| 2004年07月22日(木) |
ホリー・ガーデン/江國香織 |
■ホリー・ガーデン/江國香織
仲がいい二人を軸とした物語。特に何も起きることのない生活を描いている。
ただ、この作品は何気ない日常よりは、仲がいいはずの関係のもろさの方が目立った印象がある。あともう一言で修復が不可能になる状態の緊迫感。もしくは、そうでなくても心の中で合ってないんじゃないかと思う瞬間。それが容赦なく書いてあって、読み終わりはあまりよくなかった。
あ、ただ、3人、ひとが居たときに、誰かが気を使われる3人目になる、という所は納得。
■なんといふ空/最相葉月
エッセイ集。それなのに、押し付けがましくない。流れるような昔話。独り言に近いのかもしれない。伝えることが重要なのではなく、書くことが一番重要だという。
そして大阪君。 「好きなように生きたらええんとちゃいますか、はあ」
難しくて、切ないね。
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大阪君は「ココニイルコト」という映画の原案になったみたいです。
忘れそうなのでとりあえず。
■バッテリー�供燭△気里△弔�
若いからこそ生まれる自信と、へんに取り繕う部分。そんなものが書いてある。 個人的には主人公のような自信家は苦手。
■インコは戻ってきたか/篠田節子
文から出てくる雰囲気がぴしっとしてた。 無駄なハッピーエンドではないところがまたいい。
■落下する夕方/江國香織
すごく、らしい。 この人の作品はさっぱりしてるときとべたついてるときの差が激しいよなあ。
■すべての雲は銀の・・・/村山由佳
なさそうでありそうな日常。 ありそうでなさそうな日常。 見てる視点が自然で、当たり前のように感じさせる。
■体は全部知っている/吉本ばなな
記憶は脳に残るのだけれど、それ以上に体は覚えていることがあるのかもしれないと思う。そんなことに読んでいて安心する。
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