こちら側がある程度がちっと構えていると、 その雰囲気が生徒に伝わるようです。 ともかく一年間頑張りましょう。
本務校の校務は今が第一次ピークです。 早くゴールデンウィークが来ればいいなぁ。
今日は午後から学校で勤務。 なにせ明日は5時間授業が詰まっているわけですから、 早めに準備をしておかないと何があるか分かりません。 それでも、コレで安心だということはありません。 やはり一番初めの授業というものは緊張するものです。 ベテランの先生方になると、平気になるのかしら?
16時に一応作業を完了させ、帰宅しようとしたところ、 K先生とばったり遭遇、そのままお茶をすることに。 教員2人が集まると、何だか愚痴っぽくて困っちゃう。 今日は「NO」と言うことについて意見を戦わせました。 基本的に、舞い込んできた仕事に「NO」は言いません。 仕事を任せようと思っていただいたことには感謝です。 でも、実は「NO」って言いたい時だってあります。 過大評価されても困るよって思う時だってあります。 そういう時に「実は「NO」って言いたかったの」と 言える相手がいれば満足だ・・・と私は言いました。
先生によっては、「NO」と言う勇気も必要だと言います。 書類仕事の場合は「NO」と言えることもあるかもしれません。 ただ、生徒が関与している場合、「NO」とは言えないでしょう。 そうやって、私は今年もブラスをやるんだろうな・・・ ちょっぴり切ない今日この頃です。
まずは本務校での部紹介の話から。 昨年は来たばっかりだったということもあり、 全くタッチしていなかった行事に関与しました。 一年生の前で各部が実技を交えつつ、紹介するというもの。 なにせ段取りが悪いものだから・・・イライラ。 もっとうまくやれるのにと思いつつも、 諸先生方がそれぞれに違った指示を出すから、 生徒もおろおろしているし、一年生はしらけています。 それでも無難に終わったほうだと言えますが。
授業のほうは古典を一つ。 やはり最初が肝心だろうと思い、ガツンと一発。 「単位が危なくなっても補習は一切しません」 やはり、この言葉が一番響いたみたいですね(苦笑) そうならないよう、是非頑張ってほしいものです。
で、今日は逃げ出すように本務校を後にし、 兼務校の歓迎会に参加をしました。 兼務校も本務校に負けず劣らずテンションが高いです。 本当は一次会で帰るつもりだったのに、 恩師に「お前は来い」と手をひかれて、えぇぇ・・・ 結局、デュエットまでして帰ってきました。 やはり恩師の誘いは蔑ろにはできませんからね。 でも、いろいろタメになる話も聞けたのでよしとしましょう。
| 2004年04月06日(火) |
春は出会いの季節ですね |
今日、初めて部活に新1年生が見学にきました。 もう部員が舞い上がる、舞い上がる・・・ おそらく1年生は引いていたと思われます。 でも、礼儀正しく挨拶をし、帰っていきました。 このまま育ってくださいね・・・ 1ヶ月後もこのままでいてくださいね・・・お願い。
今日は明日の職員会議に備えての課会がありました。 が、その前に教頭から電話がかかってきました。 「新しく講師の先生がきましたから、よろしく」 現在、腰痛で静養している生徒会課長の代理ですから、 当然、机だって生徒会室の課長の机なのですね。 だからって、私もまだ2年目なんですが・・・ そもそも、私、「講師」なのですが? 生徒会室に講師が2人だけって、それでいいんですか? 諸々の謎が脳裏をよぎる間に、講師到着。 去年、院を卒業したばかりの男性でした。 可哀想なぐらい緊張していました。 去年の自分を思い出しました(苦笑)
明日は職員会議、明後日からいよいよ学校が始まります。 まだまだ新たな出会いは始まったばかり、 今年はどんな出会いがあるのかちょっと楽しみなのでした。
昨日・今日と続けて学校で生徒会室大改造。 目標は「生徒が気軽に出入りできない部屋」 私は別に生徒との戯れが嫌いなわけではありません。 むしろ、教師の中では好きなほうだと思っています。 でも、ケジメのない関係は嫌いなのです。 特に、生徒会室は生徒のための部屋と勘違いされますが、 ココは職員室なのであって、最低限の礼儀が必要なのです。 今までは課長の方針もあって、やりたい放題でしたが、 今年度はお互いに礼儀をもった関係でいたい・・・ そうN先生に相談し、大改造を教えてもらいました。
結局、口で言うよりも態度で示したほうが確実。 いつも整然とした雰囲気が漂っていれば、 生徒だっておのずと気づく・・・はず? 去年はなかなか生徒との距離をつかめずに苦しみましたが、 今年は少しでも良好な距離をつかめるよう頑張ります。 2年目ですべてがうまくいくとも思っていませんし。
★大河感想★ 今日は道中のメインイベント「鴨の怒り」でしたね。 部屋割りのミスに立腹した鴨さんの大焚き火大会と それをうまくなだめて事をまるくおさめる勇さん。 三谷氏がどう描くか非常に興味があったのですが、 今回もうまかったですねー(鴨さんの「あちっ」とか) 何と言っても、勇さん、いよいよ「歳」禁止令を出される! 試衛館面々の役割分担もはっきりしてきましたし、 京入りを前にして、私のテンションも上がっております。
月曜に兼務校に提出すべき書類を本務校に忘れたのに気づき、 面倒くさいなと思いつつ、取りに行きました。 グラウンドでは、早速、新入学生を招き入れて、 サッカー部が練習試合。ずいぶん熱心なことだと感心。
本日の一作: ・『絶対音感』(最相葉月/小学館)
もうずいぶん前にベストセラーになった一作。 めったに読まないノンフィクション。 ものすごーく丹念に書き込まれていて面白いのですが、 普段、読みなれていないだけに、非常に脳が疲労します。
私は吹奏楽部に所属していましたが、音感は鈍いです。 打楽器だからいいやと訓練を怠ったためだと反省しています。 よほどずれれば分かりますが、多少のピッチのズレに気づけません。 でも、友人には絶対音感の持ち主がいました。 彼は木をコンと叩くだけで、楽々と音名を言い当てました。 練習はほとんどしないのに、見事にファゴットを弾きこなしました。 そして、他人の音程には神経質なまでにうるさい男でした。 そんな彼に、劣等感を抱いた人間はたくさんいたでしょう。 よくも悪くも目立つヤツだったので、敵もたくさんいました。
現在、生徒の中にも絶対音感を持つ者が多少存在します。 彼女達を見ていると、ぼんやりと彼を思い出します。 共通するのは、生きにくそうな生き方をするなということ。 絶対音感があるからというわけではないのでしょうが、 やはり神経が繊細なのかなと思わざるを得ないのです。
本の感想というよりも思い出話になってしまったかな。
今日は兼務校に挨拶をしに行くことに。 本当は昨日行くはずだったのですが、 どうしても本務校での業務が終了しなかったのです。 他の講師の先生方は昨日来ていたらしく、 非常に肩身が狭い・・・恐縮です。
国語科は教諭6人+非常勤1人+私。 特に、主任が優しそうなので安心しました。 (相談室の室長というのも納得の温和さ) 2年生の現代文を2クラス受け持つことになり、 本務校で現代文を持てなかったので、ちょっと嬉しい。 早速、教科書をいただいて帰りました。
で、帰り際。 実は、職員室内にどこかで見た顔の男性がいたのです。 しかも、あっちもものすごく私を気にしている・・・
「葉明か? どっかで見たと思ったら」
やっぱり〜〜〜、母校の数学の先生だ〜〜。 授業を受け持ってもらったことはなかったので、 先生が私の名前を覚えていたことには驚きましたが。 いつか、自分の恩師と一緒の職場に立てるといいなと 思っていたのですが、半分叶ってしまいました(笑)
午後は本務校で資料作成に勤しんで一日終了。 さすがに二年目は一年目のように大目に見てはもらえません。
いよいよ二年目がスタートしました。 校務分掌は変わらず、生徒会。 おそらく部活も変わらず、吹奏楽部でしょう。 ただし、生徒会課長が腰痛のため一ヶ月休職、 なんだか先行き不安なスタートです。
送別会ではお世話になった先生方と最後のお別れ。 またどこかで逢うこともあるかもしれません。 その時に少しは立派な自分を見せられるように、 私は私の場所で頑張ろうと思います。
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